週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

定福寺の大賀ハス

2013年07月17日 | 自然写真 季節の花

 7月15日 地蔵寺の古代ハスより続きです。

 空は雲に覆われているが、時折青空が見えるので、晴れてくれることを期待して大豊町に向かう。大豊ICでおりて、R32に北向きに戻り、R493にそれて間もなく定福寺への標識が見えてくる。
 この寺に訪れるのは2度目。一昨年訪れた際、お寺の方に「来年は土を入れ替えるので期待して下さい」といわれていたのだが、昨年は時期を逃してしまった。

201307150753_41  8時前に定福寺に到着。さっそくカメラ2台を抱えてハスのある浄土池へ・・・、なのだが、咲いているのは一輪のみ。散ってしまったのもあるが、今年は花の数自体が少ないような・・・。

 もう一つの見物「孫文蓮」は咲いた花がない。

 ここのハスは、逆光気味にして、陽の光を花弁に透かして撮るのがお気に入りなのだが、あいにく太陽は顔を見せず、期待したものは撮れなかった。

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 このお寺は、ハス以外にも様々な花が楽しめる。そのうちの幾つかをご紹介。
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 雨が降りそうな、少し不安定な天候。明日は健康診断でもあるし、今日はこれでおしまいとする。帰路は高速を使わずR32を走るが、結構快適に走れるルートで、2時間弱で帰宅。走行距離は約200km。これだけの為に、よく走ったといわれそうだが、こういう遠征もたまにはいい。

 最近、訪れた先をスマホで撮って、FBにリアルタイム投稿しようとするのだが、スマホではなかなかうまく撮れないものだ。

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地蔵時の古代ハス

2013年07月16日 | 自然写真 季節の花

 7月15日(月) 昨日、法螺貝の滝へと向かう途中で思い出したのが古代ハス。例年は咲初めに訪れていたが、今年は少し開花が遅いかと期待しながら、早朝の地蔵寺へ。

201307150646_32  寺門前を通過する際、花が見えたので安心して車を停める。持ち出すカメラは2台。D300sには100mmマクロ、D5000に17-70mmをセットして、寺の門をくぐる。
 開いている花の数は、今まで訪れた中では最も多い。天候が今一つとはいえ、カメラマンが誰もいないのが不思議なくらいである。
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 開いている花は多いが、いい角度のものがなかなかなくて、蓮池の周囲を何度もまわる。
下の写真は、D5000のバリアブルモニターを開いて、頭上から撮ったもの。
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 光がない分、変化に欠けるが、しっとりした感じで撮れたので、これはこれで満足。

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 滞在時間は30分程度。少し晴れ間が見えてきたので、陽の光を透かしたハスの花を期待して、次の目的地へ。

 続きます。

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リベンジ法螺貝の滝

2013年07月15日 | 自然写真 滝

 7月14日 日曜日の訪瀑記です。 

先週、道を見失い訪瀑をあきらめた法螺貝の滝。剣山がらみのキャンペーンで法螺貝の滝の写真を見る度、どうしても行かなくては…という気になってしまう。という訳で、さっそくリベンジである。

201307140914_06  今日は徳島市経由で那賀町役場側からスーパー林道へ。距離を測ってみると南国経由より距離的には20km程短いが、所要時間は3時間強とほぼ同じ。9時丁度に登山道入り口に到着し、装備を整え登山道に入ったのは9時15分。

 入り口の看板にあるように、このエリアで熊の目撃情報があり、ザックにはクマよけの鈴を取り付けてある。実はこのクマよけの鈴、5月の高瀑訪瀑時に拾ったもの。自分でも持ってはいるが、こちらの方が音が気にいったので、最近はこちらを愛用している。

201307140949_14  さすがに登山道だけあってよく整備されている。崩れた斜面をトラバースする際にも、踏み跡はしっかり固められ、トラロープもあって、歩きやすい。しかし、足を滑らせると大怪我をすることになるので、気を抜くわけにはいかない。先週の大法螺橋からのルートに比べると、こちらは初心者向きのルートといえるだろう。

  歩き始めて約15分で一度沢に降りる。木橋がかかっているので渡渉するようだが、地形図では右岸をずっと歩くはずなので、GPSで再度地形を確認する。アップにしてみると、すぐ下流で二本の流れが合流するようだ。この分岐が地形図で確認できなかったので、桂さんの案内図でも位置がわからなかったのだ。大法螺橋からのルートもこの道に合流するはずだが、その場所は確認できなかった。

