週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

彼岸花を探して

2011年09月25日 | 自然写真 季節の花

今日は徳島方面遠征の予定だったのだが、寝過してしまった。天気は良さそうなので、彼岸花を求めてみろく自然公園へ

3年前、赤・白・黄の彼岸花が見事に咲いていたのだが、猪の被害にあったと聞いてそれ以後は訪れていなかった。新聞にもHPにも開花情報は出ていなかったので、期待薄ではある。
訪れてみて、悪い方で納得してしまった。斜面の彼岸花には未開花のものも多いが、数はかなり減っており、群生というには物足りない。白い彼岸花も同様のようだ。奥の園にある黄色は既に終わっているようだが、これも数が少なく、哀れにさえ感じてしまう。以前は多くの写真家が来ていた場所なのだが、今年は期待できそうもない。
Photo
この時間、雲が多くて陽が陰ってしまい、逆光写真も撮れそうにない。約30分ほどの滞在で公園を後にする。

201109250939_059_2 途中、門入ダムが放流しているのを見て寄ってみる。この頃には陽が射してきており、みろく公園でもう少し待ってみても良かったかと思った。
一門とはいえ門入ダムの放流姿を間近で見るのは初めてである。滝巡りの前にはダムを巡っていた時期もあるが、一通り回った気になっていた。機会を見つけて、違う視点でダムを見てみるのもいいかなと思った。

昼食までには帰ると言ってあるので、急いで次の目的へ。塩江町安原地区、とくに御殿場バス停の近辺に彼岸花が群生していると聞いて訪れる。最近このエリアをよく訪れているので、知っていれば既に寄ることのできた場所でもある。

国道からでも群生が確認できたので、広くなった場所に車を停め、沈下橋で川を渡る。着く早々、先に来ていた方に声をかけられ、「雨の降っている頃はいい色だったが、もう色あせてしまった。」などと会話を交わす。キヤノンの立派なマクロレンズをお持ちだったので、かなりの経験者と見たが、そういう方の見かたも大切な情報である。ここでは天候もいいので、色の濃い花を探して少し動きまわってみる。ここには載せないが、畑の奥の崖に小滝を見つけたりもした。

ここではD300sに18-200mmのレンズを使用したが、このレンズは昨年水没させてから、AFの調子が悪い。当時のD200はそれが原因で使用不能になってしまったので、このレンズも駄目なのかもしれない。

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少しの時間と思ったが、一時間近くを費やしてしまい、あわてて引き上げる。撮影途中で別の方にも声をかけられたので、やはりこのエリアを狙ってくる人は多いようだ。

何とか12時を少し回った頃に帰宅。晴天なので少しもったいないが、安原地区の彼岸花を確認できたのは収穫。

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身近な秘境 塩江・細井の滝

2011年09月24日 | 自然写真 滝

9月23日 身近な秘境 塩江・竜王の滝 の続きです。

国道に戻り、さらに南下。内場ダム・奥の湯温泉・竜王山キャンプ場へと進む。とここでトラブル? 案内にローマさんのブログをプリントアウトしてあったのだが、キャンプ場へと分岐した後の、最後の目印の部分が無い。印刷設定上、プリントアウトされなかったらしい。記憶を頼りに先に進むが、そのままキャンプ場まで到達してしまう。道はここまで。

201109231206_100 仕方なく、目印を探しながら元来た道を戻る。ポイントは「沢沿い、車を置ける右(登りで)カーブ、赤いテープの目印」。途中、「竜王山キャンプ場まで1000M」の標識近くにあった小滝。実はここで携帯から検索しようとしたが、読み込めず、一度車外に出た際に水音で気づいた滝である。水量は少ないし、取水ホースがあったりして周辺は荒れているが、三段の綺麗な形をしている。最下段付近は回廊になっており、大雨の直後は危険かも知れない。

キャンプ場に向かうのか、何台かの車と対向しながら下ってくると、木に巻かれた赤いテープに気づく。すぐ下で道が少し広くなっており、とりあえず車を停める。D5000+17-70mmにウエストバッグだけで林に分けいった。

すぐ下に沢があり、急斜面ながら降りていけそうに思ったが、赤い目印のテープは斜面に沿って先に向かっている。少し進むと踏み跡らしきものがあるが、それも倒れた竹などに邪魔されて消えている。赤いテープを追いかけながら奥へと分け入ると、ついに写真で見た滝が見えてくる。

