2021-0313-man3898
万葉短歌3898 大船の3623
大船の 上にし居れば 天雲の
たどきも知らず 歌乞はむ我が背 ○
3623 万葉短歌3898 ShuI022 2021-0313-man3898
□おほぶねの うへにしをれば あまくもの
たどきもしらず うたこはむわがせ
○=作者未詳。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第9首。旅人傔従等羇旅悲傷歌十首の第9首(ただし、依拠本の付番は6)。
【訓注】大船(おほぶね)。天雲(あまくも=安麻久毛)。たどき(多度伎)。歌乞はむ(うたこはむ=歌乞)[「難訓」]。我が背(わがせ=和我世)[「皆さん、の意。・・・歌の座の人に<我が背>などと呼びかけ・・・」。20-4448伊麻世和我勢故(いませわがせこ)、-4504伎末勢和我世古(きませわがせこ)]。
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