週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

新宮 あじさい園

2013年06月30日 | 自然写真 季節の花

 今年の新宮あじさい祭りは、6月30日といつもより遅い。開花状況も27日で七分咲きとのことだったので、今年のアジサイ詣では30日になった。昨年は朝霧を狙って早朝に訪れたので、今年も狙ってみる。

 昨年は少し早目についたように記憶していたので、少し遅れて4時出発。しかし、新宮ICに着いた頃にはもう夜が明け始めており、時間を間違えたように感じ始める。
 あじさい祭りの会場についたのは5時。上から見下ろすポイントには、昨年は一人しかいなかったのに、今年はすでに10人以上のカメラマンが待機中。装備を下している最中にも、連続したシャッター音が響くので、見ると東の空が赤く染まっている。アジサイと霧と朝焼けを狙っていたようだ。こちらも急いで準備するが、アジサイのいいポイントはなく、もたもたしている間に朝焼けは消えてしまった。
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 朝焼けが消えると、もう用はないとばかりに帰っていく人もいる。
 一番いい絵を逃してしまったとはいえ、これで帰るわけにもいかないのでポイントを探して少し歩いてみるのだが、気に入ったポイントには 既にカメラマンが張り付いて動いてくれない。

 斜面の上の方では、花がかなり傷んできているようでアップに耐える花が少ない。見下ろしてみても全体に花が少ないように思えて、撮影意欲がしぼんでいくようだ。

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 気分が乗らないので早々に退去。最初のシーンを逃してしまったせいだろうか。
昨年人がいなかったのは、晴れ予報ではなかったということだろう。来年はしっかり覚えておいて逃さないようにしなくては。

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パクの三回忌

2013年06月27日 | ファミリー

 6月27日 パクが逝ってから2年、三回忌を迎えた。
祖父・祖母・父の命日が月末近くに集中しているので、それに合わせて母がパクの墓に飾る花を準備してくれていた。この一年は一度だけ2泊以上の出張が入ったため、パクに挨拶できない日があった。そんなことを覚えているほど、まだパクは身近にいる。やはり当分別の犬を飼う気にはなれそうもない。
 定期的に写真を見返しては懐かしさに浸っている。下の写真は、生前最後の写真である。
Paku20110522009

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八栗寺から大窪寺へ

2013年06月23日 | 自然写真 季節の花

 先日の四国新聞で、八栗寺の菩提樹の花が見ごろを迎えたとあった。昨年、ある写真サークルで菩提樹の写真を見せてもらってから、興味があったのでこの機会にと訪れることにする。
201306230837_02
 実は先日、足の小指を角にぶつけてから痛みが引かず、滝めぐりに出るには不安があった。新宮のアジサイがまだ五分咲きということもあり、近場を訪れるにはいい日程だ。

八栗寺を訪れるのは20年以上ぶりになるだろう。 ケーブルカー乗り場に車を停め、参道を登っていく。結構急な坂道だが、距離は短いので、息を切らしながらもなんとかノンストップで八栗寺に到着。
 目的の菩提樹はすぐに見つかったが、花はすでに終わっていた。無駄足だったが、せっかくなので本殿や太子堂をまわってみる。五剣山(四剣山?)をバックにすると寺の建物はそれぞれ結構絵になる。境内には四季折々の写真も飾ってあったが、紅葉期や雪が降った後は、見事な風情だったので、また訪れてみたい。
201306230839_03  
 菩提樹のところに戻ってくると、売店のおばちゃんが参拝者に菩提樹の説明をしていた。
 この菩提樹は古くからあるが、有名になったのはここ10年程のことで、木が大きくなって見栄えがするようになってかららしい。咲き始めから終わりまで一週間くらいで新聞に出た日が日程的に最後かもと言っていた。
 五剣山をバックにして菩提樹の葉をアップに。
Space
201306230851_10_2  もう一枚。花の咲いている時期に、バックが青空だったらどんな感じだろう。いろいろな角度が試せるので、来年に期待である。

 参道を降りていくと、道が思った以上に急であったことに気づく。パラパラと雨も降りだしたので、急いで車に戻り、次の目的に向かう。

 向かったのは大窪寺。アジサイが見頃というので訪れてみたが、アジサイ園に入るには、入場券をもらう必要があるらしい。そこまでしてアジサイ園に入る気にもなれなかったので、何もせずに大窪寺を後にする。
 大窪寺まで来て何もしないのももったいないので、近くのみぞおちの滝へ。
Photo

 この滝は何度か訪れているが、下に降りたことがなかった。今回は道からではなく、滝前に降りて撮ってみる。修理に出していたベルボンの三脚が思ったより早く戻ってきたので、今回は試しに使ってみるのにいい機会である。木々に邪魔されて道からは全景が撮れなかったので、下からの撮影は正解だった。ただ、急斜面を降りると痛めた小指に違和感があって、まだ治るのに時間がかかるようだ。
 滝の水量は思ったほどではなかった。あれだけの大雨の後でも、二日経つとこの程度になってしまうのだろうか。香川の滝を訪れるタイミングは難しい。

 帰宅したのは昼過ぎ。ほんの数時間のお出かけで、目的を果たせなかったのもあって消化不良だが、こんな日もあっていいのだろう。
今日の歩数は、八栗参道を歩いてたおかげで 6,644歩。休日を無駄にしなかったので良しとする。

