卒業まであとわずかとなった3月、春にしては思いがけない雪が降った日の夕方、里央は大の仲よしの遥と寄ったペットショップで少し変わった鳥のヒナをみつけた。そして帰宅途中、遥と別れた里央の耳に突然ドーンという鈍い音が聞こえた。それが遥との永遠の別れとなってしまった。
中学生となった里央は、下校途中にはあのヒナを見に毎日のように遥と通ったペットショップに足を向けた。そこで店の店長から、あの鳥は「ハリスホーク」という猛禽類のタカであると教えられた。
里央は「あのタカを買って飼育したい」を両親に打ち明けると、永い沈黙のあと以外にも買って飼育する許可がでた。そしてお父さんは、訓練次第ではタカは人間の言うとおりに空を飛ぶことも出来る賢い鳥で、日本では昔から「タカ匠」というタカの使い手がいて、自由に飛ばして狩りをさせている」と話してくれた。
・書名『鷹のように帆をあげて』 女子中学生鷹匠になる!
・作者 まはら三桃
・出版社 講談社 2012年1月初版 ¥1400+税
・グレード 小学校高学年~
里央はきっと自分でタカを自由に飛ばすことができたら、どこまでも高く空を飛んで見えない風をつかまえて限りなく空に近づき、きっと遥にも見てもらえるかもしれない!と心の中で考えているのだろうか?
本書の作者はこの作品を執筆するに当たり、実在する女子高生のタカ匠に会っていろいろアドバイスを受けたとのことです。
中学生となった里央は、下校途中にはあのヒナを見に毎日のように遥と通ったペットショップに足を向けた。そこで店の店長から、あの鳥は「ハリスホーク」という猛禽類のタカであると教えられた。
里央は「あのタカを買って飼育したい」を両親に打ち明けると、永い沈黙のあと以外にも買って飼育する許可がでた。そしてお父さんは、訓練次第ではタカは人間の言うとおりに空を飛ぶことも出来る賢い鳥で、日本では昔から「タカ匠」というタカの使い手がいて、自由に飛ばして狩りをさせている」と話してくれた。
・書名『鷹のように帆をあげて』 女子中学生鷹匠になる!
・作者 まはら三桃
・出版社 講談社 2012年1月初版 ¥1400+税
・グレード 小学校高学年~
里央はきっと自分でタカを自由に飛ばすことができたら、どこまでも高く空を飛んで見えない風をつかまえて限りなく空に近づき、きっと遥にも見てもらえるかもしれない!と心の中で考えているのだろうか?
本書の作者はこの作品を執筆するに当たり、実在する女子高生のタカ匠に会っていろいろアドバイスを受けたとのことです。
写真がやっぱり全画面はいりません。縮小してみましたがうまくいきませんので息子にきいてみます。