万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1517 味酒1382

2014年10月12日 | 万葉短歌

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万葉短歌1517 味酒1382

味酒 三輪の社の 山照らす
秋の黄葉の 散らまく惜しも  長屋王

1382     万葉短歌1517 ShuD571 2014-1012-man1517

うまさけ みわのやしろの やまてらす
  あきのもみちの ちらまくをしも
長屋王(ながやの おほきみ)=01-0075歌参照。
【編者注】題詞は「長屋王歌一首」。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第7首。
【訓注】味酒(うまさけ)[下記注]。三輪の社(みわのやしろ=三輪乃社)[奈良県桜井市三輪山]。黄葉(もみち)。
【編者注-味酒】神山の枕詞、表記「味酒」は、01-0017(三輪山)、04-0712(三輪)、07-1094(三室山)、08-1517(三輪)、11-2512(三室山)、13-3266(神奈備山)。訓はいずれも「うまさけ」。