今日は徳島方面遠征の予定だったのだが、寝過してしまった。天気は良さそうなので、彼岸花を求めてみろく自然公園へ
3年前、赤・白・黄の彼岸花が見事に咲いていたのだが、猪の被害にあったと聞いてそれ以後は訪れていなかった。新聞にもHPにも開花情報は出ていなかったので、期待薄ではある。
訪れてみて、悪い方で納得してしまった。斜面の彼岸花には未開花のものも多いが、数はかなり減っており、群生というには物足りない。白い彼岸花も同様のようだ。奥の園にある黄色は既に終わっているようだが、これも数が少なく、哀れにさえ感じてしまう。以前は多くの写真家が来ていた場所なのだが、今年は期待できそうもない。
この時間、雲が多くて陽が陰ってしまい、逆光写真も撮れそうにない。約30分ほどの滞在で公園を後にする。
途中、門入ダムが放流しているのを見て寄ってみる。この頃には陽が射してきており、みろく公園でもう少し待ってみても良かったかと思った。
一門とはいえ門入ダムの放流姿を間近で見るのは初めてである。滝巡りの前にはダムを巡っていた時期もあるが、一通り回った気になっていた。機会を見つけて、違う視点でダムを見てみるのもいいかなと思った。
昼食までには帰ると言ってあるので、急いで次の目的へ。塩江町安原地区、とくに御殿場バス停の近辺に彼岸花が群生していると聞いて訪れる。最近このエリアをよく訪れているので、知っていれば既に寄ることのできた場所でもある。
国道からでも群生が確認できたので、広くなった場所に車を停め、沈下橋で川を渡る。着く早々、先に来ていた方に声をかけられ、「雨の降っている頃はいい色だったが、もう色あせてしまった。」などと会話を交わす。キヤノンの立派なマクロレンズをお持ちだったので、かなりの経験者と見たが、そういう方の見かたも大切な情報である。ここでは天候もいいので、色の濃い花を探して少し動きまわってみる。ここには載せないが、畑の奥の崖に小滝を見つけたりもした。
ここではD300sに18-200mmのレンズを使用したが、このレンズは昨年水没させてから、AFの調子が悪い。当時のD200はそれが原因で使用不能になってしまったので、このレンズも駄目なのかもしれない。
少しの時間と思ったが、一時間近くを費やしてしまい、あわてて引き上げる。撮影途中で別の方にも声をかけられたので、やはりこのエリアを狙ってくる人は多いようだ。
何とか12時を少し回った頃に帰宅。晴天なので少しもったいないが、安原地区の彼岸花を確認できたのは収穫。