万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3998 我がやどの3714

2021年06月14日 | 万葉短歌

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万葉短歌3998 我がやどの3714

我がやどの 花橘を 花ごめに
玉にぞ我が貫く 待たば苦しみ  石川水通

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□わがやどの はなたちばなを はなごめに
  たまにぞあがぬく またばくるしみ
○石川水通(いしかはの みみち)=「伝未詳。ほかに歌もない」。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第109首。四月二十六日大伴家持餞宴古歌四首の第4首。さらに題詞に、「石河朝臣水通橘歌一首」。左注に、「右一首伝誦(でんしょうして)主人(あろじ)大伴宿祢池主云尓(しかいふ)」。
【訓注】我がやど(わがやど=和我夜度)。花橘(はなたちばな)。花ごめに(はなごめに=波奈其米尓)[「花もろともに、の意か」]。我が貫く(あがぬく=安我奴久)。



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