週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

中秋の名月

2012年09月30日 | 風景写真

 降り続いていた雨も止み、台風の影響も遠ざかった高松の夜。部屋に戻る前に空を見上げると、雲間に月が見えた。慌ててカメラと望遠レンズを取り出して撮影。
Ds3_4118

Ds3_4130
 今年は台風の影響で見られないと思っていたので、思わぬ幸運に感謝!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花の季節

2012年09月25日 | 自然写真 季節の花

 9月23日 日曜日。前日遠出したので、今日はお休み。のつもりだが、この時期の彼岸花を逃すのはもったいない。朝方まで雨が降っていたので、晴れ間が出るまで待とうかと思ったが、雨滴のついた花もいいなと思い、支度して出発。
 朝9時前のみろく公園。昨年より早い時期に来たせいか、今年は誰もいない。奥園までいくと、 今年は黄色い彼岸花(鍾馗水仙)が見事に咲き誇っている。ただ株数が少なくなっているような気がして、少しさびしい。奥の方に白や赤の花もあったが、数は少なく、赤は既に色落ちしかかっている。ただ、狙っていた通りの雨滴が見られたのはラッキー。
201209230903_06
201209230914_16

 最初はマクロレンズの手持ち撮影だったが、シャッターを押す際の動きで焦点がずれてしまうので、三脚をすえ、リモコンをとりつける。
 普通なら、三脚を据えた後は、ズームレンズで構図を変えていくのだが、単焦点レンズなので、三脚ごと移動することになる。一段だけ伸ばした三脚で、モニターを見ながら少しづつ移動。
201209230933_44

 彼岸花のエリア、斜面の赤い花はまだ未開花。白い花だけが目立つ。

201209230935_48
 
 二人連れの御婦人が来て、撮影を始めている。地元のおばちゃん風の人がデジイチを持っているのは、何となく不釣り合いな気もするが、それは勝手な思い込みというものだろう。
201209230937_52

 すこし陽が射してきたように思ったが、長くは続かず。狙ったものは撮れたので、みろく公園を後にする。
 昨年見つけたポイントをいくつか回ってみる。さぬき新道沿いのポイントは綺麗に刈られてしまい、彼岸花はなし。公渕公園南の稲田にも目立つ群生はなし。稲穂もまだ緑が残っているのでもう少し先がいいのかも。
 西植田、神内池南で見た群生。このエリアは既に稲穂が刈り取られていた。
201209231044_73

 今年は水滴をまとった姿や、まだ色の濃い花を見ることができた。来週は黄金の稲穂と組み合わせて撮れるだろうか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南楽園から 宇和海へ

2012年09月24日 | 自然写真 季節の花

  薬師谷渓谷を後に、向かったのは南楽園。この時期、特に見るものがないのは分かっていたが、次に来る時の下見を兼ねて・・・。
 最初に向かったのは海の家。外部との水門に近いこの場所では、鯉に餌をやると浜に鯉が昇ってくるという。試しにやってみると、ものすごい勢いで集まってきた。すっぽんやナマズまで集まってきたりして。
Photo
 海の家の縁側に座って、コンビニおむすびの昼食。小雨が降ってきたので、小走りに園内をまわる。
201209221238_149
201209221253_172
201209221302_178

 園内で目につくのは、藤や菖蒲。ここは春から初夏にかけてが見頃だろう。来春に来られたらいいな。
201209221434_200_2  約1時間を過ごして南楽園を後にし、半島を右回り、海沿いをまわる。できるだけ海沿いを周ろうとして行き止りになって引き返すことしばし。家内とのドライブは道に迷うことも楽しみの一つである。

 半島の殆ど先端まで来て出会った細木運河。半島が数十メートルの幅になったところで運河を造り、回り込むことなく湾の内側と出入りできるようにしたらしい。この上空をハヤブサらしき鳥が数羽飛んでいたのを、家内が夢中で追いかけていた。
201209221512_223  水荷浦の段々畑。以前何かの記事で記憶にあったのだが、ずいぶんイメージが異なった。天候の所為もあるだろうが、帰って調べると、記事は上方から写したものだった。
 時間は午後3時過ぎ。時間的余裕がなくて、上に回る道を探す余裕がなかったのが残念。
 下の写真は、近くにある魚見の丘からの景色。晴れていればもっと良かっただろう。
201209221521_229

