万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3048 み狩する2860

2018年12月30日 | 万葉短歌

2018-1230-man3048
万葉短歌3048 み狩する2860

み狩する 雁羽の小野の 櫟柴の
なれはまさらず 恋こそまされ  

2860     万葉短歌3048 ShuF642 2018-1230-man3048

みかりする かりはのをのの ならしばの
 なれはまさらず こひこそまされ
=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第85首。女。
【訓注】み狩(みかり=御獦)[下記注]。雁羽(かりは=鴈羽)[所在未詳]。櫟(なら)[下記注]。
【編者注-獦】「漢典」(既出)は異体字として、「獵猲」などを挙げる。
【編者注-櫟】ここでは「なら」。現代訓は「くぬぎ、いちい、いちいがし」。