先日映画「そうかもしれない」を観てきました。
この作品は、老年文学の最高峰といわれた、詩人で
作家の耕治人の私小説を映画化したもので、監督は
保坂延彦です。
主人公は、作家の夫高山治とその妻ヨシ子。この
夫婦には子どもはいないが、肩を寄せ合いながら
平和な毎日を過ごしていた。しかし、妻ヨシ子の
行動に認知症と思われる兆候が少しづつ表れてきた。
治は仕事の傍ら自宅で自ら介護を始めるが、ヨシ子の
症状はますます悪化し、医師からヨシ子はアルツハイマー
であると告げられる。夫の治の介護も限界に達した
時、治の体も癌に侵されていることが解る。その後
妻は特別養護老人ホームに入り、夫は病院に入院する。
静かにゆっくり壊れていく妻を見守る夫を演じたのは
上方落語の桂春団治、認知症の妻を熱演したのはあの
雪村いづみ、まさに迫真の演技でした。
人間だれでもいつかは均等に情け容赦なく老いて
いきますが、思わずこれから迎えるであろう自分の人生を
考えずにはいられませんでした。
私が観た日は、たまたまレディースデーだったのか、
ほとんどの観客が中高年の女性で満席でした。これから
観られる方は忘れずにハンカチの用意を!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
この作品は、老年文学の最高峰といわれた、詩人で
作家の耕治人の私小説を映画化したもので、監督は
保坂延彦です。
主人公は、作家の夫高山治とその妻ヨシ子。この
夫婦には子どもはいないが、肩を寄せ合いながら
平和な毎日を過ごしていた。しかし、妻ヨシ子の
行動に認知症と思われる兆候が少しづつ表れてきた。
治は仕事の傍ら自宅で自ら介護を始めるが、ヨシ子の
症状はますます悪化し、医師からヨシ子はアルツハイマー
であると告げられる。夫の治の介護も限界に達した
時、治の体も癌に侵されていることが解る。その後
妻は特別養護老人ホームに入り、夫は病院に入院する。
静かにゆっくり壊れていく妻を見守る夫を演じたのは
上方落語の桂春団治、認知症の妻を熱演したのはあの
雪村いづみ、まさに迫真の演技でした。
人間だれでもいつかは均等に情け容赦なく老いて
いきますが、思わずこれから迎えるであろう自分の人生を
考えずにはいられませんでした。
私が観た日は、たまたまレディースデーだったのか、
ほとんどの観客が中高年の女性で満席でした。これから
観られる方は忘れずにハンカチの用意を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)