今回紹介する絵本はチベットの民話です。
むかし、チベットのプラ国に勇敢で心のやさしいアチョという名の王子がいました。
そのころのプラ国では、食べ物といえば、ヤクや羊の乳と肉以外にはなにもありませんでした。
けれども、山の神のところには、おいしい食べ物ができる穀物のタネがあるという言い伝えがありました。
この話を聞いた王子はこの食べ物を国中の人々に食べさせたいと思い、山の神のところにでかける決心を
しました。ところが・・・・
・書名 『犬になった王子』 チベットの民話
・君島久子 文 後藤 仁 絵
・出版社 岩波書店 2013年11月初版 \1800+税
・グレード 小学校低学年~
このお話は中国四川省のアバ・チベット族チャン族自治州のマルカン一帯に伝承しているものです。作者の
君島久子さんは、文化大革命後訪中した際、当時はまだチベット地区には入れず、成都にある大学のチベット族
の学生からこの民話を聞いたそうです。
とても美しい絵と文で、『王様と九人のきょうだい』の絵本のようにいつまでも読み継がれていくことでしょう。
むかし、チベットのプラ国に勇敢で心のやさしいアチョという名の王子がいました。
そのころのプラ国では、食べ物といえば、ヤクや羊の乳と肉以外にはなにもありませんでした。
けれども、山の神のところには、おいしい食べ物ができる穀物のタネがあるという言い伝えがありました。
この話を聞いた王子はこの食べ物を国中の人々に食べさせたいと思い、山の神のところにでかける決心を
しました。ところが・・・・
・書名 『犬になった王子』 チベットの民話
・君島久子 文 後藤 仁 絵
・出版社 岩波書店 2013年11月初版 \1800+税
・グレード 小学校低学年~
このお話は中国四川省のアバ・チベット族チャン族自治州のマルカン一帯に伝承しているものです。作者の
君島久子さんは、文化大革命後訪中した際、当時はまだチベット地区には入れず、成都にある大学のチベット族
の学生からこの民話を聞いたそうです。
とても美しい絵と文で、『王様と九人のきょうだい』の絵本のようにいつまでも読み継がれていくことでしょう。