さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

三月十日

2010-03-11 20:49:27 | ひとこと
 昨日三月十日は我々日本人にとって忘れてはならない広島原爆の被害に匹敵する
東京大空襲があった日。

あの日から65年もの年月がたち、今私たちの暮らしを考えると、あの混乱の時代を
懸命に生き抜いた人々とは比べようもなくなんと平和なことか。

世界に目を向けると、今もあちらこちらで戦争や紛争がおきている。

昨日、調布文化会館で「忘れてはいけない 東京大空襲」と題した東京大空襲65周年記念
公演が催された。

公演は 1部 音と言葉のドキュメント「消えない傷痕」
     2部 マンガで綴るラジオドラマ「ホタルおばさんの歌」
     3部 合唱朗読劇「水と火と空と」
と3部構成で、どの部も出演者の方々が真剣に精いっぱい演じていて、この公演を見る者一人ひとりの胸にずしんを響いてきたように思った。

日本は、かの大戦で世界で唯一の被爆国で大きな被害を受けた国。

でも一方では中国、朝鮮そしてアジアの国々に対して大きな被害を与えた国でもある。

かつての戦争を風化させないためにも、我々は戦争を知らない世代に命と平和の大切さ
を語り伝えていくことが大切であるとしみじみ思った。