週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

体慣らしに浄願寺山 

2015年07月26日 | 里山歩き

ここ一月程、体調が今一つのために遠征も、ウォーキングも止めていたのだが、先日の診断で数字が悪化、運動不足を指摘された。

まだ遠征に出るには体調に自信がないので、体慣らしに裏山の散策にでてみる。できれば日の出を見たかったが、5時起床では間に合わない。久しぶりの山道をゆっくり上ったので、東展望台に出たのは6時。

すっかり日は登っているが、靄がかかった市街地の風景は、いい感じ。

 少し風の当たる展望台で朝食を取った後、切通側に下りる。この時点で七千歩を歩いており、体慣らしにの目標はクリアできそうなので、ゆっくりと香東川沿いを散策する。

潜水橋まで戻ってきた。橋の修繕は終わっているが、まだ通行止めのようだ。先週の台風での被害がなかったようで何より。

約三時間の散策を終えて帰宅。持参した水筒のお茶を飲み干してしまう程、早朝とはいえ汗をかいた散策だった。これから少しづつでも運動不足を解消しなくては。

 

 

 

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飯野山登山

2013年10月06日 | 里山歩き

 香川県内でもだるま朝日が望める時期になった。
 朝、目覚めると星空がきれいだったので、これは期待できるかと思い、庵治町のポイントへ車を走らせる。しかし近づくにつれ、雲が多くなり、水辺線付近にも雲があってだるまは期待できないようだ。
 せめて朝焼けを期待したいのだが・・・。
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 それでも朝日が昇ってくる瞬間というのは、神聖というか、厳かな感じがして感動する。
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 今日の主目的は、飯野山に登ること。身近な山であるし、来週の体慣らしの為にも登っておきたかった。
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 飯山側の登山口入口に着いたのは7時半。すでに数台の車が停まっている。登山靴に履き替え、ザックを背負って歩きはじめる。見上げた飯野山は、山頂付近が雲に隠れている。
 低い山だが、かなり急な登りになりそうで、初めから気持がくじけかけてしまう。出発してしまえば、後は行くしかないと思いきれるので、住宅の間をぬける急な坂道を登る。

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 おじょもの伝説というのがある。地元でありながら、全く知らなかった。冬の高瀑でお会いした「おじょもさん」の車が香川ナンバーだったので驚いたら、おいわさんが何を今更といった顔をしたのを覚えている。その後、飯野山にまつわるおじょも伝説を知ることができた。

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 登山道には階段がつけられている。予想通り急な登りをゆっくり上っていると、降りてくる人とすれ違ったり、登っていく人に追い抜かれたりする。皆軽装で、気軽に上っているようだ。なかにはペットボトル1本だけ持った人もいる。私にしても、カメラ装備を除けば水筒だけなのだが、やはり三脚込のカメラ装備は重い!

 トレイルランの訓練だろうか、ウエストバック一つで走るように登っていく人がいた。途中であった人の反応からして、この人はすでにこの登山道を何往復かしているようだ。

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 雲の中に入ったのだろうか、霧の中を歩くような感じになってきた。頂上まではあと少しである。

 右側の斜面から突然女性が姿を現し、そのまま左側の斜面を登っていく。標識があったので立ち止まってみると、坂出方面からの登山道が合流しているようだ。このまま頂上までショートカットできるようだが、急な登りのようなので、緩やかに回っていく最初の道をたどることにする。
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 頂上には小さな社と、昭和天皇の歌碑。
既に数人が休んでいたが、一人を除いて皆ご年配で、地元の方なのかお互い知り合いの方が多いようだ。

 話に加わってみると、さすがに皆さん山登りの経験者で、いろいろなお話が聞けた。私が滝専門というと、皇子渓谷の話になったり、氷瀑の話もあった。気さくに話しかけてくれたご老人の友人が滝専門だったが、すでに亡くなられたと事。そういう方であれば、ぜひお会いしてみたかった。
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 ザックを背負った登山者が次々とあがってくる。先にいた人々も、撤収していくので、私も挨拶して降りることにする。最後にここで見たかった、おじょもの足跡とおじょも桜をみて、元来た道を下る。
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 西側の登山口方向へ下りれば、展望が良いということだが、霧で視界が悪いので、飯山側に降りることにする。そう思っていたら、霧が晴れて展望が開けた。遠回りになっても、道を変えるべきだったかと、少し後悔した。
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降りていく途中にも、多くの人とすれ違ったが、小学生高学年らしき集団とすれ違った際、「こんにちわ」と挨拶されたのは嬉しかった。私もすれ違う人に声をかけるようにしているが、やはり山の世界では礼儀正しくあってほしい。
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 往路では一時間近くかかった道も、復路は30分程。急な下りは膝を痛めるのでゆっくり歩いてもこの程度の時間である。
 出会った人の多くは地元の方々のようだ。軽い散歩代わりに登っているのだろう。次は西側、丸亀市野外活動センター側から登ってみよう。
 降りてきて見上げた飯野山は、青空をバックにしていた。もう少し長居すれば、いい景色が見られただろう。今回の飯野山登山では、デジイチは使わずじまい。写真はIXYでの撮影である。次回は晴天下での撮影を楽しみたい。

