週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

H28 七折梅園

2016年02月29日 | 自然写真 季節の花

暖冬のため、春の花の開花が早い。とはいえ、先週訪れた明谷梅園は少し早かったようだ。七折梅園では梅まつりが始まっているが、イベントの時に訪れるのは苦手。なので、今回は家族サービスを兼ねた七折梅園詣でを計画。

時間が早かったので、まだ観光客は少ない。入場料受付には誰もおらず、料金を入れる箱もないので、そのまま入場。母親を気遣ってゆっくりと登っていく。まだ蕾のままの枝も結構目につくが、晴天でもあり、家族連れなのでゆっくり楽しみたい。

ここは三度目の筈だが、毎回違うルートを歩いている気がする。見たことのないシーンがあったりして驚く。

上から見下ろすと、駐車場がほぼ埋まってきているのが見えた。

登ってくる人の列は途切れることがない。気温も上がってきたようで、早い時間に来てよかった。

約2時間の滞在の後、七折梅園を後にして次の目的にサンライズ糸山に向かう。

今日もやはり霞んでいるが、やっと青空をバックに河津桜と来島大橋のコラボが撮れた。ただ、満開にはもう少しだったのが残念。

それでもさすがに今日は人が多かった。

食事を終え、帰路につくがふと思いついて寄り道。まんのう町の枝垂れ桜が先日のニュースで流れていたと母が言うので寄って見ることに。

世話をしていたご主人がなくなられてと聞いたが、後を継いだ人のおかげで今年も見事な枝ぶりを見せてくれた。ただ、周辺の道は狭く慣れない人が焦るせいで出るのに一苦労だった。

帰宅したのは17時。家族サービスなので撮影の自由が少し制限されてしまうのは仕方がない。けれど、いい風景を楽しめた。

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今年は日帰り 冬の伊吹山

2016年02月07日 | 風景写真

恒例となってきた瓶ケ森スノーハイク。今年は雪が少ないようであまりいい絵が撮れそうもないとKENさんからの連絡。よって今年は日帰りでの伊吹山霧氷撮影となった。

昨年より早めに寺川で待ち合わせてそのまま白猪谷登山口へ。予想通り雪は少なく、、登山口までの道でも雪のない部分が多い。

8時17分、装備を整え登り始める。登山道でも雪は少なく、沢と交差してからは雪道となったものの、アイゼンなしで充分歩いて行ける。

9時35分山荘しらさ到着。付近でも霧氷はほとんど見えない。子持権現方向でガスが流れていくのが見えるので、これから霧氷が発達するかもしれない。

とりあえず伊吹山を目指して歩き始める。

付き始めの霧氷、らしきもの。

ほとんど見るものなく、伊吹山頂上へ。

帰路は尾根伝いに霧氷を探しながら。

途中数人とすれ違うが、女性が多かったように思う。最後の方達とはしばらく話をして、お互いのブログアドレスを交換した。あの人がどんな写真をアップするのか楽しみだ。

11時半頃、山荘しらさまで帰ってきた。人影が見えたので、ちょっと休んでいこうと中に入る。数人の客がすでに荷物を置いて休んでいたので、マネージャーに予約状況を聞くと、今夜は2組10人の泊り客がいるそうだ。

コーヒーを注文して荷物をおろしたときに、ザックに挟んでいたアイゼンがないのに気づく。どこかで落としたらしい。たいして歩いていないので探しに戻ろうと、KENさんが言ってくれるが、見つかる可能性は少ないように思えた。そう思っていると、「管理人さんいらっしゃいますか?」の声がする。何かと振り向くと、落とし物を拾ったのでといいながら、掲げているのは私のアイゼンが入った袋である。思わぬ幸運に、お礼を述べていると、「もう一つ、ストックを拾ったんですけど‥‥」を見せてくれたストックに見覚えがある。「KENさん、ストックは?」と聞くと、KENさんが慌ててザックをみるが、やはりストックがない。二人して落とし物としていたわけで、ここでコーヒーを飲んでいて正解だった。先週の寒風山で落とし物を拾ったことが、今日の幸運につながったのかも。

車まで戻って、軽く食事をとり、氷室の大滝に寄って見る。KENさんは訪れたことがないといっていたが、この道沿いに見えることを知らなかっただけらしい。伊吹山で会った女性がこの滝を訪れるといっていたので、止まっている車はその人のものだと思えた。滝を撮っていると滝壺付近に人がみえたので、その女性だと思ったが、この水量でどこから渡ったのだろうかと不思議に思った。

