週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

滑川渓谷 お気に入りの仲間入り

2011年11月29日 | 自然写真 滝

11月27日 西山興隆寺・惣川内神社・金毘羅寺 のつづきです。

惣川内神社を出て、向かったのは滑川渓谷。ここは、冬のつららが有名で、なかちゃんやKurenaikaiさんの会話に良く出てくる場所である。KAWAさんが最近のブログで取り上げておられたので、この時期に一度訪問してみようと思った。

R11から標識に従って県道302号へ。時折対向するのが難しいほど狭くなる道を、約7km。道前道後第二発電所の脇を通り更に奥へ。

201111271125_221 写真は、途中で見かけた紅葉とススキの組み合わせ。ちょっとした空き地になっており、沢の水音も魅力的な場所だった。

少し進んで、民家の間を縫うような曲がりくねった道の先に渓谷の駐車場。7台くらい駐車可能な場所で、私が到着した時点で一台分しか空いていなかった。

到着したのは11時半。この渓谷で昼食をとるつもりなので、スリングバックに水筒とおむすびをいれ、小型三脚を取り付けて、渓谷に入る。

201111271153_228 入ってすぐ、遊歩道の脇に綺麗な滝がある。「前の滝」と呼ばれるものらしいが、はしごを伝って滝前に下りられるようだ。当然、はしごを降りようとすると、下流から上ってくる人がいる。いでたちに見覚えがある。

「まっすーさん?」と声を掛けると、驚いてこちらを振り仰ぐ。まっすーさんと最初に会ったのは徳島の桜滝だったが、香川県の人間がこんなところで合うのも不思議な縁である。

まっすーさんは修理から上がってきたカメラとレンズで滝前に陣取って撮影を始める。私も三脚を取り出し、設定をいろいろ変えながら、シャッターを切る。満足して移動しようとしたが、まっすーさんはまだ動く気配がない。私もひとつの滝で時間を費やす方だが、まっすーさんは更にこだわりの人のようだ。彼がブログにアップする写真が楽しみである。

先に行くよと声を掛け、私は遊歩道に戻る。この先まだまだ見所は多いはず。

なだらかな斜面を流れるかと思えば、深い釜があり、黄色く色づいた木々の中歩いていくのは気持ちがいい。途中にあった小滝は本道からそれるのだが、橋があったので渡って滝前で撮影。

01

竜の尾・箕淵・熊の爪・犬くぐり などと名付けられた場所を過ぎ、渓谷の奥、両側に岸壁がそそり立つ回廊状の場所 「竜の腹」(写真右側)にたどり着く。03_2

201111271249_307 そこから奥を覗き込むようにして見えるのが「奥の滝」

奥の滝に到着したのは12時50分。渓谷の入り口からここまで600mの距離を1時間以上かけて歩いてきたことになる。
02

201111271329_329 正面で構えて撮っていると、竜の腹の脇から降りてくる人がいる。滝の上に回り込むことができ、一興だと言われたので、そちらで食事をすることに決める。脇道をのぼり、奥の滝の滝口を臨める場所でザックを下し、食事にした。

歩いているときは少し暑いくらいだったが、滝の周辺で動きを停めると、少し肌寒い。水筒には熱いお茶を入れてある。コンビニおむすびと熱いお茶、滝前での食事はこれで満足!

後で知ったことだが、少し行けば「上奥の滝」があった。少し上流に、別の立派な滝があることは聞いていたが、今日はそこまで行く気がなかったのでここが終点。先に調べておけば、上奥の滝くらいまでは行っただろうに、残念である。

食事を終え、元来た踏み跡を戻り、再び「奥の滝」に戻る。今降りてきた右岸の岩に沿うように奥の滝を数枚撮り、帰途につく。とそこに、まっすーさん到着。上に向かう道を教えてあげて、ここでお別れ。

 

201111271333_333_2 時間は1時半過ぎ。

帰りは、時折停まって撮影しながらも、殆ど寄り道せず戻る。駐車場までの時間は30分弱。

駐車場を少し通り過ぎ、竹林の中にある踏み跡を辿って再び渓谷に降りる。「前の滝」を写している時に、下流も面白そうだと思ったので、見てみたかった。

そこにあったのは小さな段差滝だが、周囲は上流にも劣らない面白い景色だった。わざわざ降りてきてみるだけの価値がある。

再び駐車場に戻り、今度は帰り支度。駐車場に入りきれない車が道路脇に停めてあるのを横目に、滑川渓谷を後にする。時間は2時10分。

気になるのは、駐車場入り口にあった「駐車料500円」の看板。管理人もいないし、お金を入れる箱もない。払う必要無かったのだろうか?

