週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

冬の瓶ケ森

2017年01月31日 | 風景写真

 今年もKENさんにお願いして冬山に連れて行ってもらう。1月に入ってやっと寒波が訪れ、冬山の便りが届けられるたび、今年はどんな風景に出会えるか楽しみで、期待感いっぱいだった。

1月28日、4時半出発。待ち合わせは寺川神社前に7時半。30分の余裕をもって出発したので、7時前に到着したのだが、KENさんは既に到着していた。さっそく白猪谷の登山口へと車を進める。見える景色の中に雪は少なく、雪が吹き溜まった場所や、道が氷に覆われたところもあるが、難なく登山口に到着。見上げてみても山に雪が少なそうに見えたので、持参したスノーシューは持たず、アイゼンも6本爪の簡易なものを持っていくことにして荷物を減らし、白猪谷を登り始める。今年は例年と異なり、尾根の直登ルートでまず瓶ケ森に登り、夜山荘に向かう予定。

 登り始めは雪も少なく楽だったが、登るにつれ雪が深くなる。軟らかく、それなのに湿って重い。今日はまだ誰も登っていないので、前を行くKENさんが道を造っているようなものだ。さすがにペースが落ち始め、後から来たパーティーに追いつかれる。先頭を交代しながら進んでいたが、途中からスノーシューをつけた人たちのおかげでかなり歩きやすくなった。尾根道から林道に出たのは11時前。3時間近くかかっていた。

子持権現登り口から林道をショートカットする。ここは例年暗闇の中を歩くコースだが、晴天下に歩くのは気分がいい。

林道に出て、振り返ると石鎚が見える。冬以外のシーズンなら車を停める展望ポイントである。

先に進んで瓶ケ森を臨む。

雪に埋もれたベンチで昼食をとった後は瓶が森へ。雪の状態から今日は女山を目指すのはあきらめ、男山を登る。それも頂上を目指すのではなく、夕日を撮りたくなるポイントを探しながらなので、停まっては撮影しながらのゆっくりした登りである。

 風が作った面白い造形。写真ではわかりづらいけれど。

定番ポイントで。

雪をまとった木は宇宙人に見える?

一緒に登ってきたグループの内 3人組が瓶が森を登ってくる。この方たちも山荘泊だそうだ。

日帰りだという4人組や、避難小屋泊まりだという四人組、今日は例年より人が多い。

定番ポイントより少し下った位置に三脚を据え、日の入りを待つ。

夕陽を撮るので当然逆光なのだが、思った以上に明暗の差があり、考えていた絵にはならない。

RAWでの撮影をあきらめ、JPGモードでHDRを使用。それでも明暗の差は大きく、手前の光景は全く入らず、石鎚のシルエットだけになってしまった。

日の入り後、空の色が変わるのを楽しむ。

日が沈むと急激に気温が下がってくる。同時に暗闇が迫ってくるので装備を片付け、瓶が森を下る。一緒にいた三人組も山荘を目指すので、一緒に林道を下り始めたが、スノーシューをつけたあちらの組は早い。下りとはいえ、柔らかい雪でペースが上がらず、ついにはKENさんにも遅れ始める。

暗闇の中、自分のライトだけを頼りにひたすら林道を歩く。見上げると満天の星。思わず見とれてしまうが、遅れていたことを思い出して、歩を進める。山荘に着いたのは8時前。

今日の山荘しらさの客は9名。賑やかな夕食の後、外に出て星を撮影する。少しガスがかかってきたせいで明瞭な写真が撮れず、早々に部屋に戻った。

部屋に戻っても、明かりも暖もなく、早々に布団にもぐりこむ。いつもなら夜中に起きて出発だが、今回は朝までゆっくりできる。

暖の無い寒い部屋では布団にくるまってもあまり暖かくならないが、やはり疲れていたのだろう、すぐに眠りに落ちてしまった。

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大海子海岸から 冬の滝へ

2017年01月21日 | 自然写真 滝

1月15日のお出かけ記録です。

例年この時期は大海子海岸でのだるま朝日。9日にも訪れているが失敗。この日も東の空低くに雲があって難しいかも。

常連さんが集まる場所に陣取って、日の出を待つ。

バッチリの場所から太陽が顔を出す。

しかし雲のため頭打ち 残念!

