週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

別子銅山跡と西赤石山のアケボノツツジ

2018年05月07日 | 風景写真

5月5日のお出かけ記録です。

西赤石山のアケボノツツジはいつか訪れてみたいと思っていたところに、29日に薬研谷で出会った方に「今年は当たり年」だと聞いて、是非とも訪れたくなった。

3日にハードな渓谷巡りを体験したので1日休んでの登山。多くの登山者が予想されるので、早朝から出発。

別子ダムそばの日浦登山口に着いたのは6時前。駐車場は私の車を停めると一杯になった。天気は快晴。気分よく登山開始。

登山道は足谷川に沿って続く。墓地・醸造所・接待館・学校・役場・病院・精錬所の跡地やダイヤモンド水と名付けられた場所を巡る。絶壁の上に「住友病院跡」とあったのには驚いた。

写真を撮りながら進み、分岐を目出度町方向へ取る。ここまで歩きやすかった道が、細くて歩きにくい道になる。大山積神社を過ぎ、鉄塔脇で大岩をよじ登ったところで左岸の道に合流。

案内では、間もなく歓喜杭に出会うはずだが、気づかないまま銅山越えに到着。所要時間は案内と同じく100分。

 銅山越からは尾根上を歩く。快晴だが風が強く、時折吹く突風の音が恐ろしく聞こえる。見晴らしの良い場所で強風が吹くと怖いくらいだ。

幾つかの小ピークをこえ、西赤石山に近づくと、斜面にピンク色の花が見えてくる。木々越しなので撮らずにいたが、気が付くと目の前に満開のアケボノツツジ。

頂上に着いたのは9時10分。写真を撮りながらもほぼ案内通りの時間で到着できた。少しは体力がついてきたかな。

当初10人ほどだった人がどんどん増えてくる。簡単な食事をして下山開始。見下ろす斜面に見えるピンク色はアケボノだと思うのだが。写真に撮ると今一つさえない。新居浜市の市街地がすぐそばに見えて、爽快な景色ではある。

アケボノを撮影しながらの下山中、たくさんの人とすれ違う。天候がいいので皆楽しそうだ。アケボノ目当ての人も今日がベストかもしれない。

銅山越に近づいて振り向くと、斜面にピンク色の花が見える。あそこまで登ったのだと思うと、また達成感が涌いてくる。

銅山越に到着したところで、羽織っていたウィンドブレーカーを脱ぐ。朝早かったせいか少し肌寒いくらいだったが、さすがにこの時間になると気温も上がってくる。

元気な子供連れのパーティーの後をついて下りていくと、歓喜杭に出る。登ってきた道とどこで合流したのかわからなくなってしまった。

歓喜杭を過ぎてすぐ目出度町からのルートに出会うので、やはり登りは案内と違うルートを辿ったようだ。

施設跡の間を流れる足谷川は、小滝の続く急な渓谷。可能ならば下りて撮影したいくらい、魅力的な渓谷である。

下りだというのに2時間半もかかってしまった。それだけ険しい道だということだろう。

駐車場付近は道沿いに停めた車が連なる。アケボノが咲いているのは西側斜面だったので、午後の方が見栄えが良いかと考えていたのだが、この混雑を見れば、早く来て正解だったと思う。

帰路は富郷ダム経由で三島川之江から高速利用。帰宅した時にはかなり披露していたが、そのあと筋肉痛が来なかった。やはり毎日のウォーキングは効果があるようだ。

GW6日間の休みの間に3ヶ所を巡ることができた。天候にも恵まれ、充実したGWでした。

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吾北秘境の滝めぐり

2018年05月04日 | 自然写真 滝

5月3日のお出かけ記録です。

昨年11月、十田川の秘境滝を巡った際、地元の人に教えてもらった秘境の渕を訪れたいと島崎さんと約束していた。西森さんとの日程を調整して、やっとこの日が実現した。

いつもの様に仁淀川橋たもとで合流し、西森さんの車で十田川の「ひとつうちの滝」に到着。そこからしばらくは微かな踏み跡をたどり、踏み跡が消えた後は通れそうなルートを探す。前回は目的地の手前で崖に阻まれたので少し高い位置を目指して進み、水音で見当をつけて急斜面を下る。流れ込む小さな沢に沿って降りたところに小さいながら見事な滝と渕。これがどうやら孫ケ渕のようだ。

