A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

LEE MORGAN vol.3

2007-02-10 | MY FAVORITE ALBUM
ビ・バップの立役者、DIZZY GILLESPIEは50年代になってBIG BANDを何度も編成していた。そのメンバーの中には、後のモダンジャズの表舞台でスターになるプレーヤーが何人も在籍していた。
WYNTON KELLYも、1957年当時はこのGILLESPIEのビッグバンドの一員だった。

その時のメンバーが、GILLESPIEのバンドとは別に吹き込んだアルバムは何枚かあるが、これもその一枚。
Lee Morganがリーダーのブルーノート1500番台の一枚だ。

今から30年以上前、大学を卒業し緊張しながら会社に入った時、このブルーノートの1500番代はすべて持っていると自慢げに語っていたJAZZ好きの会社の上司がいた。
何となく社会人になってもJAZZの話ができるのかと、安心した気持ちになったものだ。この先輩のこだわりはハードバップ。気紛れで色々聞いていた私とは、同じJAZZの話しをしても、話しが合うような、合わないような感じであった。

という訳で自分はブルーノートの定番アルバムはあまり持っていない。
この一枚は、「IREMEMBER CRIFFORD」一曲が好きで買い求めた一枚。
リーダーのLEE MORGANは、この録音当時若干18歳。やはり若くして天才だったのだろう。KELLYも26歳。他にも、その時のGillespieのバンドから参加したメンバーが何人かいるが、当時は新進気鋭の若者達だ。
「I remember Crifford」を始めとして、曲とアレンジはGOLSON。彼のアルバムといってもいいかもしれない。プレーだけでなく、彼の曲にも好きなものが多い。

LEE MORGANのJAZZ MESSENGERSでの演奏の「I REMEMBER CLIFFORD」はこちらで観れる。


HASAAN’S DREAM
DOMINGO
I REMEMBER CRIFFORD
MESABI CHANT
TIP-TOEING

LEE MORGAN (tp)
GIGI GRYCE (as)
BENNT GOLSON (ts)
WYINTON KELLY (p)
PAUL CHANBERS(b)
CHARLIE PERSHIP (ds)

Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, March 24, 1957
コメント
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