2018-1004-man2962
万葉短歌2962 白栲の2774
白栲の 袖離れて寝る ぬばたまの
今夜は早も 明けなば明けなむ ○
2774 万葉短歌2962 ShuF567 2018-1004-man2962
□しろたへの そでかれてぬる ぬばたまの
こよひははやも あけなばあけなむ
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第99首。男。
【訓注】白栲(しろたへ=白細)。袖離れて寝る(そでかれてぬる=袖不数而宿)[「<不数>は重ねない、繰り返さない」]。ぬばたま(烏玉)。