下流側には滝があるようだが、上からは見えない。左岸からさらに急斜面を下って降りたところは、もう一段大きな滝と渕。こちらが姥ケ渕だろう。

にこ渕ほどの広さはないが、雰囲気は負けていない。方角的に正午頃に陽が射しこむので真夏の正午頃に訪れてみたいなと思った。

帰りは30分程度で車まで戻れた。昼食を取った後は、吾北町役場近くにある「大樽の滝」

近くまで到達して地元の人に聞いたところ、滝までの道は誰も通らないので藪と化しているという。どうするかと島崎さんの問いに、行きましょうと答える私。

民家の庭先を抜け、用水路として使われていたらしい水路脇を藪をかき分け進むと藪を透かして小滝が現れる。小滝上の堤を越え、道を塞ぐ大岩を迂回すると、直瀑型の見事な滝。

歩いた距離はわずかだが、訪れる人のいない秘境雰囲気を味わえる滝である。

車中の会話で何度もにこ渕の話題が出たせいだろうか、そのまま程野へ向かう。にこ渕への遊歩道は通行止めとなっているが、それでも駐車スペースには10台程の車が停まっていた。

我々の目的地は東滝の駐車場。東滝の上流側にある渓谷を西森さんは訪れたことがないというので、本日最後の目的地に。私も以前訪れたことがあるがほとんどスルーしている。

車を停め、遊歩道を下ると「ポットスポット」の表示。石のくぼみにはまった小石が水の流れによってお互いを削ってできる穴のことで、足摺岬で見られるものと同じだろう。

さらに下っていくと小滝がある。すぐ下に東滝があるので名がついていないようだが、結構見ごたえがある。

東滝の滝口のすぐ上にある渕。見事な色である。

天候に恵まれ、仁淀川水系の美しい淵を堪能して、今日の訪瀑は終了。

仁淀川橋に戻ったのは17時。いつもの様に次の機会を約して解散。島崎さん、西森さん、ありがとうございました。

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快晴の薬研谷 2018

2018年05月01日 | 自然写真 季節の花

29日のお出かけ記録です。

毎年GWは遠出をしたいと考えながら、仕事に追われて計画を立てられない。思いつきで出かけるには、行ける場所が限られてしまう。晴れ予報なので、取りあえず薬研谷へ向かうことに。

帰りに藤でも見ようと思っていたが、通りがかりの神光寺ののぼり藤はすっかり終わっているようだ。

柴小屋駐車場に着いたのは7時。この時間はまだ誰もいない。靴を履き替えさっそく出発。快晴の下での山歩きはそれだけで快適。

ヤマツツジ(?)もほぼ満開。

ルートは昨年と同じく大道丸から尾根を下る。最初に見るアケボノはほぼ満開に見えて、先が期待できると思ったのだが。

次のポイントでは散ってしまっていた。やはり今年は開花がはやい!

薬研谷の上のポイントでは、花が残っているようにみえて、木が揺れると花びらが落ちてくる。ここで松山から来た方が追い付いてきた。岩黒山や西赤石が見頃を迎えているとの情報、しかも今年は当たり年で西赤石のアケボノは見事らしい。見たい風景の一つなのでこの休みに行ってみようかという気になった。

四国百名山制覇を目指しているとかで、このあと雲早山にのぼり神山温泉で車中泊の予定だという。あと4つで百名山制覇だそうだ。以前寒風山であった佐藤さんも百名山制覇を目指していたが、もう達成しただろうか。

尾根から谷底に下りる途中の木は、満開状態。

銚子の滝。晴天続きなのに水量が多い。

「危険により立ち入り禁止」との看板がかかっている。林道からのルートで来ると斜面を登ることが出来ないのだろうか。


帰路は緩やかな登りが続く。アケボノは残念だったが、青空と新緑の山歩きはやはり気持ちいい。

柴小屋手前から何組かの訪問者とすれ違う。みなアケボノは期待はずれだろうけど、山歩きを楽しんでください。

柴小屋頂上付近で見かけたカタクリ。昨年雨の中で出会ったのと同じ場所だったかも。

駐車場に戻ったのはまだ昼前。ゆっくりと帰路につくが、通り道なので童学寺に寄ってみる。ここの三色藤をまともに見たことがないので、この時期には何度か寄っている場所である。

近づくと何か違和感がある。門に貼られた説明書きでは、昨年の3月に火事で本堂他が焼失したようだ。

境内のツツジは見頃だったが三色藤はまたも見られず。母親を伴った女性からシャッターを頼まれてスマホのカメラで撮ってあげる。母親に話しかける様子がほほえましく、とても好ましく感じた。

後は買い物をして帰宅。3日以降の天気は不安定のようだ。西赤石訪問はかなうだろうか?

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