201109231228_119

201109231230_127 斜面を流れ落ちる滝と、崖から湧き水のように落ちる滝。雨から二日経過して、さすがに湧き水の滝は寂しいが、水音だけが響く 雰囲気は最高。昼食を準備してこなかったことを後悔してしまう。ついでに言えば長靴と三脚も持ってくるべきだったと・・・。これも次回、雨の翌日を狙ってくることにしよう。

小さな沢だが、増水しているせいで、対岸に渡るには苦労する。左岸は急斜面、右岸は崖なので、三脚を立てるにしても流れの中になる為、長靴は必須になる。又少し下ると藪が多いのであまり引きも取れない。撮影するには不都合な点も多いが、魅力ある滝であることにかわりはない。撮り方や視点・技術など磨く点はまだまだあるということ。

湧き水の滝の脇から撮影したあと、左岸に戻り斜面の滝の上にでる。最初は気づかなかったが、上段も小さな滝になっており、滝壺もしっかりある。その上は平らな流れのようだが、明るくなっており、少し興味をそそられた。登るには苦労しそうなので、今回は見送ったものの、行ってみるのも面白いかも。

201109231232_135 戻りも赤いテープが頼りである。歩きやすい部分を選んでいると岩にぶつかるか沢に下りてしまう。ローマさんに感謝・感謝である。

それにしても、ローマさんはこの滝をどうやって見つけたのであろうか。地元の人でもそうそう入り込む場所ではなさそうだし、文献にあるような滝でもないし。機会があれば、お聞きしてみたいものである。もしご一緒できればもっといいのだが。

ここでも所要時間は1時間程。滝までの距離は100m足らずだが、ここもまさに秘境の滝。

時間は昼を過ぎているが、今日は昼食を調達していない。そのまま、虹の滝キャンプ場に向かう。今日の目的は、青の旅人・尾崎さんのHPで知った彼岸花。いつも直接滝に向かうので意識したことが無かったが、寄り道にはちょうどいいので、増水した虹の滝も兼ねて見ることにする。

2

201109231343_206 沢沿いに咲いているので流れを背景に撮る以外には、今ひとつ興味を魅かれなかった。色合いが今ひとつのように思える。時々陽が射した絵が綺麗だと思えたので、もっと腰をすえて撮ればいいのかもしれないが、彼岸花の群生は好みの対象でなないようである。

おまけで撮った虹の滝・雌滝。ここまで増水したのを見るのは初めてだったし、脇に薄く虹が出ていたのを見たのも初めてだった。虹の滝の名は嘘じゃない?

近距離ではあったが、秘境探検の楽しさをたっぷり味わうことが出来た。

走行距離79km 3,053歩?

藪を突っ切るなど苦労したが、やはり距離は短く、歩数も少なかった!

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身近な秘境 塩江・竜王の滝

2011年09月23日 | 自然写真 滝

ゆらぎの世界・ローマさんから、県内滝についての詳細な場所を教えていただいた。台風の影響による大雨の後こそ訪問のチャンス、ということで今日は塩江町の未訪瀑滝へ訪問。

大雨の後の晴天。絶好の訪瀑日和である。8時40分出発、塩江町・中村のバス停から町道を南に入る。杉林と竹林のなか、しっかりと舗装された道を2km弱、右ヘアピンカーブの先に小さな滝が見える。木々に覆われ見えにくいが、私好みの滝である。広くなった部分に車を停め、D5000に17-70mmmをスリングバックに入れ、三脚を担いで長靴に履き替える。

沢の両脇は藪に覆われ、道らしきものは見えない。右岸側に少し開けた部分があるのでそこからアプローチしたが、かなり苦労しそう。思い切って沢に降り、遡上することにする。幸い滝の右岸側は何とか登れそうなので、シャワークライミングにならないよう、そして足を滑らせないよう、慎重に登っていく。小さな滝を二つ越え、三つめの滝は少し脇からまわりこんで越えていくと、目指す竜王滝はすぐ先のはずである。

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201109231007_013
三つめの滝を越えた後、流れは左にカーブする。少し踏み跡らしきものがあると思ったら、見えてくるのは電柱。なんとも不思議な感じである。電柱を回り込むと、目的の滝が見えてくる。

