2015-0701-man1788
万葉短歌1788 布留山ゆ1631
布留山ゆ 直に見わたす 都にぞ
寐も寝ず恋ふる 遠くあらなくに 笠金村
1631 万葉短歌1788 ShuE206 2015-0701-man1788
□ふるやまゆ ただにみわたす みやこにぞ
いもねずこふる とほくあらなくに
○笠金村(かさの かなむら)=原文は無記名。09-1789 左注による。02-0231、03-0364歌参照。
【編者注】題詞は「反歌」第一。「相聞(09-1766~1794 二十九首)」の第23首。前歌(長歌)の題詞読下しは、「天平元年己巳(つちのとみ)の冬の十二月の歌一首 并せて短歌」。
【訓注】布留山(ふるやま=振山)[平城京南、石上神社辺。03-0442、04-0501、-0664、07-1313、09-1768など]。都(みやこ=京)。寐も寝ず(いもねず=寐不宿)。
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