幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

間仕切り

2011年02月14日 | 家づくり
部屋を仕切る壁を間仕切り壁といいます。

最近の住宅は断熱性、気密性に優れていることから
間仕切りを極力減らして、家中どの部屋も温度差が
できないような間取りにしています。

そのことにより、冬場によく起きるヒートショックとよばれる
現象を防ぐことができます。
これは人が部屋を移動した時に、急激な温度変化による血圧の
上昇等により脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことをいいます。

また、間仕切りを減らすことで建築コストは下がりますし、
将来のライフスタイルに応じて仕切ったり、オープンにしたりと
部屋同士のつながりの自由度が増します。

耐震性を考えれば壁は多い方が良いのですが
外壁まわりに耐力面材とよばれるパネル
(筋かいに代わるもの)を用いると、内部の耐震壁を
減らすことができます。

その他、人の気配も感じ取りやすくなって
家族間のコミュニケーションを高める効果も
期待できますね。
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