 今日の歩数は7,574歩。ダイヤモンド富士として遠景でしか見ることのなかった飯野山に、直接触れてみた一日であった。

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浄願寺山の早朝散歩

2013年08月14日 | 里山歩き

 11日の小金滝に続いて12日も遠征予定だったのだが、目覚めが悪かったので、取りやめた。そうなると家の事情もあって3日連続でお出かけなしとなってしまう。全く雨の降らない最近の天気のおかげで滝めぐりが今一つ意欲がわかない中、ちょっとした散歩気分で、裏山へ。

 5時半起床、水筒に麦茶を入れ、ウエストバックだけ持って出発。今日は登山靴ではなく、履きなれたスニーカー。途中、大きな蜂に出会う度引き返したくなるが、思い直して山道を進む。いつもは途中休んでしまうのだが、今日は休むことなく浄願寺山と小山の稜線まで登り切った。お茶を一口飲んで、展望場を目指す。
 すでに日は登っているが、早朝ならではの風景を楽しめる。雰囲気を味わった後、スマホで撮ってFB投稿。こんな市内の小さな山の上でも、通話アンテナは1本だけ。通話エリアというのは不思議なものだ。
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 少し戻って南展望場から西方向。高松西高を撮ってこれもFB投稿。FBの西高友人たちに少しは受けるだろうか。

 降りる際には少しルートを変え、少し東側の遊歩道出口から降りる。付近の墓所にまつわるお地蔵さんが並んでいる場所で、昨日参った際に、撮りたい被写体を見つけていた。

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 赤と白の百日紅が並んでいる。盛りが過ぎているがこういうショットは珍しいので、来年盛りの時期を逃さないようにしたい。

 山頂での休憩を入れても1時間半程度。6,000歩にも満たない散歩だが、夏の早朝なられでは空気を感じられた。

 明日15日は、夏の高瀑である。

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今回も魅力再発見 野鳥と古墳巡り その2

2013年02月04日 | 里山歩き

 2月3日の続きです。

 峰山の東側の斜面を下っていく。結構急な道だが、時折迂回路が設けられており、急な段差を避ける工夫がされている。
 時間は10時前。日差しがあまりに気持ちいいので、道脇のスペースにザックをおろして寝転ぶ。少しウトウトしていたようで、気がつくと、隣に年配の方が座っていた。若々しく見えたが、実際には74歳とお聞きしてびっくり。好きなことをしているのが元気な秘訣で、下手でもゴルフはやめられないとか。軽装だったので近所の方かもしれない。間もなくその方の奥さんが昇ってこられた。こちらは小さめのザックとストックをもっておられ、私の靴を見て「一目でわかるいい靴ですね。」としておっしゃることから、ご夫婦とも山登りの経験者であることがわかる。お互い気を付けてとあいさつを交わし、お二人は登っていく。私もザックを背負って降りていく。途中、杖を突いたご年配の方とすれ違ったので、「お元気ですね」と声をかけると、笑いながら「もうフラフラですよ。」とおっしゃる。だが、しっかりとした足取りで登って行かれた。

201302031026_162  栗林トンネルの上を通過するあたりに紫雲の広場がある。徒歩以外ではたどり着けない場所だが、トンネルわきの道からなら、割と簡単に来られるようだ。ここらかの見晴らしもいい。
 実は、昨年tomi3さんの撮った高松祭りの花火は、このあたりから撮ったのではないかと思っている。この夏、可能であればこの場所から狙ってみたい。

 室山・紫雲山方向へと登っていく。稲荷姫塚古墳に寄って、それから栗林公園の上に出ようと思っていたのだが、そのうち道はどんどん下っていく。どうやら違う道に入り込んだようだが、引き返すのも大変なので、そのまま下り続ける。途中、目の前を横切って、脇の木にとまった野鳥。今日もっとも接近で来た鳥だった。シロハラのように見える。
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201302031111_184_2  奥の池の脇に下りてきてしまった。池を回り込んで鶴尾神社の下を通り、あとは平地を帰ろうか・・・と思っていたが、御殿へ抜ける工事中のトンネルを見ようと思って、住宅地の細い道を進む。御殿側と同じように綺麗なトンネルができつつあるが、工事は進んでいるのだろうか。
 ここまで来て、切通峠を御殿側に抜けるか、再び浄願寺山を登るか迷う。時間はまだ11時。山の上で昼食を取ろうときめ、朝下りてきた浄願寺山頂上への道を、昇りはじめる。

 

201302031121_191 切通峠の分岐で「コツコツコツ」と木をたたく音。見上げるとコゲラの姿があった。

 200mちょっとの高さとはいえ、急な登りなので結構きつい。だが、足よりも先に背中が痛くなったのでザックを下ろして休んでいると、若いカップルに追い抜かれた。少し体を伸ばしてから登り再開。右に野山を見ながら登っていると、トレイルランだろうか、飲み物片手に小走りに下って行く人とすれ違った。

 