201111271400_363

本日の走行距離292km 9,681歩。

初めて訪れた滑川渓谷であったが、面白い場所だった。できればこの冬、つららを見に訪れてみたい。


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惣河内神社・金毘羅寺 光の不思議

2011年11月28日 | 自然写真 季節の花

11月27日 西山興隆寺 のつづきです。

9時45分 惣河内神社到着。入口脇の木は、結構色づいているが、少し暗色がかっているようで残念。
車を停めてすぐ上に見えるのは百日桜。紅葉時期に見られる桜として珍しいものだが、残念ながら、ここでは紅葉とのコラボは見られない。花が少なく、普通に撮ると枝ばかり目立つので、ここではマクロレンズの登場。01
 惣河内神社は紫陽花で有名な神社で、色付く木は少ない。けれど少ないながら、社を後景にしたりすると、結構いい感じで撮れる。02惣河内神社から、小さな川を挟んだ金毘羅寺。こちらは四本の見事な杉が見物だが、この時期の紅葉と、散った銀杏の葉が見せる黄金の絨毯は見逃せない。

残念ながら、銀杏はまだ散り始めで、絨毯を見ることはできなかった。03

ここでも暗い感じの赤で、今一つの印象だったが、薄い雲を透かして日が差してきた時、逆光ぎみで光を透かした葉が美しく、木の下に回りこもうとして、先客に気づく。

Canon7Dを抱えた年輩の方だが、いい風景を探して四国中を飛び回っているとか。「表と裏で色が違うだろう」と私と同じ狙いで写されていたようだ。香川方面の紅葉情報をお話したり、肱川あらしの話をしたりしたが、年季の違いを感じさせる方であった。1_2

2

ここでも1時間半近くを過ごす。時間は11時をまわっている。

昼食を撮る場所は決めているので、次の目的地、滑川渓谷に向かう。ここで思わぬ出会いが。

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西山興隆寺 これで御の字?

2011年11月27日 | 自然写真 季節の花

一昨年・昨年と23日は西条市丹原町の西山興隆寺を訪れている。ここは、小田深山渓谷で会った方に教えられた場所であるが、名勝の名に恥じない印象的な場所である。今年は紅葉の進行が遅いようなので、少し時期を遅らせてみた。
6時10分出発、興隆寺に着いたのは7時35分。先に停まっていたのは1台のみ。駐車場の整理をする人も、この時間だとまだいない。

駐車場わきに色付いた木が何本かある。結構いい色付きなので、期待しながら支度したのだが、中に入る橋のそばにある木の、色付きが悪い。昨年はここで三脚を据えたりしたのだが。
橋を渡って、石段を登って見えてくる仁王門。ここもいいポイントなのだが、今年はバツ。スルーしてさらに石段を登ると、第二のポイントが見えてくる。白壁に映える赤い色。ここは行けそうだと期待して登っていくと、先に停めてあった車の人であろうか、降りてくる人がいる。カメラを持っているので紅葉目当ての人であることが分かる。
すれ違いながら挨拶すると、会話はやはり紅葉の進行具合。色付きが遅い上に、既に黒ずんだり散った葉が多いようだ。上方に見える「赤」を見ながら、「最後にこれだけ見れたら御の字だよ」と言って去って行った。

以下、順不同で興隆寺の紅葉を。本堂周辺はそれなりに見事だった。実際にはUPに堪えない枝もあったりするのだが、いいところだけを集めると、結構見ごたえがある。

05 06

宝篋印塔の周辺で撮影していると、大きなザックに三脚を担いだ年輩の二人連れが通りかかる。一方の人が「先生」と呼んでいたので、プロの方かもしれない。使っていたカメラはPENTAXの645Dのように見えた。レンズも大口径の明るいレンズだったようなので、やはりプロなのだろう。01

02

この時間帯を狙ってくるのは、ちょうど山の端から朝陽が射しこんできて、印象的な雰囲気になることがある。、それを期待するのだが、今日は薄曇で陽の光も弱く、青空も見えない。少し暗めでしっとり撮ってみようと意図したが、撮れているだろうか?