201307141031_24  予定通り1時間ほどで、法螺貝の滝到着。登山道はこのまま続くが、私の行程はここまで。アップダウンが少なく、歩きやすい道だったので、途中スカーフを濡らしたり、行程写真を撮る以外には立ち止まることもなく、少し拍子抜けするほど。秘境滝制覇と意気込んできたが、割とメジャールートで訪れやすい滝だったようだ。

 右の写真は到着時間確認用にコンデジ撮影したもの。滝壺の下流は、切り倒された丸太などがあって容易に左岸に渡れるので、まずは大きな岩の陰に装備を置き、汗でびっしょりのシャツを脱ぐ。岩にかけて乾かしながら、D300sを三脚にセット。三脚は二度目の修理から帰ってきたベルボンのネオカルマーニュ645。やはりこちらの方が馴染んでいていい。自由雲台とクイックシューを取り付けているので、セットも手早くできる。

 滝の正面にセットすると、まともに飛沫が飛んできて、ノースリーブのTシャツだけでは寒いくらいになっったので、慌てて脱いだシャツを取りに戻る。

Photo

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 さほど高くはないが、やはり剣山のふもと、秘境雰囲気があって楽しい。一段落すると、少し早い昼食。やはり滝前での食事は最高!

 食事を終えるとレンズを広角に変えて、横方向で滝の全景を撮る。落差がないので簡単かと思ったが、引きがあまり取れず、障害物も多くて、横方向のいい構図がなかなか決まらない。

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 1時間以上を滝前で過ごして、法螺貝の滝を辞す。機会があれば、このまま登山道を歩いてみたいと思いつつ、もと来た道を戻る。滝からすぐ下の沢で、2人連れの釣り人が食事をしていたが、こちらの声は届かなかったようだ。帰りはほぼ1時間。車に戻ったところで、ポツポツと雨がおちてきた。一時的な雨だろうと思いながら、急いで装備を片付けていると結構強い降りになった。

 帰りは先週とは逆に、高の瀬峡から南国経由での帰路。どこにも寄らずに帰ったにもかかわらず、帰宅したのは4時過ぎ。

13,517歩 374km 目標としていた秘境滝を、取りあえず制覇。徳島の滝めぐりも次のステップに進めそうである。

 

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スーパー林道沿い なかん谷から五郎谷へ

2013年07月08日 | 自然写真 滝

201307071050_041  7月7日 高の瀬峡の滝 より続きです。

 ホラ貝の滝(法螺貝の滝)登山口入り口より、渓流沿いの道に踏みこむ。 踏み跡は割と明瞭だが、斜面をトラバースするようなラインが多く、自然歩みは慎重になる。安全の為トラロープが張られているので、それも頼りにして先を目指す。このような道で70分の道のりであれば、難易度は高瀑級かなと思った。
 先日角にぶつけて痛めた左足の小指は、登山靴を履いて、少し違和感があるものの歩くのには支障がなく、これからの滝めぐりでの安心材料である。
201307071205_045  桂さんのHP情報により、約15分で沢に降り、木橋を渡るとあったので、15分位で沢に降りたときには予定通りと安心していた。しかしそこから道が消えている。沢の両岸は大きな岩があり、岩を高巻しようとしたら、超えた尾根の先からも道が見えない。ここまでは木に巻きつけた赤テープの目印があったのに、探しても見つからない。しばらく付近を探してみたが、何も見つからないので、残念ながら先に進むのをあきらめて引き返す。
 引き返して、入り口付近の看板に気がついた。なぜ、最初に気づかなかったのだろう。
 改めてトライしても良かったが、時間は12時を回っており、これから往復2時間と撮影時間を取っていると、時間オーバーになるので、法螺貝の滝訪問は次の機会に。

 そのまま帰るでは悲しいので、道沿いのお手軽(?)滝を訪れることにする。
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 林道を岩倉地区へと降りていく途中、なかん谷にある中谷の滝は、冬場ならすぐに目につく滝だが、この時期は木々に覆われ、滝の存在を知らなければ、通り過ぎてしまうだろう。
 5月にKurenaikaiさんとホウデンの滝を訪れた後、Kurenaikaiさんは一人でこの滝を撮りに行ったのだが、私はその手前で無名滝を見つけてそちらに惹かれてしまったので、この滝を訪れていない。久しぶりに訪れたこの滝は、夏は緑、冬は茶色というイメージを持ってしまうほど、全く異なる貌を見せてくれる。

 使い慣れた三脚が修理中なので、今回使っているのは、以前使っていたSLIKの三脚。この三脚は、超望遠レンズの時に使用するため、3WAYの雲台で、クイックシューは付けていない。しばらく自由雲台とクイックシューに慣れてしまっていたので、位置合わせに結構手間取ってしまう。

 下の写真は道路から木々の間を透かして見た中谷の滝。
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 次は五郎谷の滝。通りすがりに沢を覗き込んだら滝らしいものが見えたので、分け入ってみてその見事さにびっくりした滝である。帰って竹野さんや桂さんのHPで、上にもさらに見事な滝があることを知り、訪瀑意欲を掻き立てられ、装備を整えて再訪したこともある。
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 滝の正面に立つには、沢に踏み込んで岩を登っていけばいいのだが、先に上の滝を見るため、右岸側の急斜面を登っていく。割とはっきりした踏み跡をたどり、滝上部を目指す途中、木々の間から垣間見た滝。滝のある沢はV字型で、さらに少し折れ曲がっているため、道からは滝の存在はわかりにくい。写っているのは滝の下部だが、これだけでは滝の全景を想像するのは難しいだろう。

 滝の上部に出るとすぐに上の滝が見えてくる。右側は上の段まで登って撮ったもの。
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 今度は振り返って、本滝の滝口を写す。水の流れが滝口の手前に小さな水たまりを作っているのがいい感じだったのだが、この絵では伝わらない。

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201307071402_085  滝の左岸側に少し突き出した部分から滝の側面を撮影。これ以上乗り出すのはロープがあってもご免である。

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201307071416_088  左岸側に出てから振り返ると、先に撮った上の段の滝のさらに上にも滝が見える。近くまで昇ろうと思ったが、両側に迫った岩が危険そうなので、斜面の途中から撮るだけにする。

 元来た斜面を戻り、途中から切り倒された木々をまたぎ越しながら斜面を下り、本滝の直前へ。
 この滝を訪れるのは3度目だが、今まで最も水量が多い。カーテンフォールのように落ちる上部と、岩肌を流れる下部というこの姿、好みの滝ですと言ったら。桂さんに「通ですね」と笑われたが、これほど美しい滝があまり知られておらず、独り占めした気分になれるのは嬉しい。
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 道からほんの少し入っただけの五郎谷の滝だが、ここで1時間半近くを費やしてしまった。
あわてて装備を片付け、帰路につく。国道193号を、いつも寄り道する大轟の滝さえスルーしてまっすぐ帰宅したが、帰宅時間は予定オーバーの17時半過ぎ。
 311km 5,616歩 12時間以上かかった遠征は、主目的未達ではあったが、たくさんの滝を楽しめたので良しとしよう。

 
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高の瀬峡の滝

2013年07月07日 | 自然写真 滝

 目覚めると、窓からは青空が見えた。絶好の訪瀑びよりと期待して、5時出発。走り出すと、西方向は、霧なのか雲なのか微妙な空模様。県境を越える頃には、厚くはないが低い位置に雲があって、これは目的地を変える必要があるかなと思い始める。高知道・法皇トンネルを抜けると「雨」。これはまずいかと思ったが、徳島側に抜けると、天候が良く変わることがあるので、目的地は変更せず。
 6月9日に魚止めの滝訪瀑以来の高の瀬峡は、最近の雨で水量が増え、沢ごとに滝が出現する。渓谷の右岸側にある滝は、この時期木々に隠れてしまって見えないが、左岸道沿いの沢に現れる滝も、結構風情があって好みである。

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 スーパー林道を走っていると遠望できる「黒滝」。接近できるルートがあるらしいが、まだ見つけていない。

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 スーパー林道沿いにも、俄滝が出現する。綺麗な滝とはいいがたいが、撮ってみるとそれなりに絵になる。

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 先日訪れた、魚止めの滝を遠望。

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 通常なら、訪問予定の秘境滝に直行するのだが、何度も停まって撮影しているのは、天候ははっきりしなくて、訪瀑を躊躇しているからである。時折陽が射すのだが、雲が晴れることはなく、雨に変わってもおかしくないように思える。しかし、目的の滝の入り口まで来てしまったので、トライすることを決意する。
 ほぼ1ケ月ぶりに登山靴を履き、装備を背負って、法螺貝の滝をめざして、剣山登山道の一つに足を踏み入れる。

 つづきます。

 
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