週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

歩きまわって 金毘羅裏参道

2012年11月26日 | 自然写真 季節の花

11月25日 瑞応寺よりつづきです。

201211251145_148  JR琴平駅にある町営駐車場に着いたのは11時16分。商店街を抜け、まずは表参道を登って行くことに。参道を歩き始めたのは11時半。
 途中、参道脇の紅葉や銀杏を撮影しながらも、休むことなく歩き続けて、本殿に着いたのは11時50分。最後の階段を駆け上ったせいで、さすがに息が上がってしまったが、この程度の階段なら苦にならなくなってきた。
 少し息を整えるとすぐ奥の院に向かって歩きはじめる。写したいものは、表参道よりも、これから先の方にある。
201211251228_175  途中、常盤神社・白峰神社・菅原神社と社がある。3年前に来た時にはもっと色鮮やかだったような気がするのだが、今年は今ひとつ写す気にならない。写真は白峰神社だが、こちらは帰りに撮ったもの。
 奥社に着いたのは12時10分。1,368段をほぼ休みなく登ってこれた。
 雨の後であればこのまま大麻山へのルートを辿り、「葵の滝」を探しに行きたいが、今日は社にお参りをして、元来た道を戻る。

 本殿・旭社を通過し、高橋由一館の脇から裏参道へ。気に入った景色を探し、フラフラと歩きまわる。
201211251302_231
201211251311_243
201211251322_266

 魅かれる景色に出会う度、いろいろ写してみるのだが、今ひとつ自分のイメージ通りにならない。裏参道は、林の中の道。色付いた木は眼を引くが、ファインダーを覗くと気に入らない。又撮ってみてプレビューを見るとがっかりするばかり。光の具合から考えると、裏参道での撮影は午前中の方が向いているのかもしれない。神苑運動場まで降りてきて、前回撮ったお気に入りのポイントを逃したことに気づき、再び裏参道を登って行く。
201211251344_304
201211251345_309

 高橋由一館までもどり、案内図を見て、目的地が学芸参考館だったことを思い出し、再び裏参道を下りていく。ちなみに、学芸参考館は、先ほど引き返した運動場のすぐ下である。
201211251356_317
201211251431_343

 写した写真には不満が残るが、これ以上続けても好転しそうにないので、引き上げることに。 途中、退職した元上司が営む喫茶店に寄ってコーヒーを飲みながら歓談。1時間近く滞在してから、帰路につく。
 今日は母の誕生日なので、途中ケーキを買って、予定通り5時帰宅。
今日の走行距離202km 20,826歩。さすがに金毘羅参道を歩きまわったおかげで、今まで最高の歩数を記録した。

 今日の紅葉巡りには十分満足しているが、今年は特に紅葉のピークが短かったように思う。
週末写真家もどきには厳しい現実だが、それだから余計に来年を期待してしまう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光の不思議 瑞応寺

2012年11月25日 | 風景写真

 11月25日 日曜日 天気予報では晴れ。今治の西山興隆寺に行こうと思っていたのだが、見頃を過ぎていると予想されたのと、見頃を迎えているらしい別のポイントが気になったので、進路変更。
 普段通りに起床、準備して出発したのは7時。見事な快晴に、今日は朝陽も狙えたなと思ったが既に遅し。高速を西に進み、着いたのは新居浜の瑞応寺。以前チェックしておいた場所だが、KAWAさんのブログを見て是非とも行きたくなった。到着したのは8時7分。
201211250810_015

201211250827_039  到着早々、見ごたえのある木が迎えてくれる。しっとりしたいい感じだが、実際に見て気付いたのは、早朝では陽が差し込まないということ。来年は昼ぐらいに来ようと思いつつ、寺の周囲を見て回る。右の写真は境内の奥にある大銀杏樹。

 境内を歩くお坊さんたちは丁寧に挨拶してくれるので、それに応えながら、境内・寺の周囲を回る。いい雰囲気の場所である。光が当たればどうなるか期待させてくれる。

201211250850_066

 8時40分頃、ほぼ周囲を回り終え、引き上げようと思ったのだが、光の差し込み具合を見てもう少し待ってみようと思い、しばらく車の中で休憩。
 待っている間に訪問客が増えてきた。入口のもみじに陽が当たりそうになってきたので、カメラだけを持って再び山門前へ。
201211250920_069
201211250936_089

