高知での桜開花宣言が出ると訪れたくなるのが南国市八京の一本桜。特に由来は無いようだが、お気に入りの木である。
高松を出るときには快晴だったのに、大豊からは深い霧、南国ICを下りたときにはすっかり曇り空だった。
八京の一本桜までの道は、初めて訪れたときには迷ったものだが、今は途中に標識があり迷うことはない。例年と同じく、一本桜の一つ手前のカーブに車を停めて、カメラを持ち出す。
ほぼ満開で、晴れていれば青空に映えるのだが、残念。
この樹の枝ぶりは私好みなので、いろいろな角度から撮ってしまう。けれどやはり青空が欲しい。
iphoneで撮ったものをFBにアップして、次に向かうのはいの町の自動車教習所。ここには有志が植えた桜が並んでいるのだが、その中に福島県 三春の滝桜の分身がいる。例年仁淀川方面を回った後で寄るとすでに散った後なので早い時期に訪れてみたかった。。滝桜の前に到着した時に携帯電話が鳴る。確認するまでもなく島崎さんからである。
時間が合えばどこかへ一緒にというお誘いだったが、あいにく今日は余裕がない。またの機会をお願いすると、他に滝桜がが咲いている場所を教えてくれた。
滝桜から少し離れた場所に咲く濃い色の桜。札には「高知県知事 橋本大二郎」とある。
せっかく教えてもらったので、滝桜をもう一本見に行くことにする。場所は高知市内の塩屋﨑公園というので検索してみる。帰路に寄るにはちょうどいい場所である。
懸かっている札によると「民権桜」と呼ばれているらしい。枝垂れ系の風情ある桜だが、普通に見ると見逃してしまいそうだ。なお、後でGoogleマップで見ると潮江西の丸公園となっていた。
青空がなく、堪能したとは言い難いが、目的の桜が見れたので良しとする。桜のシーズン、開花のタイミングと私の休みと青空がタイミングよく合って欲しいと願うのだが、駄目なら駄目で来年の楽しみになる。