 もっと宇和海の景色を楽しみたかった。次は晴れの日に来てみたい。
201209221358_189
201209221536_233

 宇和島市街地に入る手前で高速につながる有料道路にのる。
石鎚SAで夕食。幾つかの違う店が入ったレストランは、いろいろ選べて楽しそうだ。SAの食事を特集した漫画もあるようだが、最近のSA/PAはどんどん様変わりしていく。
 帰宅したのは午後7時半。  555km 12,078歩 無給油での最長距離走行だった。
 次に宇和島方面を訪れるときは、一泊を前提に、付近の滝をまわってみたい。更には晴れの宇和海を楽しみたい。今日の天候でも十二分に楽しめたので、さらなる楽しさを追求したくなる、そんな遠征であった。


 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期待以上に 薬師谷渓谷

2012年09月23日 | 自然写真 滝

 9月22日 1年ぶりに家内と休みが合ったので、そろって遠出。目的地は宇和島市の薬師谷渓谷。当初、同じ宇和島市の滑床渓谷を考えていたが、一度訪れた場所であるし、家内は観光地化されていない場所を好むので、こちらに変更。
 5時半出発、昨日から少し体調が思わしくなかったせいか、無性に眠くなり、入野PAで30分の仮眠。薬師谷渓谷に到着したのは9時7分。宇和島まで実質3時間だから、近くなったものである。薬師谷渓谷に向かう道は、用水路沿いに住宅地を通り抜ける、香川で言えば柏原渓谷を思わせる道。そして川を初めてまたいだところに薬師谷渓谷の看板。

 小さな駐車場の脇には、夏場そうめん流しの催しをおこなう小屋。その脇から始まる遊歩道を少し入ると、か細い滝が見えてくる・・・と思いきや岩壁の奥に豪快な滝が見えてくる。

201209220920_009  滝前の岩場で体操している老人に挨拶して、滝前へ。岩のトンネルの下を流れる沢を、石伝いに流れの真ん中へでて、三脚を据える。高さはさほどでもないが、岩壁の中に落ちてくる「岩戸の滝」。

 岩壁の中でこの水量、なのにさして轟音と感じなかった。 感じたのはむしろ静寂。不思議な場所である。岩場に戻ると、先ほどの御老人が話しかけてきた。最初に見たか細い滝は、そうめん流しに使われている名水で、水量さえ十分なら、「○○の名水」として売り出されていたはずだとか。よく見ると、滝は岩に打ち込まれたパイプから出ており、更に取水ホースが入口の小屋に向けて伸びている。

201209220941_024  御老人に礼を言って先に進む。

 渓谷の遊歩道は、綺麗に整備されているが、側面の斜面は、崩壊や倒木で少し荒れた感がある。途中にあったキャンプ場も、最近は使われていないようだ。

 左の写真は途中にあった無名滝。滝見台も設置されていたがマップには名がない。滝見台から下流を見た感じもいい感じだった。

 更に進んで見えてくる「萬代の滝」。正面から見るためには、遊歩道を外れ、石の上を伝っていく必要ある。落差はないが、深い淵と、橋との組み合わせが印象的な滝である。

201209220955_035

 そして進んだ先に見えてくる「雪輪の滝」。滑床渓谷にある日本百選滝と同じ名の滝である。思った以上に落差のある見事な滝である。

201209221008_050

 今日は水量が多いせいか、波のような文様が良く見えない。それでも、滑床の渓谷の「雪輪の滝」を知らず、雪輪の文様を期待していなければ、この滝は存在だけで見事な滝である。