 山門前のポイントには三脚を据えたカメラマンが3名。私が加わった後更に数名が加わって、光の加減を待つ。
201211250937_091

201211250938_093
 光が差し込んだ山門前は、早朝とは全く別の世界を導くようにさえ感じてしまう。
 徐々に光が当たってくるのを見ながら、しばらく眺めていたが、ある程度まで進むと、その後変化がなくなったように感じた。時間は9時50分。最後の数枚を撮って、引き上げることに。
201211250950_131

 時間があればもう少し滞在したいのだが、次の予定があるので今日はここまで。
次の目的地は、金毘羅宮である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年 栗林公園ライトアップ

2012年11月24日 | 自然写真 季節の花

 私にとって恒例となった栗林公園秋の紅葉ライトアップ。昨年は12月に入ってやっと色づき、ライトアップ期間が延長された結果、訪れたのは12月3日だった。今年は昨年より早く、また冷え込みの加減で色づきがいいということだが・・・。

 23日、夕食を終えてから出発。さすがに公園の駐車場は一杯だったが、北川駐車場に何とか停められた。年間パスの期限が切れているので400円を払って入園。最初のポイントについたのは7時過ぎだった。

201211231903_001

201211231918_020

 今一つ物足りないなと思って、昨年のものを見てみると、昨年は岩肌に青っぽいライトがあたっていて不思議な雰囲気を増していたようだ。皆スマホや携帯で撮影しながら歓声を上げている。三脚を据えているのはほんの数名。2~8秒くらいの露光時間で撮影しているが、その間にフラッシュをたかれると雰囲気を壊される場合もある。同じ設定で何枚も写すことになった。
201211231941_046

201211231948_053

 上の2枚は日暮亭より。前日からの雨で葉がかなり落ちており、角度によっては無残にも見える。
 上側の写真を撮っているときのエピソード。何枚目かを撮ったときに、木の下に心霊写真めいた人の顔が浮かび上がった。こちらの露光中にフラッシュ撮影した人がいたようで、最初プレビューで見たとき、心霊写真かと思ってしまった。
 下の写真は同じく日暮亭。閉園間際で人が少なくなってから。
201211232040_106

 明かりの中に落ちた紅葉と桶樋滝。
20121123a

涵翠池のいつものポイント。昨年は水面が波打っていて取れなかった画。
20121123b

201211232007_072

南湖にでると、ススキにライトが当たっていた。
201211232010_077

南湖楓岸では、下を通り抜ける際に皆携帯を上に向けて撮影中だが、ここではあまり惹かれない。楓岸の楓が湖面に映るポイントで。
201211232015_081

 見どころとなる飛来峰からの景色は今年は今一つ。動かない先客がいたこともあって、数枚撮って次のポイントへ。
 渚山から南湖を見渡すポイントはこの夏に来て気に入った場所。女性二人連れが楽しそうにお互いを取り合っている脇で、しばらく三脚を据えてみる。
201211232028_085

201211232036_102

 上の写真は、渚山から降り、根上り五葉松の手前付近から。渚山からもいい感じで撮れたが、視点を下げた方がより面白く感じた。
 この写真を撮っている頃、閉園案内の放送が流れてきた。ほぼ2時間を過ごしたことになる。急いで東門に回り、門わきに見える大銀杏を撮って撤収。今年の大銀杏はライトアップの加減がうまく撮れなかった。

北門から出たのは9時。園内での歩数4,854歩。休日とはいえ、天候のせいでお出かけしなかった一日の、価値ある2時間だった。

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もいまひとつ 大轟の滝

2012年11月21日 | 自然写真 季節の花

11月18日 山の神の滝よりつづきです。

 山の神の滝を発って国道を戻り、目的地は大轟の滝。最も好きな滝の一つで、紅葉期の姿が素晴らしいのだが、ここ数年はどうも時期をはずしている。昨年は大雨の後のライトアップを狙い、面白いものが撮れたが、やはり色付いた木々に覆われた姿を見たい。
201211181448_238
 右の写真は大轟の滝を見おろしたもの。あまり好きな角度ではないが、こういう角度を撮っておいてもいいだろう。
 滝正面にある駐車スペースにはうまい具合に空きがあった。車を停めて、カメラと三脚を担いでお気に入りのポイントへ。訪れた人は皆、正面の展望スペースから携帯かデジカメで撮っているが、三脚を使っている人はいない。

