2019-0828-man3341
万葉短歌3341 家人の3088
家人の 待つらむものを つれもなき
荒磯をまきて 臥せる君かも 〇
3088 万葉短歌3341 ShuG245 2019-0828-man3341
□いへびとの まつらむものを つれもなき
ありそをまきて ふせるきみかも
〇=出典未詳。
【編者注】挽歌(3324-3347、24首)の第18首。男。3339番歌(或本長歌)への第二反歌。
【訓注】家人(いえへびと)。つれもなき(津煎裳無)[「死者を悼む心から死者のいる場所を貶めていったもの。」 02-0167(長歌)由縁母無 真弓乃岡尓(つれもなき まゆみのをかに)、-0187所由無 佐太乃岡辺尓(つれもなき さだのをかへに)、など]。臥せる君(ふせるきみ=偃有公)。
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