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那賀川源流域 魚止めの滝

2013年06月09日 | 自然写真 滝

_01  剣山スーパー林道から遠望できる魚止めの滝。以前なかちゃんと一緒に訪瀑の予定を立てたのだが、直前の大雨でスーパー林道が通行止めになったため中止になってしまった。林道が一部開通したのを機に、訪瀑予定を立てる。先にKurenaikaiさんが訪れているので、道のほうは心配ないだろう。

 魚止めの滝は、高知と徳島の県境付近、高の瀬峡からスーパー林道に入った先。最も早いルートだと、高速南国ICでおりてR195を進むことになるので、四国四県をすべて通過することになる。
 朝5時に出発したが、どうも体調がすぐれないので、永瀬ダム湖畔の休憩所で40分程仮眠して、高の瀬峡に入ったのは8時頃。スーパー林道から逸れて、少し入ったところで車を停める。もう少し進めるはずだが、通行止めの札があるので、侵入を思いとどまる。歩いても大した距離ではないはずだ。
 装備を背負い、林道を歩き始めて5分程で、支流の沢に出会う。この沢をさかのぼると「不動の滝」があるはずだが、こちらは帰りに寄ることにして先に進む。桂さんのHPでは沢を過ぎてすぐの空き地に車を停められるとあるが、沢をまたぐ橋は落ちており、車は通行できない。
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 しばらくは歩きやすい道がつけられていたが、最初の砂防堤を超えたあたりから、道が崩壊していたりして、明瞭な道を見つけられなくなる。
 二つ目の砂防堤の手前では、岩に張り付くようにして進むことになるのだが、ザックを背負っているとバランスを崩してしまいそうなので、一度沢に降り、渡渉して岩場を迂回する。後で気づいたことのだが、岩場には石をコンクリートで固定してあり、沢に降りやすいような手掛かりを作ってくれていた。

201306090905_003_2  三つ目の砂防堤を高巻きして越えていると、上方に踏み跡がある。 踏み跡をたどっていくと、四つ目の砂防堤が見えてくる。桂さんの情報より砂防堤の数が多い。桂さんが訪れた後にできたものがあるのだろう。
 まだ先に砂防堤があるかもと思い、そのまま踏み跡をたどっていくと、滝状の崖に出会う。そのままでは先に進めないので、少し戻って砂防堤の脇に降りる。先ほどの滝は、魚止めの滝の下にある無名滝の筈なので、魚止めの滝まではもうすぐだ。

 無名滝を過ぎてから、右岸の雑木林にはいって岩場を超える。すぐに支流の沢に出会うので、本流の奥のほうをみると、魚止めの滝がおちている。砂防堤を越えたりするのに時間を取ったため、出発してから1時間半が経過していた。

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 滝に接近し、一段下に装備を置いて、何枚か撮った後、カメラと三脚だけをもって滝前に出る。この時につけていたレンズは17-70mmだが、全景が入らなかったので、戻ってワイコン付18-55mmを取りに戻る。

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 滝前に出ると、位置によっては水しぶきが凄い。滝壺がなく、開けた場所なので、いろいろな角度から撮ることができる。

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 夢中で撮っていると、約1時間が経過していた。少し早いが昼食にする。やはり食事は滝前で取るのがおいしく食べるコツである。
 滝を背にして、山を見上げると、スーパー林道の一部が見える。あの場所から遠望していた
滝を直接訪れることができ、念願の滝をまた一つ制覇した達成感を感じることができた。

 魚止めの滝を後にして道を戻る。まずは下の無名滝を撮影。
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 小さいが趣のある滝である。小さな滝壺の脇に何かの動物の下あごの骨があった。こういうに出会うと、秘境の滝だとますます実感できる。

 いろいろルートを探しながら歩いたが、結局往路のルートを戻ることになった。魚止めの滝から1時間と少しで不動滝のある沢まで戻ってきた。
 桂さんの情報では沢沿いに道があるとのことだったが、崩壊して道らしきものは見えない。何とか通りやすい場所を探して歩いていると、割と新しい足跡がある。もしかしたら
Kurenaikaiさんのものかもしれない。
 少し登っただけで上のほうに滝が見えてくる、遠目に見ても結構立派な滝である。
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 岩場を超えて、滝の前に出ると、正面の一番いい場所にまたしても動物の骨。しかもこちらはかなりの部分が残っている。毛皮や骨の大きさから狸かなと思った。
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 三段30mほどの滝だが、綺麗な形をしている。好みの滝である。三段全景を撮ることができないのが残念。

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 不動の滝からは10分足らずで車まで戻ってきた。途中、パラパラと降り出したと思っていたら、車に戻ったころには本格的な雨になっていた。この後も訪瀑の予定を立てていたが、時間に余裕もないので今日はこれで引き上げることにする。
 あとの予定を取りやめたので、帰りのルートはもと来た道を戻ることに。高の瀬峡を下り、R195経由で南国から高速にのるが、ずっと雨模様だった。
 帰宅したのは16時。高松ではほとんど雨は降っていなかった。

356km 5,996歩 単独では久しぶりの本格的訪瀑だったが、念願の滝の一つを制覇でき、満足感一杯の一日であった。

 

 
コメント (2)
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