昨年の今日は、沖洲から見事なだるま朝日が見られたのだが、今年は工事中で堤防に出られない。ならばとかねてより撮って見たかった、しらさぎ大橋から登る朝日を狙って、早朝の吉野川河口を訪れる。
日の出時刻と方角を確認して、撮影位置を決める。
登ってきた朝日は、予想したより北寄りだった。
薄いながらも雲に遮られて、明瞭な朝日にならない。くっきりした朝日だと、しらさぎ大橋との組み合わせはもう少し面白くなるかも。アップにしてみてもよさそう。
太陽が橋の上に出てきた時点で撮影終了。車に戻ると、河口まで出る。太陽が昇る位置に島影がないかどうか確認しようと思ったのだが、うっすらと陸地の影がみえるので、この位置では陸地にかかるようだ。
河口でもカメラを据えている人がいた。後で考えると、どんなふうに撮れたか聞いてみた方がよかったかも。
今日は忙しくなるので、そのまま撤収して戻る。元旦の初日の出が見られるなら、今度は吉野川大橋から撮ってみるのも面白そうだが、天気予報では期待できそうにない。
次回は正月明けに大神子海岸からかな。
広島での夕食は、久しぶりに本場のお好み焼き。ネギが一杯乗った蕎麦入りのお好み焼きはやっぱり美味い。
学生時代は蕎麦ダブルだったのに、今はシングルで十分になってしまった。
平和大通り沿いのホテルに戻ってくると、何やら華やかなイルミネーション。聞いていはいたが、中々に豪華である。スマホしか持って出ていなかったので、ホテルに戻ってカメラを取ってくる。
撮っているときは人のシルエットもいいかと思っていたが、あらためて見ると、人のいないシーンも欲しかったなと思う。
気にライトを添わせたものや、このために作られたパイプ製のオブジェ。昼間だとなんでもない風景が、ライトアップされると不思議な世界を描き出す。真剣に夜の撮影に取り組んでみるのもいいかも。
12月6日 姪の結婚披露式の為に広島にはいる。私と家内が大学時代を過ごした場所だが、市内に入るのはともに20数年ぶりである。
約束の時間は夜だが、昼過ぎに広島市に到着。新しくできた市内の高速線を経由して、宮島口を過ぎ、廿日市市の妹背の滝へ。
立派だが静かなたたずまいの神社の境内を通過すると、まず雌滝が見えてくるが、それをスルーして雄滝へ。
写真で見た以上に見事な姿に、さっそく三脚をセットする。流れを渡って正面からも撮ってみるが、最初の角度が一番いい感じだ。
少し離れた場所に展望台がある。ここから見る姿もなかなか。
雌滝は水量乏しく、寂しい姿。高さはこちらの方があるのだが。
土曜日の午後だというのに人気のほとんどない静かな場所。滝めぐりは私の趣味だが、家内もこの場所が気に入ってくれたようだ。
1時間余り滞在して、雰囲気を堪能してから広島市内に戻る。
