2017-0715-man2533
万葉短歌2533 面忘れ2345
面忘れ いかなる人の するものぞ
我れはしかねつ 継ぎてし思へば ○
2345 万葉短歌2533 ShuF203 2017-0715-man2533
□おもわすれ いかなるひとの するものぞ
われはしかねつ つぎてしおもへば
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第17首。女。
【訓注】面忘れ(おもわすれ=面忘)[11-2574面忘 太尓毛得為也登(おもわすれ だにもえすやと)、-2591終八子等 面忘南(つひにやこらが おもわすれなむ)、-2829著者也君之 面忘而有(きればやきみが おもわすれたる)、など]。我れは(われは=言者)[<「言」は「我」の意>]。
【原文】11-2533 面忘 何有人之 為物焉 言者為金津 継手志念者 作者未詳