201211181459_250
201211181506_264
 駐車場より少し道を登り、滝を左岸方向から見下ろすのがいつものポイント。ここから全景や、アップを撮るのが最もお気に入りである。

 朝は濁っていた滝壷が、綺麗な緑色に戻っている。全体に日が当たることはないが、朝方よりは色が映えて見える。

 左岸からかかるもみじが今年はあまり紅くなっていない。しかも先の方は既に散ってしまっている。
 帰ってからtomi3さんが16日に訪れた際の写真を見たが、その時にはまだ葉があったようなので、昨日の雨で落ちてしまったのかもしれない。少しばかり時期を逸してしまったようだが、休日だけの訪問では仕方ない。

 下の写真は駐車場から少し下った場所、最初の場所より20mばかり下から撮ったものである。人によってはこちらのポイントを好む人もいるようだ。

201211181511_284

201211181536_301
 時間は午後3時半、夕食までに帰るにはぎりぎりの時間である。装備を片づけ、R193山越えルートで帰路につく。途中小剣神社前にあった紅葉が夕日に透けてきれいだったので、ここだけ撮影。
 大釜の滝を始め、水量を増して魅力的な滝群をスルー。神山町に入り、「東谷の滝⑤」と呼んでいた滝の脇に「出会いの滝」という標識が掛けられいるのを見る。まっすーさんより聞いていたが、実際に見て見て少しがっかり。この上に素晴らしい滝群があることは、普通の人は知らないのだろうと思ってしまった。

 帰宅したのは午後6時前、245km 9,480歩。

期待したほどの景色には出会えなかったが、天候に恵まれた、気持ちのいい遠征だった。


 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉期の再訪 山の神の滝②

2012年11月20日 | 自然写真 滝

11月18日のつづきです。

 沢まで降りてくると、滝の轟音がすぐそばで聞こえてくるが、姿は見えない。張り出した岩を迂回しなければならないが、そのためには一度渡渉する必要がある。前回渡渉で苦労した覚えはないのだが、今日は水量が多く、足場になる石は濡れている。長靴で来るべきだったかと少し考えたが、流れの速さ・深さを考えると長靴でも無理そうだ。岩にしがみつくように、這いつくばるようにして何とか渡渉。山の神の滝の正面に出る。
201211181143_112

 周囲の木々は既に散りはじめのようだが、青空の下、色付いた木は目立つ。しかし、滝との組み合わせができる位置にないのが残念。
201211181115_094

 ちょっとした実験。水に浮く落葉を長時間露出で撮影。ND8くらいでは明るすぎてうまく撮れなかった。次に狙う時はND16か可変NDを持ってくることにしよう。
201211181146_118

201211181159_138_2  時折雲がかかるので、雲が去るのを待っていたりしたので、約一時間が経過。装備をしまって、滝の右岸側を登って、滝の上に出る。その途中、うまい具合に滝に紅葉が被るっていたので、D300sを取り出して撮影。イメージした通りにならないのが歯がゆい。

 滝の上に出て、上流を目指すとすぐに水車の滝が見えてくる。ここでも渡渉に苦労したが、岩場を伝って滝前に出る。
201211181226_161

 こちらは少々さびしいながら、色付いた木がいい位置にある。昼食をはさんでここでも約一時間。いろいろ試してみたが、思い通りのものにならない。前回は手抜き撮影の後悔だったが、今回は自分の技量の引き出しが少ないことがもどかしい。
201211181234_171

201211181236_174

201211181252_181  時間は1時を回ったところ。3時頃までには大轟の滝に戻りたいので、時間的にはぎりぎりである。元来た道を帰るためには、また渡渉で苦労するのかと思っていたが、山の神の滝の右岸上流側の斜面が何とか登れそうなので、全身を使って這いのぼる。高さにして30m弱程度だろうか。やっと歩ける程度の斜面にたどり着くとあとは楽だった。
 遊歩道まで戻れば、跡は道を戻るだけ。とはいえ遊歩道の殆どは、崩れかけた斜面をトラバースするか、平坦であれば石か伐採した木が転がる歩きにくい道。枯れ沢を渡る際にも橋はなく、崩壊地点を迂回したりして、車に戻ったのは2時半。
 当初の予定では、へんど滝も見たいと思っていたのだが、撮影に時間を取り過ぎたようだ。
 次の目的地は、朝通り過ぎた大轟の滝である。

つづきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする