週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

H25.12.30 沖洲より

2013年12月30日 | 風景写真

 年末の休暇に入ったものの、一日滝めぐりに費やすほどの余裕はなく、早朝の時間を少しもらって徳島まで朝日を見に出かける。5時前に起床した時の高松では曇りだったが、沖洲に着いた頃は晴れ。しかもうまい具合に太陽が昇ると思われる辺りには雲がない。

 今日は三脚を二台据え、D5300に28-300mmをセットしたものはビデオモードに、D300sに12-400mmをセットしてこちらFINE+RAWの撮影モードにして日の出を待つ。

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 上の写真は、ビデオモードにする前にD5300で撮ったもの。ホワイトバランスを間違えていたのだが、面白い雰囲気になった。D300sにつけたズームではこの視野が出なかったのでやむなくD5300で撮ったのだが、それが良かったかも。

 そして太陽が昇り始める。狙った位置より少しずれたようだ。
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 登り始めた太陽の前を、船が通り過ぎる。

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 だんだんとだるまになる。
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 装備を片付けているうちに登り切った太陽。海面に映る光の道が面白い。

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 今日の日の出には10名ほどのカメラマンがいただろうか。沖洲では条件のいい日が多いと聞いているが、これほどの条件で撮れるとは、来たかいがあったというものである。

 7時20分、撤収して帰路につく。今日は、これだけの為に徳島まで来たが、これだけで充分。
今年最後の遠征は、好条件のだるま朝日で締めくくる頃ができた。

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まんのう町のヒマラヤザクラ

2013年12月25日 | 自然写真 季節の花

12月22日 沖洲・だるま朝日よりつづきます。

 三枚とべを後にして香川県に戻るには、県道4号で東山峠越えという手もあるが、前述のように、離合の難しい雪道を走りたくはないので、山を下って国道32号で猪ノ鼻峠越え。
 途中から県道へ右折して、まんのう公園に向かうが、公園には入らず、西ゲートの手前で道をそれてすぐ車を停める。そこから少し下ったところにある「ヒマラヤザクラ」

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 淡い色の花なので、遠目には花がついていないように見えるが、近づくと、可憐な花をつけているのがわかる。
 ここにはヒマラヤザクラの木が四本確認できているが、今年は木によって花のつきが異なるようで、ほとんど花をつけていない木もある。
 D300sに100mmマクロ、D5300に28-300mmズームをつけて二台を交換しながら撮っていく。
さっきまで晴天だったと思うのに、このころは曇り空で、もう少し光がほしいを思ってしまう。

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 プレビューで見たときは、結構いい感じだと思ったが、帰ってみてみると今一つ。
もっとこの花の魅力を伝えられればと思うのだが、まだまだ未熟だ。

 20分の滞在して、帰路につく。途中雨に見舞われたが、高松では降っていない。遠征すると香川県西部でのみ雨に降られることが多い。

 本日の走行距離は258km 6,904歩。道なき斜面を歩いたので、実際以上に足を酷使していると思う。今年最後の訪瀑は、雪という思わぬサプライズもあって、満腹気分で終えられた。

 ちなみに、今日の遠征でCROSSROADの走行距離は70,000kmを突破。3年8ケ月での突破は、休日のみのお出かけなので、よく走ったなと思う。

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滝久保谷の滝

2013年12月24日 | 自然写真 滝

 12月22日 沖洲・だるま朝日よりつづきます。

 八枚ナベラを後にして、県道12号を西に進む。土讃線の線路と交差するあたりで分岐する県道4号へと右折すると、「阿讃サーキット」の標識が目立ち始める。以前、場所を確認しないままにこのエリアの滝を訪れようとして、そのまま県境を越えてしまったことがある。離合の難しい道で、できればあまり走りたくない道である。そう思いながら、またもや分岐点を間違えてしまい、県境に至る道に入ってしまう。しかも、凍ってはいないものの雪道である。冬用タイヤに交換済みではあったが、狭い雪道を走るのは気持ちのいいものではない。引き返して何とか正しい道を見つけ、目的地に着いた時のは、もうすぐ12時という時間だった。
 車を停めてからの遊歩道は、半分雪に覆われ、すっかり冬景色である。ザックを背負って、スニーカーのまま雪道を滑らないように歩き始めて数分、谷の奥に「三枚とべ」が現れる。

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 このエリアの滝にあまり執着しなかったのは、通常は水量が乏しくて、見ごたえがないと聞いていたからだが、数日前の雨で増水した滝は、想像しなかった迫力でその見事な姿を見せてくれた。冬の滝は色彩に乏しく、見栄えがしないものだが、残雪の中、三段に落ちる優美な姿は、ここまでくる苦労に十分見合うものだった。

 「三枚とべ」へと遊歩道を進むと、道の左側に隠れていた[連滝」が現れる。これは雨の後にしか現れない幽霊滝だそうで、「阿波名滝」の桂さんですら、会えなかった滝だそうである。

 下左が「連滝」全景。下右は、滝をまたぐ橋の上から「三枚とべ」の上部を撮影。

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 滝をまたぐ木橋には雪が積もり、鹿のものと思われる足跡以外はない。
 雪が積もった木橋をいれて、「三枚とべ」の下段を撮ってみる。
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 そのまま遊歩道を進み、突き当りにあるのは夫婦渦。小さな淵が連続しており、それぞれで逆の渦があるということだが、水量が多いために逆にわかりづらくなってしまった。

