万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1692 我が恋ふる1551

2015年04月11日 | 万葉短歌

2015-0411-man1692
万葉短歌1692 我が恋ふる1551

我が恋ふる 妹は逢はさず 玉の浦に
衣片敷き ひとりかも寝む  柿本人麻呂

1551     万葉短歌1692 ShuE071 2015-0411-man1692

あがこふる いもはあはさず たまのうらに
  ころもかたしき ひとりかもねむ

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名なし。09-1709 歌左注参照。
【編者注】題詞は、「紀伊国作歌二首」、その第1首。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第29首。
【訓注】我が恋ふる(あがこふる=吾恋)。妹は逢はさず(いもはあはさず=妹相佐受)。玉の浦(たまのうら=玉浦)[和歌山市玉津島神社辺?]。衣片敷き(ころもかたしき=衣片敷)。ひとりかも寝む(ひとりかもねむ=一鴨将寐)。



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