11月20日 稲荷山公園 のつづきです。
予想外に稲荷山公園での滞在時間が短かったので、次にどうするか決めかねていた。同じエリアの白滝公園もいいと思っていたのだが、ここは遊歩道をかなり登ることになるので、母親には厳しいかと一時は候補から外していた。時間がたっぷりあるのでゆっくり登ればいいと思い、白滝へと車を向ける。
前回白滝を訪れたのは、昨年の4月。前の車CR-Vの最後の遠征だった。この時は雨模様で人もおらず、駐車料も払わずにいた。水量が少なく、今一つであったと記録している。
11時過ぎ、白滝公園駐車場到着。駐車料300円を払う。さすがにシーズンで人が多く、駐車場にも整理する係官がいた。おりしも20日は滝祭りの日であったようで、餅つきなどのイベントもあった。
遊歩道をゆっくり登る。水車小屋を過ぎ最初に見えてくる「落合の滝」(左)と「雄滝」(右)、前回は雄滝の水量が少なかったのだが、今回は水量豊富で見事な姿を見せてくれた。
更に進むと、前回は全く見えなかった「合歓の滝」(左)が落ちており、そして主滝である「雌滝」(右)が見えてくる。
さすがに今日の雌滝は豪快で、正面の滝見スペースでは水飛沫がすごい。
更に登って、雌滝(左)と合歓の滝・上段(右)
上部の展望台まで登り、雌滝の滝壷をのぞきこむ滝見台をまわってくると、滝祭りの神事が行われていた。
背中に「祭」の文字が入ったおそろいのジャンバーをきた人たちと、法被を着た子供たち。地元の有志たちであろう。祭りとしては小規模であるが、滝とからんだ祭りを見るのは珍しいので、休憩所で母親を休ませて、一部始終を見せてもらった。
神事が終わった後、小さな社がある階段を上った。
神事を行っていた場所のすぐ向こうに小さな沢がある。この上に「来光の滝」があるのだが、前回は滝らしく見えなかったので、興味も魅かれなかったのだが、今日は木を透かして立派な滝が見える。社の裏側をまわって、沢に下りると正面に滝。落差は10m足らずだが、ちょっとした征服感!
下りは、一部別のルートを通る。その際に雌滝のほぼ全景を正面から見ることができるのだが、今日は晴天の為、写真の出来はよくない。黄葉を絡めてみたが、コントラストが強すぎる。デジタル加工をすれば、もう少し良くなるのだろうけれど。
写真は、色付き始めた木々の間から雌滝の上部を透かすように。
駐車場に戻ったのは1時過ぎ。どこかで弁当を買って、展望所で滝を見ながら食べても良かったな、と今更ながら思った。
海沿いに出て、夕やけこやけライン沿いの海鮮レストランで昼食。道の駅・双海に寄って、土産を買った後、後は帰路につく。
走行距離397km 10,055歩。
紅葉狩りとしては不満が残るが、白滝を見て喜んでくれたので良しとしよう。
一日中居てもあきないですよ~
白滝公園、覚えておきます。
この白滝公園は、記されているだけで7つの滝があります。
いくつかは水量が少ないのですが、メインの雌滝は見事ですよ。
但し、観光地化された滝なのでローマさんの趣味には少し合わないかも。
るり姫伝説についての説明書きがあったりするので、訪問ネタには事欠かない場所です。