次の機会を約してKENさんとはここで解散、とはいえ一本道を連なって走るだけ。あと少しで国道というところで工事中時間通行止め。運良く15分程待っただけで通過でき、途中「道の駅 木の香」によるKENさんと別れ、そのまま帰路に。入野SAで土産を買い、帰宅したのは17時20分。

先週素晴らしい霧氷を見ただけに、今日の霧氷は物足りないが、それも自然相手だから仕方ない。だからこそまた次の機会が楽しみになる。

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寒風山の霧氷

2016年02月01日 | 風景写真

昨年より、瓶が森とは別に日帰りで霧氷を見る冬山歩きをKENさんにお願いしている。昨年の伊予富士は急な天候変化で大変な思いをしたのだが、今年は期待できそう。

今回は朝日に染まるシーンを見ようということで、31日は寒風山トンネル出口で朝5時の待ち合わせ。この一年間まともに歩いていないので、少し時間に余裕を持ちたくて、4時半に到着のつもりで出発。案の定KENさんはすでに待っていたのでそのまま旧道をのぼって旧・寒風茶屋駐車場へ。装備を整えて出発したのが5時。

雪が残っていて歩きにくいため、KENさんはいつもよりゆっくり目に歩いてくれているようだが、やはり日頃の運動不足がたたっており、脚が悲鳴を上げ、息が上がってしまう。それでも何とかついていくのだが、滑りやすい段差があったりすると大きく遅れてしまい、平坦部で何とか追いつこうと頑張って足を動かす。見上げると半月が美しくて、今日の天候が期待でき、気力が涌いてくる。

桑瀬峠に着いたのは6時過ぎ。厚着をしたつもりはないが、ここまでかなり汗をかいてしまった。冬山では良くないことである。汗を拭いて、カメラを取り出す。ここでアイゼンを装着するのだが、あとで必要なかったと後悔する羽目になる。

桑瀬峠から少し歩いて、綺麗な風景の場所を探す。空は晴れているが、ガスが流れて風景を展望を大きく変える。


日の出前、ガスを透かした東の空。色が変化していくのを見るとき、ゾクゾクする。

朝日が昇ってきたが、流れるガスのためぼやけてしまう。霧氷と朝日の組み合わせをいろいろやってみるが、なかなかうまくいかない。

後ろを振り返ると、霧氷が朝日で赤く染まって見える。

朝日をしっかり堪能した後、頂上目指して歩きはじめる。カメラは持ったままで、気に入った風景があると立ち止まって撮りながら。

頂上に近づくとまた風景が変わってくる。山の稜線の両側でこれ程風景が異なるのは不思議。

頂上に着いたのは10時頃。この時間になるとかなりの人が昇ってきている。寒風山頂上は初めてなので、スマホからFBに投稿したら、さっそくJJJさんからコメントがあった。高校時代の同級生からもコメントをもらって嬉しくなってしまった。

ここで朝食か昼食かわからない軽食を取って、下山開始。何度も立ち止まって撮影していたが、雪が解け始めた山道は滑りやすくて、歩きにくい。後ろから来た人に何度も道を譲ったが、どうやったらあんなにスイスイ降りられるのだろうか?

 途中、KENさんが木にかかっていたオレンジ色のヤッケをひろった。桑瀬峠で休憩中に、会った人に聞いてみても心当たりがない。下の駐車場まで持っ て降りて置いておこうということになって、経験豊富そうな人がザックに挟んで降りて行った。駐車場で帰り支度をしているときに、持ち主が下りてきたので、 係わった人が皆安堵したのだった。

今回、いろいろ損失があった。ザックのチェストストラップが破損、スパッツをひっかけて鍵裂き、トレッキングポールの先端プロテクターを片方失くした。ザックのバランスが崩れたおかげで肩に負担がかかってしまったし、彼方此方が痛い。しかし、気分的には最高。普段机にしがみついて気分をすりへらしている身には、貴重なリフレッシュタイムである。

次回は瓶ケ森スノーハイクだが、今日の状況では期待薄。天候を見て決めることになった。高瀑も林道普通のため今年は中止となっており、もしかしたら今年に冬は今日で終わりなのかもしれない。それもいいかと思えるほど、楽しい一日だった。

 

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