この滝を見るために訪れる人は、ほとんどいないであろう秘境風の滝であり、周囲は倒木などで荒れている。最下段でジャンプ台の様に飛び出す様がこの滝の特徴と聞いている。

周辺は険しい斜面であり、三脚を据えるのも浅い滝壺のなかになる。17mmの広角側でも入りきらない絵がある。特に滝の両脇に回り込んだ際には実感する。コンバータ付きの18mmがあれば・・・とおもったが、次の機会があればその時は覚えておこう。

滝の上部は開けた場所のようで、右岸からなら何とか登れたかもしれないが、この時は考えなかった。これも次があればやってみようか。

201109231008_016

もと来た道を戻る際、小滝を上から写してみたり、三脚を据えて撮ってみたりした。最初の写真の何枚かは帰り道で撮ったものである。降りてくると、一つ目の滝のすぐ上、左岸側に踏み跡らしきもの。地元の人が手入れの為に入り込む際の道だろうと思われる。最初に気付いていれば少し楽が出来たが、無駄な苦労も、未訪瀑滝訪問の際の楽しさである。

ここでの滞在時間は1時間強。滝までの距離は50mほどの近い距離だが、秘境の雰囲気がたっぷり味わえる、素晴らしい滝だった。

201109231100_076_3次の目的地へと町道を戻る際、いくつか気を魅かれる小滝に気付く。水量から見て、普段は枯れている滝であろう。そのひとつ、土佐橋から見える小滝は、水量が多ければミニ雪輪の滝?

国道に出る少し手前、民家の脇に彼岸花が群生しているのを見て、車を停めて少し撮影。コスモスもあって、結構いい感じなので、民家に入り込まないよういろいろ撮影してみた。

何気ない場所だが、あらたまって場所を探すことなく、身近にこんないい絵があるものだと、最近よく実感する。

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意外な発見 とびのす峡

2011年09月20日 | 自然写真 滝

9月19日 特別な思い 塩降の滝 のつづきです。

大歩危のサンクスで昼食を取った後、向かった先は吉野川支流、白川谷川の「とびのす峡」。

標識を見るたび寄ってみたいと思いながらスルーしていたが、この谷沿いの興味ある滝の情報も得たので、この機会に初訪問。

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「桧の滝」と呼ばれる滝が遠望できるというので、対岸を見ながら走る、がそれらしいものは全く見えない。約4kmほども進むと、見事な渓谷にたどり着く。エスケープゾーンに車を停めると、すぐそばに「とびのす峡」の石板。すぐ下に見えるのは、落差はないものの立派な滝。増水した谷川は迫力十分だが、それ以上に水の美しさにひかれた。増水すると水が濁るのものだが、今日は雨後少しあいたせいで、淡いエメラルドグリーンの色が楽しめる。

201109191235_139
これだけでも十分ここに入り込んだ価値があったが、せっかくだからさらに奥に進む。「奥小歩危温泉まで2km」の標識を見て、そこまで行ってみようと思った。

谷の両脇には常緑樹が目立ち、石板にあるほど紅葉が楽しめるようには思わなかったが、渓谷の流れの美しさと水の色は見事。

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奥小歩危温泉の手前に幾つか滝らしきものがある。とりあえず温泉までたどり着いて、すぐにUターン。適当に車を置いて、水の流れる崖を見て回る。そのうちの一つに「御来光の滝」の看板が。それが右の写真である。

今この水量であれば、普段は枯れている滝であろうと想像つくし、竹野さんや桂さんのHPにもこの滝の記述はなかったように思う。

木々に隠れていることもあり、名前負けの冴えない滝だが、別々にじっくり見ると、それなりに風情を感じる。名前にふさわしいとは思わないが。

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予想外の収穫はあったが、目的を果たせないまま来た道を戻る。もうすぐ国道というところで、一瞬対岸に白い柱を見る。あわてて車を停める。降りて少し戻ると、杉木立の中にかなり落差のある滝が見える。角度的に、行きでは見えなかった滝である。気がつくとすぐ後ろに「桧の滝」の石板がある。立派なものだが、滝の全貌が見えない状態では観光名所にはならないだろう。川を渡って滝の直下に行けるらしいが、いまの状態の谷川を渡るのは無謀である。今回は場所確認できただけで良しとしよう。

雨がぽつぽつし始めたので、切り上げて帰ることにする。

R32で今度は寄り道せずまっすぐ帰る。帰宅は15時。走行距離261km。

昨日・今日と万歩計を忘れたので、歩数はなし。数kmは歩いたと思うので、少しは運動不足解消になったかな。

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特別な思い 塩降の滝

2011年09月19日 | 自然写真 滝

昨日は雨が降らなかったので、県内の滝は期待度が下がる・・・というわけで、今日は気にかけていた高知方面の滝を訪れる。台風の影響で午後から雨との予報なので、無理をせずに。

