2015-0919-man1873
万葉短歌1873 いつしかも1709
いつしかも この夜の明けむ うぐひすの
木伝ひ散らす 梅の花見む ○
1709 万葉短歌1873 ShuE299 2015-0919-man1873
□いつしかも このよのあけむ うぐひすの
こづたひちらす うめのはなみむ
○=未詳。
【編者注】「詠花」(1854~73、20首)の第20首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第62首。
【訓注】いつしかも(何時鴨)。うぐひす(鸎)。木伝ひ散らす(こづたひちらす=木伝落)。