 夫婦渦の下もいくつか滑上の滝になっている。下の方はかなり見栄えのする滝になっているようだが、スニーカーでは少し厳しそうなので、今回は見送り。下の写真は、少し降りたところで、上部だけを撮ったもの。

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 遊歩道を戻り、三枚とべの左岸側にあるかすかな踏み跡をたどって上流へ。小滝が連続し、谷が大きく蛇行しているため、先の見えない岩場を何とか登っていく。途中からは雪に覆われた斜面を登っていくと、小さいながら綺麗な直瀑にであう。鞍ケ滝下の滝と呼ばれる滝である。ここは一度スルーし、すぐ上の滝を目指す。こちらが「鞍ケ滝」と呼ばれる滝。

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 滑上の滝なので、水量が乏しいと見栄えがしないかもしれないが、今日の水量だと充分楽しめる。遊歩道から外れて約40分、距離にして300m程の、秘境の雰囲気たっぷりの場所である。ここではゆっくり休める場所もないので、下って下の滝の前に出る。
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 数枚撮影した後、乾いた岩の上にザックをおろし、おむすびをほおばる。じっとしているとかなり寒い場所だが、久しぶりに滝前での食事は格別である。

 熱いお茶で昼食を締めくくると、すぐ撤収。こういう場所は下りの方が危ないのが常識で、粘土状になった土ごと何度も滑りながら、帰路は20分ほどで遊歩道まで戻れた。

 滝前の木橋を渡る際に、「落葉と雪」とちょっと凝ってみたけれど、今一つだった。

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 車に戻ったのは14時20分。濡れた靴と靴下を履き替え、山道を下っていく。次の目的地は、まんのう公園。12月に咲くヒマラヤサクラを撮りに行く。

 つづきます。

 
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八枚なべら

2013年12月23日 | 自然写真 滝

 沖洲・だるま朝日よりつづきです。

 今日の最終目的は決めているので、仮眠をとるなら同方向と考え、飛び込んだのは道の駅三野。ここで少し仮眠を取った後、案内図を見て「八枚なべら」が近いと気づき、そちらに向かうことに。
Ds3_2317  県境近くにあるのに、この滝はまだ未訪瀑である。阿讃ゴルフガーデンの脇を通り過ぎて道なりに行くと、立派な看板がある。看板から脇道に入り、駐車場に車を停めると、周辺にはまだ雪が残っている。
最近、徳島県内のこういった観光スポットが整備されているらしいが、ここもきれいに整備され、渡渉する場所には綺麗な橋もかかっっている。

 この時、外気温は1度。小さな流れだが、川から立ち上る川霧が、とても印象的に感じる。

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 最初に見るのは、一の滝。岩盤によって二つに分かれた流れがまた一つになる。ここで広角レンズを使おうと思ったのだが、フィルターがないためスローシャッターが使えない。普通に撮ると明暗差が大きすぎて感じが出ない。ここにアップするのはJPEG撮影のものだが、RAWで撮ったものもあるので、どうやったら感じが出るか、研究してみなくては。
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 三の滝の情報見えていた二の滝。近づいてみると6mほどの直瀑の下に二枚のナベラがある感じで、バックの青空が映える。木々が緑ならまた違った感じになるだろう。脇の山肌も迫力がある。
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 遊歩道があるのはここまで。二の滝の脇を適当に登っていくと踏み跡があり、その先に取水場がある。取水場の脇を降りていくと三の滝。

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 滝の上に出て上流を見てみると、好みの渓谷がある。だが、そこを先に進むには長靴が必要になりそうだ。新緑の季節にまた訪れてみたいと思った。

 桂さんによれば、八枚のナベラが確認できなかったとのことだが、入り口のから見える小さなナベラを入れると何とか八枚を数えられそうだ。
 なぜか今まで訪れる機会のなかった八枚ナベラだが、今回うまく撮れなかったこともあり、是非とも再訪したいと思った。

 この時、時間はまだ10時過ぎ。次を回る時間は十分ある。ということで、つづきます。

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沖洲より だるま朝日

2013年12月22日 | 風景写真

 今年は大砂海水浴場から見事なだるま朝日を見ることができた。次は徳島の港・沖洲からのだるま朝日を見てみたい。そんな思いを抱きながら、5時に起床して出発。出発時は曇り空だったが、沖洲に着くころには晴れ、但し東の水平線付近にのみ雲がある。これは望み薄かと思いながら、取りあえず日の出を待つことに。

 7時前になって、堤防の上に何名かカメラマンの姿が見え始める。取りあえず、望遠をつけたカメラをもって車を降りる。
 堤防に出てみると、太陽が登りそうな場所だけ少し雲が空いている。きちんと撮るつもりなら、三脚をすえてカメラ2台体制を取るべきだが、車に戻って装備を取ってくる時間はなさそうだ。

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 そして予想通り、雲の間から太陽が昇ってくる。

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 完全ではないが、一応だるまの形になる。

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 少し引いて、大型専用の工事現場を入れてみる。

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 そして太陽が昇りきった。

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 だるま朝日の撮影としては、いい条件ではないが、やはり朝日が昇るのを見るのはワクワクするものだ。朝日が昇りきった7時5分、早々に撤収する。中途半端な装備で挑んだことを少し後悔しながら。

 予定ではこの後祖谷方面の谷に向かう予定だったが、あまりに眠いので、少し仮眠してからどうするか考えることにして、飛び込んだ道の駅で30分程仮眠する。

 つづきます。

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