万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1246 志賀の海人の1141

2014年02月01日 | 万葉短歌

2014-0201-man1246
万葉短歌1246 志賀の海人の1141

志賀の海人の 塩焼く煙 風をいたみ
立ちは上らず 山にたなびく  

1141     万葉短歌1246 ShuD194 2014-0201-man1246

しかのあまの しほやくけぶり かぜをいたみ
  たちはのぼらず やまにたなびく
=未詳。作者名・脚注のいずれもない。
【編者注】題詞は「羈旅作」。全90首(1161~1250)の第86首(補正歌順86、第1161歌参照)。左注に読下し「右の件(くだり)の歌は、古集の中に出づ。」依拠本は「古集」は古歌集とは別の羈旅歌集であり、この「件」の範囲は「1130以下117首」と見る。
【訓注】志賀の海人(しかのあま=之加乃白水郎)[1245]。塩焼く煙(しほやくけぶり=焼塩煙)。いたみ(疾)。たなびく(軽引)。
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