万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3695 昔より3432

2020年08月22日 | 万葉短歌

2020-0822-man3695
万葉短歌3695 昔より3432

昔より 言ひ来ることの 韓国の
からくもここに 別れするかも  六鯖

3432     万葉短歌3695 ShuH203 2020-0822-man3695

□むかしより いひけることの からくにの
  からくもここに わかれするかも
〇六鯖(りくせい)=「『続日本紀』天平宝字八年(764)一月七日の条に<授正六位上六人部連鯖麻呂外従五位下>とある六人部連鯖麻呂の略記と見、大陸の人に擬したもので音読されたもの・・・」。『万葉集事典』では、「りくせい」見出しがなく、「むさば」見出しに入る。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第118首。雪連宅満への第三挽歌群の「反歌二首」の第1。男。
【訓注】昔より(むかしより=牟可之欲里)。言ひ来ること(いひけること=伊比祁流許等)。韓国(からくに=可良久尓)。



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