太陽が昇り切った後の東の空。雲があるのはほんのわずかな幅なのだけど。

次に向かうのは神山町。やっと訪れた寒波に冬の滝を期待する。

佐那河内で道に雪があり、凍結に注視しながら走っていたのだが、神山町に入ると雪がない。NAVIの警告では神山町凍結注意なのだが。R193にはいり、神通滝への分岐に入った頃から薄く積もった雪が現れ、壁面にツララが見え始めるも、スノータイヤの恩恵なしでも到着できたかも。

 数台の車が停まっていたので神通滝を目指しているのだろう。装備を背負って遊歩道を進む。簡易アイゼンを持ってきてい入るが出番はなさそう。途中であった人からは水量が多いのとの情報。

神通滝は滝壺まで氷で覆われているものの、周辺のつららも少なく、水量が多くて完全氷結はしていない。

水の勢いなのか、滝壺の周りのつららが反っている。

帰り際の一枚。あとで後ろ姿の人がFB仲間の広田さんであることを知る。

久しぶりに江田地区に寄ってみる。この地区の上にある滝は凍ることがあるのだろうかとふと思ったのだが、付近にはほとんど雪もなく、滝も氷結することはなさそうだ。

おおとしの滝 と いつぼの滝。最初に来たときは冴えない滝だと思ったが、水量が多いと結構見ごたえのある滝である。

次の目的地は母衣暮露の滝。ここへの道も雪がなく、当てが外れたかと思ったが、滝に近づくにつれ雪が増えてきた。

しかしながら、この滝にしては水量が多く、完全凍結していない。

滝を見ながら、持参したお湯で温かい食事と甘酒。冬の山で、震えながら飲む甘酒は最高!

滝を辞して、帰路につく。山川まで戻ったところで異変に気付いて車を停めると、右後輪がパンクしている。

応急処理セットを使ってみたが、サイドに傷が入ったようで長くは持ちそうにない。近くのスタンドで予備タイヤに交換してもらう。VEZELで2回目のパンクだが、2度とも冬のスタッドレスタイヤである。

高松まで戻り、なじみのスタンドでスタッドレスを注文し、Hondaに寄って応急処理セットの交換を依頼。

今は店長となったかっての私担当の営業マンは、「四駆は何処でも行けるけどタイヤはゴムですから」と笑っていた。

寒波のおかげで冬の景色を堪能したと同時に、冬の道の怖さを再認識するのだった。

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2017年 初日の出

2017年01月02日 | 風景写真

2016年1月1日は初日の出をだるま朝日で迎えることができた。20107年の初日の出も・・・と思い、徳島沖須へやってくる。思ったより早く6時10分ごろに着いたので車中でしばし休憩。6時半過ぎに装備をもって堤防へとむかう。付近はかなり車が集まってきていた。

2日前に来ているので、陽が昇る場所の見当をつけて三脚を据える。最初に決めた位置にいればいいのに、二度ほど沖寄りに場所を変える。これが失敗だった。

灯台の向こうに2隻の船。堤防を歩く二人連れ。結構絵になるシーンだが、手持ちのためブレてしまった。

日の出の瞬間。ポジションを間違えたことが分かるがもう遅い。

条件は結構よかったのに、残念。

2日前の下調べ(?)が無駄になってしまった。朝陽の撮影時にはポジションをしっかり決めないとだめだと、今更のように反省。

今年は昨年より人が少ないように思っていたが、帰ろうとすると大渋滞。沖洲から出るのに20分近くかかってしまった。

バタバタした今年の初撮りだったが、これが今年を暗示していないことを願っている。

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