週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

立川工石山

2017年04月30日 | 風景写真

GW といっても今年は飛び石連休。その初日となる29日、例年とは違う場所を訪れてみようと思った。

向かう先は工石山。高知には工石山という同名の山があるので、こちらは奥工石山あるいは立川工石山と呼ばれている。展望がよくてアケボノツツジが見られるかもということで、初登山に挑む。

大豊ICでおり、県道5号を高速道に沿ってもどるように北上。立川郵便局から林道に入ってしばらくすると舗装が途切れる。香川県では山道でも未舗装の場所はほとんどないが、高知の山間部だとこういう道も多い。その為にSUVに乗っているのだが、VEZELでは時折腹をこする音がする・・・。

未舗装の部分は9km弱だろうか、林道に入って30分程で登山口につく。他に車はなく、青空の下一人で登り始める。

尾根に出るまではきつい登りと書いてあったが、石の多い急斜面で、思っていた以上にきつい。おまけに最近のハードワークで疲労がたまっていたようで、バランス感覚がおかしく、尾根に出るまでかなりの時間を要した。

尾根に出たところで展望が開け、ベンチが置いてある。少し休んで先へ進むが、この後も石の多い急斜面をよじ登ったりする場所が多く、距離的には短いものの体力を使う登りとなった。

やっと石清水まで到着。枯れているとの情報だったが、先日の雨のせいか、わずかながらも水があった。

そしてユルギ岩に到着。山頂に大岩を置いたように見える不思議な光景だが、回り込むと簡単に上に出られる。

ユルギ岩の上からの展望。晴天だが、靄がかかったように視界はあまりきかない。期待したアケボノもまだのようだ。

こちらは一等三角点のある頂上。ユルギ岩の上にも1516mの看板があったが、こちらの方がだいぶ高いように見える。

ゆっくりしていたが、誰も登ってくる様子がない。アケボノがないからだろうか。写真もあまり撮る気になれず、早々に下山開始。

石が多いので下るのも結構大変。参考にした方の記録では下山時間35分とあったが、約50分を要した。

未舗装の悪路を戻る途中、若い鹿とカモシカに遭遇。数年ぶりに見たカモシカを撮ろうとカメラを手に車を降りたが、さっさと斜面を下ってしまっていた。ふと見上げると、ヤマザクラがまだ残っていた。

林道の下を流れる立川川の音に誘われ、車を降りてみると、魅力的な滝が見えた。装備を抱え急斜面を下って滝の正面に出てみると、滝と呼べるよほどの落差はなく、上から見たほどの魅力はなかったが、これも山道を走る楽しみか。

高知や徳島の山間部を走ると、水の美しさにいつも感動を覚える。これからさらに渓流は美しくなっていくのだろう。

大豊IC経由で、まっ直ぐ帰路に着いたのだが、善通寺付近で激しい雨、坂出付近で強風にあう。しかし高松では晴天で、相変わらず天候の不思議さに驚かされる。

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今年の桜は短命! 西村大師堂から

2017年04月18日 | 自然写真 季節の花

4月16日のお出かけ記録です。

先週末には二分咲きだったのにこの週末はもう散り始め。そんな桜だよりを見ながら、今回の行先は久万高原町。

西村大師堂を訪れるのは8年ぶり2度目。前回は開花前だったので、枝垂れ桜を見るのは初めてである。8時前だと誰もいない。近づいてみてすでに散り始めかと思ったが、花のついていない枝が多いようだ。看板にも樹勢の衰えを記してあった。

少し霧がかかってきたので、気持ちがのってきた。

太子堂の少し下にある苗代桜。

途中で目についたハナモモの里へ。

少し広くなった場所に車を停めようとすると、民家の駐車スペースに誘導してくれた。人が少ないとはいえ、ありがたい。

夫婦連れらしい先行者は、何台ものカメラを三脚据えている。後で気づいたのだが、私の隣に留まっていた香川ナンバーの白いVezelの持ち主らしい。色違いで全く同じ車であった。