 滝の左岸から上へと遊歩道は続く。その途中滝側にそれ、滝を身近に見るとまた新たな感動があった。

201209221024_074

201209221027_088  なだらかな岩肌を流れる水が、斜面の形状によっていろいろと表情を変えていく。豪快さと優美さ、これほどの滝とは正直思わなかった。

 この滝の撮影では、波の文様を写すためできるだけ高速シャッターを使用しているが、スローシャッターでも撮影している。右の写真はスローで撮った一枚。

 下からは見えなかったが、遊歩道を進んで滝の上に出ると、すぐ上に、直瀑の小滝。その滝壺は小さな瓢箪のようである。千畳敷と呼ばれる平坦部分を過ぎると、三段の見事な滝。この滝にも名はないようだが、それぞれの滝壷は見事な形をしており、大瓢箪・飯釜渕と呼ばれているようだ。

201209221051_109  写真は、三段の滝の最上段。この少し上は防災用の大きな堰がある。滝およびその渕は見事なものだが、木々に遮られる上、険しい地形の為沢に降りるのも難しい。まともに撮影できなかったのが残念である。

 防災堰工事の為、遊歩道とは別に車両通行可能な道がある。帰り路はその道を通ったが、さすがに味気ない道である。だが、この渓谷は思ったより家内のお気に召したようだ。

 車に戻ったのは11時30分。次の目的地は海沿いである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消化不良 霧谷の滝

2012年09月18日 | 自然写真 滝

 9月16日 奥轟の滝への取り付き場所を12時40分に発し、国道に出て東に向かう。菅生バイパスに入らずに小島峠方面への林道に入ると、工事の為通行止めの標識。おそらく小島峠経由で一宇へ抜ける道のことだと思い、そのまま進む。途中分岐を霧谷林道へととり、離合の難しい未舗装の泥道を約2km走ると、山荘が見えてくる。普通なら山荘の向こうに滝が見えてくるはずなのだが、木々に隠され見えない。帰りに寄ろうかと思いながら先に進む。以前に来た時にはこの辺りで車を停めて歩いたのだが、直前まで入れることが分かったので、今回は滝のすぐ下まで進んで車を停める。
201209161351_160_2
 以前は簡単に滝まで行けたように思うのだが、踏み跡が崩れ、不安定な斜面をトラバースして滝に向かうことになった。脇から合流する支流に見える流れの奥に霧谷の滝はある。本流に見えるまっすぐな流れも、小滝が連続しているようで面白い。支流を隔てる小尾根を越えて、滝前に下りていく。
 普段この滝は二条の流れを持つといわれるが、以前訪れたときも大雨の後で、三条の流れを見ることができた。今回も三条の流れが見える。下の段を越えることができれば、もっとよく見えるかと思うのだが、濡れた岩場を伝っていくのは、危険そうだ。以前来た時は、濡れてはいなかったが、それでも越えられなかった。次に来るときには何か方策を考えておきたい。

201209161355_171

 再び雨が強くなってきた。視点を変えられないいらだちもあって、これ以上ここに留まる気力もなくなってきたので、引き上げることにする。
201209161406_194
 と思いつつ振り返ると妙に気になったアングルがあって、再び三脚を開き、カメラを取り出す。 撮ってみると思ったほどでもなかったのだが…。

 車に戻ったのは14時35分、アプローチに時間をとられたため、1時間以上もここで過ごしたことになる。雨は相変わらず激しく降っているので、山荘奥の滝に寄ることもあきらめ、帰路につく。あの滝は藪を掻き分け、大岩を越えていく必要があるので、こんな天候では少し面倒だ。

 当初の予定では小島峠からR438にぬけるつもりだったが、通行止めなので元来た道を戻る。
 かずら橋の横を抜け、大歩危に出ると、NAVIは大豊まで行って高速に乗るルートを指定。無視してR32を辿る。新宮・井川とNAVIは高速に乗るよう指示してくるがこれも無視。

 帰宅したのは 17時半。走行距離246km 10,406歩。讃岐富士朝焼の他は予定も立てずに動いたのだが、それなりに充実した一日だった。奥轟の滝・霧谷の滝、ともに消化不良の感があり、次はしっかりと準備して再訪したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする