万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3619 磯の間ゆ3363

2020年06月13日 | 万葉短歌

2020-0613-man3619
万葉短歌3619 磯の間ゆ3363

磯の間ゆ たぎつ山川 絶えずあらば
またも相見む 秋かたまけて  〇

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□いそのまゆ たぎつやまがは たえずあらば
  またもあひみむ あきかたまけて
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第42首。男。「安芸国長門島舶泊礒辺作歌五首」の第3首。
【訓注】たぎつ山川(たぎつやまがは=多芸都山河)。秋かたまけて(あきかたまけて=秋加多麻気弖)[「<かたまく>は<片設く>で、一方に偏する、ひたすら待ち設ける、の意」。02-0191春冬片設而(ときかたまけて)、05-0838波流加多麻気弖(はるかたまけて)、など]。