7時前とゆっくりめの出発。高松では晴れ、丸亀で曇り、三豊で晴れ・・・と高速上でめまぐるしいほど天気が変わる。案の定大豊エリアでは今にも降り出しそうな曇り空だったが、南国ICで降りる頃には晴れだったので一安心。


南国ICから、R32を大豊方向へ逆戻り。根曳峠のカーブの頂点から脇道へ・・・だが、道が狭そうので少し先のエスケープゾーンに車を置き、D300sに16-85mmのレンズを付けただけで出発。滝の場所を探すので今回は三脚は持たない。

Photo5分弱歩いて目印の神社の鳥居を見つける。とはいえ近づかないと見落としてしまいそうだ。三瀧神社とある鳥居をくぐって進む。脇に小川が流れているのでこの奥で間違いなさそうだ。コンクリート舗装の滑りやすい参道(?)を5分近く登って奥の社につく。水量の増えた沢の轟音が聞こえるが、それらしい滝は見えない。

沢をつたうため社脇を抜けたとき、目の前に美しい流身の滝が現れた。これが毘沙門の滝。割と近くに、同名の滝があるので、こちらは「北滝本の毘沙門滝」と呼ぶことにする。

社の奥で周辺は暗く、水音だけが聞こえる。雰囲気は最高である。三脚を持っていないため、スローが充分でないのが残念だ。

後で調べると、この上にさらに滝があるらしい。次回は三脚を持って上に行ってみよう。

201109190906_062しっかり雰囲気を堪能して、滑りやすい参道を戻る。濡れて苔むしたコンクリート舗装は下りのほうが怖い。鳥居を抜け、農道に出ると実際以上に明るくなったように感じる。滝を祀った神社でよく感じる感覚である。雰囲気に誘われて農道脇の一枚。

ここでの所有時間は1時間と少し。適度な距離と美しい滝。もっと有名になってもいいかなと思う。地形図に載っているので知る人は知っている・・・というところだろうか。

R32をさらに大豊方向へ。土佐穴内駅を過ぎ、最初の橋で左折して県道262号へ。途中川沿いに分岐して、塩降の滝を目指す。

この滝は、初めて参加したオフ会で訪れた滝である。それがJJJさん、なかちゃん、ひろっさんとの出会いであり、そこから私の訪瀑ライフは広がった。記録では2008年11月9日である。

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分岐には立派な石の看板。対向に苦労する細い道を進むと、約2kmで綺麗な滝が見える。JJJさんが最初塩降の滝と間違えたと聞くが、これで無名とはもったいない。今は水量が増えているせいかもしれないが、立派な滝である。「アサギマダラ・ドットコム」で尾生の滝と仮称されているのでその名をお借りすることにする。

この滝を過ぎて間もなく、道は未舗装の悪路に。

下の沢からは気を魅かれる音が聞こえてくる。窓を開けて走ると、ひんやりした空気と沢の水音。贅沢な気分である。

未舗装路を約2km走ると、開けたヘアピンカーブの先に美しい小滝。その脇に遊歩道と「塩降の滝」の看板。道が少し広くなった部分に車を停め、簡易装備+三脚で出発。

遊歩道は最近綺麗に整備されたと聞いた。3年前は本流沿いに尾根を登った記憶があるが、遊歩道は支流に沿って進み、尾根を巻くようにして登ると滝に到着できる。

Photo_2
先日、JJJさんが台風の後の様子を動画にしていたが、ほぼ同じ雰囲気。この滝は2本の滝が交差するのが特徴だが、今日は落口が6本ある。この場所であれば何時間でも過ごせてしまうが、雨の後は危険な場所なので、早々に切り上げる。

尾根をさらに登って滝口を越えると、上に滝がある。当時「四人の滝」と名付けた滝だが、その時はJJJさんにロープを張ってもらって渡った。今回は危険なのでやめておく。

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右の写真は、遊歩道入口の滝。これを塩降の滝と勘違いする人もいるようだが、これはこれで結構見事な小滝である。

ここでも所要時間は約1時間。時間は11時15分。まだ雨は来ない。予定はここで終わりだが、もう一ヶ所まわることにする。

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