万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3024 妹が目を2836

2018年12月06日 | 万葉短歌

2018-1206-man3024
万葉短歌3024 妹が目を2836

妹が目を 見まく堀江の さざれ波
しきて恋ひつつ ありと告げこそ  

2836     万葉短歌3024 ShuF622 2018-1206-man3024

いもがめを みまくほりえの さざれなみ
 しきてこひつつ ありとつげこそ
=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第61首。男。
【訓注】堀江(ほりえ=欲江)。さざれ波(さざれなみ=小浪)。しきて(敷而)[09-1729敷弖志所念(しきてしおもほゆ)、11-2596(旋)敷而耳八方(しきてのみやも)、-2643敷而毛君乎(しきてもきみを)、など]。