週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

岩黒山のアケボノツツジ H29

2017年05月22日 | 自然写真 季節の花

先週末は岩黒山や西赤石でアケボノツツジが見頃だったらしい。所用で動けなかったため時期を逃したかと思っていたが、近況によればまだいけるとのこと。

新緑の中の山歩きを楽しみたいが、それならアケボノツヅジが見られるかもしれない岩黒山を行先に選んだ。

明け方のアケボノを見たいと思いながら、3時過ぎという中途半端な時間に出発したために土小屋に到着したのはとっくに陽が登った後。ゆっくり上ることに決めて仮眠をとる。一時間近く休んでから外に出ると、これから撤収するらしい二人連れから声をかけられた。まだアケボノが残っていますよと情報をもらって出発。野鳥の声を近くに聞きながら登っていくと、ほんの1m先でウグイス(?)の声。残念ながら完全に逆光のため撮れなかった。

最初のポイントについて驚いた。想像した以上にアケボノツツジが残っている。

そして定番ポイント。盛りだと右半分に咲いている花が、今日は右側1/3くらいか。

少し進んで反対側の斜面でひときわ濃い花を見つける。

陽が当たる部分が淡く浮かび上がる。あとから来た二人連れも、ここで熱心に撮影していた。

頂上までの短い距離の中で、山々をバックしたアケボノツツジを楽しんだ。盛りを過ぎたはずだが、今まででもっとも多くの花を見たように思う。

頂上をそのまま通過して丸滝山へ下りる。こちら側にアケボノツツジはあまり見られないが、道端にヒカゲツツジを見る。丸滝-筒上方向ではよく見られるらしいが、このルートで見かけたのはこれ一本。

丸滝山へは向かわず土小屋へを降りていく。途中2つのパーティ17人とすれ違う。開花状況を聞かれたのでいいですよと答えたら「シロヤシオが?」と返ってくる。そのまま丸滝-筒上ルートへ向かうらしい。

ここで恥ずかしい思い違いについて。アケボノツツジはアカヤシオに似ているので、シロヤシオは白いアケボノツツジに近い種類かと思っていた。シロヤシオとはゴヨウツツジのことで、これからのシーズンが楽しみな花である。であれば、丸滝-筒上ルートではまだ開花していないとの情報をもらっていたのに・・・。

今日のお出かけの教訓から次の予定を考える。次回は前日から車中泊で夜明け前に登り、丸滝-筒上ルートにも挑んてみたい。


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フラワーパーク浦島 H29

2017年05月05日 | 自然写真 季節の花

FBでフラワーパーク浦島の記事を見て、そういえば昨年は何度も通ったなと思い、4日は晴れそうだったので早起きして向かってみる。

5時前の到着だが、すでに東の空は紅く染まってきている。天候は見事な晴れ模様。

先行者が一人いたので、その隣に三脚を据えていると、「あの柱は何ですかね」と話しかけられる。見ると正面、ちょうど太陽が昇ってくる方向にポールがある。鯉のぼりのポールのようだ。

とても邪魔だが、どけるわけにもいかない。海側はキャンプ場にすべく工事をしているようだが、そうなるとこの場所は写真としても魅力がなくなるかも。

D800を三脚に据え、D500を手持ちにして、時間とともに変わりゆく風景を撮ってみる。

今回、ハーフNDを持ってきているので、三脚に据えたD800の方で使ってみる。境界をうまく使えなくて失敗が多かった。

朝陽が顔を出す。

この場所ではD800よりD500の方がイメージに近く撮れるのは、何が違うのだろうか。

太陽が昇りきった後、朝陽を浴びて柔らかい色に写る花を探してみる。

後から来た3名を含め、皆まだ残っていくようだ。今年は例年より背丈が小さいようだが、それゆえに違ったアングルもあって面白かった。ただ、あのポールがなければ・・・。


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薬研谷 H29

2017年05月04日 | 自然写真 季節の花

先日の奥工石山のアケボノは空振りだったが、アケボノの開花が遅いのならこちらはどうだろうと考えたのが薬研谷。一昨年のGWにはすでに終わっていたのだが、今年はいいタイミングかもしれない。

薬研谷に行くには大河原高原からだとそばまで車で行けるのだが、道に自信がないのと、歩くのも目的なので柴小屋からのルートをとる。7時半に柴小屋休憩所に着くと、曇り空と冷たい風。

ほぼ同時に着いた徳島ナンバーのT氏の存在が無かったら、ここで帰ったかもしれない。

柴小屋山を越えて最初の分岐でT氏と別れる。一昨年とは違う大道丸の尾根からのルートをとってみた。

8時45分 尾根上で今年最初のアケボノツツジに出会う。

下り続けると、時折淡いピンク色の花を見て心が躍る。ひときわ色の濃い群生を見つけるとそこは崖の上で、見下ろすと見覚えのある風景。

 空が青いともっと違う絵になるのだろうが、明るく淡いピンクの花のある風景はやはり美しい。

尾根を下り、小さな流れを越えて隣の尾根へ。一昨年来たのはここまでだった。

 急斜面を下り谷に下りると、別ルートをとったT氏の姿がある。見慣れぬ黄色い花があるというのでマクロレンズを使ってみた。後で調べるとヒカゲツツジのようだが・・・。

 T氏は私の来たルートを戻ってみるという。大道丸への尾根ルートは私がとったのとは別ルートがあるらしいが、途中のアケノボツツジが綺麗だったので,勧めてみるとその気になったらしい。

ここに来たらやはり撮っておきたくなる銚子の滝。

 薄い雲を通して陽が射してきた。陽を透かしたピンクの花びらが綺麗なので望遠で撮ってみる。もう一度戻って・・・はさすがにその気になれない。装備を片付け帰路につく。

 林道の木に貼ってあった注意書き。地元の人も気を使ってくれているようだ。

往路よりはずっとなだらかな尾根を登って戻ってくると、段々霧が濃くなっていく。この霧の中でアケボノを撮って見たかったかも。しかし霧が雨に変わったところで、今日の装備では無理をしなくてよかったと考え直した。

先日の奥工石山では、周辺の花に全く注意を払っていなかったが、今回は時々道花の花に目を向けてみる。

有名な花だが、自分で撮ってみるのは初めて。群生とまではいかないが、気をつけて見ると結構咲いているものだ。

車に戻った頃には結構雨が降っていた。T氏はまだ帰ってきていないが、我々より後から来たらしい数組が帰ってきた。道中で会わなかったので、やはり別ルートがあるのだろう。

今回の山歩きは、天候に恵まれなかったものの、見頃のアケボノツツジに出逢えて、実り多いお出かけだった。

コメント (2)
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