03

04

興隆寺にいたのは1時間半程。そろそろ人が増え始めたので、引き上げる。

増えたといっても、駐車場にある車はまだ10台程。昨年この時間には、既に第二駐車場まで使われていたのに、今年は訪れる人はまだ少ないようだ。今年の訪問には不満も残るが、いいものを見ることもできたので、良しとしよう。

次の目的地は、東温市の惣河内神社・金毘羅寺。

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マクロレンズ

2011年11月23日 | ファミリー

今年は紅葉の進み具合が遅いうえ、天気予報では雨。出かけても期待外れになりそうなので、お休みの一日とする。

新しく手に入れたSIGMA 50mm F2.8 DG MACROを試したくて、身近なものを撮影。

またしても衝動買いしてしまった。届いてから気づいたこと・・・、このレンズはモーター内蔵ではないので、一部の機種ではAFが作動しない。D5000でも、AFが効かないので手動でピント合わせ。

撮ってみるとやはり、他のレンズとは異なる絵がある。失敗もあるが、それだからこそ今後面白い絵が期待できる。

Dsc_4087
Dsc_4089
Dsc_4090



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白滝公園 滝祭り

2011年11月21日 | 自然写真 滝

11月20日 稲荷山公園 のつづきです。

予想外に稲荷山公園での滞在時間が短かったので、次にどうするか決めかねていた。同じエリアの白滝公園もいいと思っていたのだが、ここは遊歩道をかなり登ることになるので、母親には厳しいかと一時は候補から外していた。時間がたっぷりあるのでゆっくり登ればいいと思い、白滝へと車を向ける。

前回白滝を訪れたのは、昨年の4月。前の車CR-Vの最後の遠征だった。この時は雨模様で人もおらず、駐車料も払わずにいた。水量が少なく、今一つであったと記録している。

11時過ぎ、白滝公園駐車場到着。駐車料300円を払う。さすがにシーズンで人が多く、駐車場にも整理する係官がいた。おりしも20日は滝祭りの日であったようで、餅つきなどのイベントもあった。
遊歩道をゆっくり登る。水車小屋を過ぎ最初に見えてくる「落合の滝」(左)と「雄滝」(右)、前回は雄滝の水量が少なかったのだが、今回は水量豊富で見事な姿を見せてくれた。

01

更に進むと、前回は全く見えなかった「合歓の滝」(左)が落ちており、そして主滝である「雌滝」(右)が見えてくる。

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さすがに今日の雌滝は豪快で、正面の滝見スペースでは水飛沫がすごい。

03

更に登って、雌滝(左)と合歓の滝・上段(右)

04

 

201111201206_252 上部の展望台まで登り、雌滝の滝壷をのぞきこむ滝見台をまわってくると、滝祭りの神事が行われていた。

背中に「祭」の文字が入ったおそろいのジャンバーをきた人たちと、法被を着た子供たち。地元の有志たちであろう。祭りとしては小規模であるが、滝とからんだ祭りを見るのは珍しいので、休憩所で母親を休ませて、一部始終を見せてもらった。

神事が終わった後、小さな社がある階段を上った。

神事を行っていた場所のすぐ向こうに小さな沢がある。この上に「来光の滝」があるのだが、前回は滝らしく見えなかったので、興味も魅かれなかったのだが、今日は木を透かして立派な滝が見える。社の裏側をまわって、沢に下りると正面に滝。落差は10m足らずだが、ちょっとした征服感!05

201111201147_239 下りは、一部別のルートを通る。その際に雌滝のほぼ全景を正面から見ることができるのだが、今日は晴天の為、写真の出来はよくない。黄葉を絡めてみたが、コントラストが強すぎる。デジタル加工をすれば、もう少し良くなるのだろうけれど。

写真は、色付き始めた木々の間から雌滝の上部を透かすように。

駐車場に戻ったのは1時過ぎ。どこかで弁当を買って、展望所で滝を見ながら食べても良かったな、と今更ながら思った。

海沿いに出て、夕やけこやけライン沿いの海鮮レストランで昼食。道の駅・双海に寄って、土産を買った後、後は帰路につく。

走行距離397km 10,055歩。

紅葉狩りとしては不満が残るが、白滝を見て喜んでくれたので良しとしよう。

 

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