この場所はハナモモと菜の花が見事で、遠くにかかる霧もいい感じだが、電線が入ってしまってアングルが難しい。

これも途中で見かけた無名滝。全体では結構な落差がある。記念の滝の上流にあたるように思ったのだが。

 法連寺のしだれ桜。何度か訪れた場所だが、晴天下では初めて。駐車場への誘導が丁寧でありがたい。

 次が今日の主目的である内子町・尾首の池。

さらには相野の桜。雨と強風のため、散り始めている。盛りは週の半ばだったようだ。

盛りを過ぎたせいで、訪れる人は少ない。ゆっくりと撮れるいい日なのだが、さすがにここまで散ってしまうと長居は無用。一緒にいたご夫婦らしきお二人はこれから世善桜を見て、帰路に法連寺によるらしい。


東温市までもどって源太桜。今年はダム湖から近道をする。昨年、KAWAさんに教わった(おいわさんの記録を見るように教えてくれた)ルートだと、かなり近道ができるらしい。

ダム湖は放水中で、虹が見える。

ダム湖沿いに少し歩いて少し坂を上るとすぐに源太桜。

少し散りかけているが、晴天下で源太桜を独り占めできた。

本当は夜桜も見てみたいのだが、この時期翌日に影響を残すわけにいかないので、今日はこれで終了。

今年の桜めぐりはこれで終わりになるだろう。来年はもう少し時期をずれてくれるといいのだが。

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H29桜めぐり 仁淀川エリア

2017年04月10日 | 自然写真 季節の花

 

今年は桜の開花が遅い。例年ならソメイヨシノが散ろうかというこの時期、まだ見頃を迎えていない一本桜も多い。行先が絞られる中、雨上がりで霧が期待できるひょうたん桜へ。

早朝5時前の出発時には雨。高知に向かう高速ではトンネルをくぐるごとに天候が変わる。明るい場所では青空が広がり、霧の出る余地はない。もっと早く出るべきだったと後悔しつつ、7時にひょうたん桜に到着。

既にかなりの数の車が停まっており、ポイントでは10人以上のカメラマンが待機。一昨年の霧が濃い日でもこれほどのカメラマンがいなかったのだが、今年は開花が遅かったせいだろうか、早朝にしては多いカメラマンである。

端っこに三脚を据えさせてもらったが、期待の霧は出そうにない。曇天モードにしてピンク色を濃く撮ってみる。「この時間、この天候でないと撮れない色がある」と話しているカメラマンがいたが、撮ってみるとその通りだと納得。

一時間ほどで撤退して次の場所に向かう。大渡ダムを通過して、市川家へ。

何度来ても、ここの桜を綺麗に撮れない。未熟!

続いて中越家。

さらに大石家。

広い方の道を下って面河第三ダムの前。

そのまま大渡ダム湖畔を走る。この頃には青空は無く、曇り空の下での撮影。

曇り空での撮影は、色合いが微妙で面白いのだが、今回は湖面に反射する光を撮ってみたかったので残念。

ダム湖に流れ込む無名滝。

対岸から見る見残しの滝。

大渡ダム公園近くにある船野のひょうたん桜。ここを取るときはいつも曇り空で、まともに撮れたことがない。今回は下から見上げて。

いの町まで戻って枝川公園。ここに三滝桜の子がいるのだが・・・。今年も遅かった。

薄紅千人桜は残っていたので、ここでの一枚はこの写真、

もっと晴れるかと思っていたが、ほとんどが曇りだった。

雨・霧を期待していたので、ちょっと期待外れの桜めぐりだったが、曇り空の下でも結構お気に入りが撮れたので良しとしよう。

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公渕公園の淡墨桜

2017年04月03日 | 自然写真 季節の花

 4月2日 やっと桜の開花宣言を聞き、どこの桜を見に行こうかと考える・・・ところなのだが、急な家庭の事情により遠征が出来なくなってしまった。となると、行ける場所はつい最近TOMI3さんより教わった淡墨桜。メッセンジャーでこっそり場所を教えてくれたので秘密の場所かと思っていたのだが、公渕公園の外側にしっかりと看板があった。

訪れたのは8時頃。「桜祭り」の準備で人がかなり集まっていた。残念ながら期待の桜は無いようだけれど。

しかしこの淡墨桜は来年以降も訪れる候補になった。

周辺を散策していて、林の中に目を引く鮮やかな色。

通りすがりにアケボノかと期待したが、そんな筈はなく、おそらくはミツバツツジ?

もう少し後の時間ならよかったのだけど、人が増えてきそうなので退去する。今日はこれでおしまいだが、新しいスポットを見つけられたので、来年以降の楽しみとしよう。

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