201302031251_196  鉄塔・三角点を通過して、東展望所まで戻ってきた。見おろすと、今日歩いた距離がわかる。赤い矢印が奥の池脇に下りてきた場所。

 ここで固形燃料のストーブを取り出してお湯を沸かすつもり。来週の冬山に備えて使ってみたかった装備。うまく使えれば、翌週の高瀑でも温かいものが食べられる。

201302031257_201  平たい石の上にストーブを展開して固形燃料を乗せる。マッチで火をつけようとするが中々付かない。10本近くを費やしてやっと着火。

 かなり火力が強いようで、ほどなくお湯が沸いた。お湯で戻す炒飯の封を切り、お湯を注ぐ。

 山登りグッズの店で扱っている食事だが、お湯や水だけで戻せるので非常食にも使える。15分ほど待っている間に、2組のカップルが到着。ここからの眺めに歓声を上げていた。

201302031259_206  出来上がった炒飯で昼食。まあそれなりの味である。冬山で温かいものを食べられると思えば、これは十分だろう。他にドライカレーなどがあるので、こちらも楽しみだ。

 食事を終え、片づけをしていると周辺では、野鳥が戯れている。木々に邪魔されなかなか上手く撮れないが、じっくり時間をかければいろいろな鳥が撮れるだろう。

 

 朝登って来た道を、今度は降りていく。だが、久しぶりに膝が痛み始める。下りの急斜面には木で階段が組まれているが、その方が膝には堪える。休みながら階段を下り、通常の斜面になると、この方が膝にはよっぽど楽である。工専寮の裏側まで降りてくると登山道(遊歩道?)は終わり。途中にあるお墓にちょっとお参りしてから家に戻る。

 家に戻ると、靴を脱がずにまずアイゼンとスノーシューを足に合わせてみる。ぴったりと合うのを確認して靴を脱ぐ。その途端感じる解放感。歩いている最中は思わなかったが、この靴の重さと密着感はかなりのものだ。

 今日の裏山巡りは、21,896歩。こんなにも身近な場所なのに、今回も多くの魅力再発見。

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初日の出

2012年01月01日 | 里山歩き

 あけましておめでとうございます
 命滝の氷瀑で始まったブログも、もうすぐ満一年を迎えます。私の住むこの四国には、未だ私の見ていない美しい風景がたくさんあります。この美しい風景をこの目で見、ささやかながら未来に残せるものにできればと思い、このブログを始めました。これからも、もっともっと多くの風景に出会いたいです。

 2012年元旦 初日の出を見に出かけたのはもう30年も前の話。いつもゆっくり朝寝して、家族そろっておせちを囲むのが、我が家の正月だったが、今年は少し変えてみる。
Ds3_7331_1072x712  天気予報では日の出は期待できないとのことだったが、近場でいい場所があるので、行くだけ行ってみようと思い、普段と同じ時間に起き出した。場所は、先日訪れた、浄願寺山の展望台。
 途中にある、我が家のお墓にお参りする。正月に墓参りをしたのは、おそらく初めてだろう。
 遊歩道に入り、急な登りになると、息が上がり、足が上がらなくなるのがいつもより早い。体調が今一つのようだが、休まずゆっくり尾根まで登り、登り切ったら尾根伝いに浄願寺山の山頂を目指す。
Ds3_7333_1072x712  当初は尾根の両脇が開けた南展望台から見ようと思っていいたが、方向から見て日の出が見えにくいと判断し、少し先の東展望台まで登る。途中、何人か下ってくる人とすれ違ったが、日の出をあきらめた人たちだろうか。
 東展望台に近づくと、話し声が聞こえてくる。
近づくと、高校生くらいの四人組で、懐中電灯等を持っているので、暗いうちから待っていたようだ。先方から先に挨拶をされたのには驚いた。
 地平線から昇る太陽は無理のようなので、せめて雲間からの日の出を見ようと、三脚をセットしていると、四人組が「後三分」などと言っている。日の出予想時間を言っているのだろう。
 しかし時間になっても、太陽は出てこない。後から来た夫婦連れの方に、記念写真を撮ってもらって四人組は帰っていく。その時の会話で、四人組が中学生だったと知る。夫婦連れは、この遊歩道を整備した里山クラブの方のようだ。更にもう一人、初日の出を撮りに来た方。この方の話では、7時半くらいまで待ってみると、太陽が見られるかも、とのこと。
 Ds3_7355_1072x712 雲間から太陽が見えたのは7時25分。狭い隙間だったので、日の出というには物足りないが、周辺の雲の形や色が面白く、出てきただけの価値はあった。
 日の出を撮影していたのは5分程度。日の出もそれなりに良かったが、早朝の風景も新鮮で、しっかり楽しめた。
 機材を片づけ、皆に挨拶して、帰路につく。途中、南展望台から太陽を見たが、やはり方向的に日の出は見えなかったようだ。
Ds3_7356_1072x712  4,4217歩の早朝散歩。残念ながら初日の出を拝むというわけにはいかなかったが、気軽に訪れることのできるポイントで、これだけのものが見られるのであれば、来年以降が楽しみでもある。

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