万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3101 紫は2913

2019年03月03日 | 万葉短歌

2019-0303-man3101

*** 万葉集 巻12 問答歌の部(3101-3126、26首) 始 ***

万葉短歌3101 紫は2913

紫は 灰さすものぞ 海石榴市の
八十の衢に 逢へる子や誰れ  

2913     万葉短歌3101 ShuF689 2019-0303-man3101

むらさきは はひさすものぞ つばきちの
  やそのちまたに あへるこやたれ
=出典未詳。
【編者注】問答歌(3101-3126、26首)の第1首。男。
【訓注】紫は 灰さすものぞ(むらさきは はひさすものぞ=紫者 灰指物曽)[「紫染めの媒染剤に海石榴の灰汁(あく)を用いた」]。海石榴市(つばきち)[12-2951海石榴市]。八十の衢(やそのちまた=八十街)[下記注]。
【編者注-街、衢、巷】街衢(四通八達の街路。街道)、街巷阡陌、通衢(大路)、大街小巷、巷道、ほか関連熟語多数。(『漢典』)



最新の画像もっと見る