今年の冬登山、週末と天候が合わなかったので、KENさんから2月最後の日曜日に、石鎚日帰りにと誘われたので、意気込んで(?)参加させてもらう。
待ち合わせ時間の7時半にロープウェイ乗り場到着。到着時はは曇り空で、雪も少なく感じたが、上は気温が低いとのことなので期待する。ロープウェイの利用は記憶にある限りでは初めてである。搭乗者が多いので、始発時間である8時40分より前にロープウェイは動き始めた。ロープウェイからみた山は頂上付近が真っ白で、ワクワクしてきた。
ロープウェイで上がっていくにつれ、曇りではなくガスが視界を遮っているということがわかってくる。成就駅に近づくと氷に覆われた木々が迎えてくれる。駅から出ると見事な雪景色。
風でガスが晴れると青空が見える。これは期待できそうだと歩き始めると、目の前にどこかで見かけた髪型の人がいる。宮岡さん(紅会さん)である。FB上でよく情報を交換しているが、会うのは徳島の滝を案内して以来だからほぼ10年ぶりである。一緒に歩きだすが、宮岡さんは健脚で、私ではついていけないのでそれぞれマイペースで進むことに。新雪なので急坂は結構大変である。
途中の景色も見事だが、やはり圧巻は夜明かし峠。時々青空が顔を出すと、カメラを向けるのを忘れてしまうほど。
ここまででも撮るのに夢中でかなりの時間を費やしている。これは時間的に頂上へ向かうのは難しいかとKENさんと相談する。頂上手前の危険エリアは今日装備しているチェーンアイゼンでは厳しいかもしれないとの観測もあり、とりあえず鳥居まで向かうことにする。
土小屋からのルートが合流する鳥居の場所は、かって見事な夜景がとれたポイントである。今日はここまでとして、休憩所で昼食。時間は1時になっていた。
下り始めるとガスが晴れてきて青空が見えてくる。青空をバックにいろいろな方向を撮るのに夢中になってしまった。
下り始めてすぐ、再び宮岡さんと合流。やはり頂上手前は危険エリアだったようだ。歓談しながら夜明かし峠へ。逆行気味だが、青空に石鎚が映える。
帰路も振り返っては写真を撮っていくのでゆっくりペース。晴天のスノーハイクをしっかり楽しんだ。
成就社の社から見る石鎚。まさに御神体。
ロープウェイ乗り場まで戻ってきた。瓶ヶ森が見事。
.下りのロープウェイも臨時便で思ったより早く駐車場まで戻ってきた。KENさんに次の機会をお願いして解散。
山小屋泊も楽しいが、やはり晴天化で霧氷を見るのは最高だった。