週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

八京の一本葉桜

2015年03月29日 | 自然写真 季節の花

桜の時期になると例年どのエリアに向かうか迷ってしまうのだが、今年は高知方面で教えてもらったシーンを撮ろうと決めた。仁淀川エリアの桜はまだのようだが、FBで紹介されていた南国市八京の一本木桜を訪れてみようと思う。予報では雨であり、すでに盛りを過ぎているようだが、周辺も面白そうなので、早起きして高速にのる。

八京のある白木谷は、以前梅林を訪れようとして注射場所がなくて断念した場所。道沿いにほぼ満開の山桜を見る。

目印となる八京公民館はすぐわかったのだが、そこからの道が分からない。公民館から北へ600mとあったし、遠望もできるようなのだが、霧の為場所がよくわからない。公民館まで戻って、ネット検索すると、分岐を間違えていたことが分かり、再度山道を北へ。未舗装路をしばらく走ると、視界が開けて目的の一本桜が見えてきた。

雨が降っているため、霧がかかってきた。しかも目的の一本桜はすでに散っているようだ。しかし周辺には各種の桜があり、とてもいい雰囲気である。

 弱い雨なので、ウィンドブレーカーと帽子だけで外に出た。持って出たレンズは24-70mmと70-200mmのみ。

マクロレンズを持って出なかったので、70-200mmで花びらアップを狙ってみたが、このレンズは対象に寄れない。一度車に戻りマクロレンズに交換。

 

愛媛ナンバーの車が一台上がってきた。この人も初めてで、途中であった人に教えてもらわなかったらたどり着けなかったらしい。

晴れていると海が見えるらしいが、霧のおかげで視界は悪い。しかしこれもいい感じ。雰囲気を生かした写真を撮りたいといろいろやってみる。少しは満足のいく絵が撮れたような・・・。

雨が強くなってきたので撤収。他に行く予定もたたないので今日はこれで帰路につく。高速を使わず、国道を走ると、道沿いに時々桜があるのに気づく。山桜が多く葉が出ているので派手さはないが、春を感じられる。

途中、思い立って豊念池による。さすがにこちらの桜はまだ咲いていなかったが、五郷ダム湖で気に入った絵を見つける。

帰宅したのは午後2時。やっと晴れ間が見えてきた。来週は仁淀川方面の桜めぐりである。

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日本風景写真協会写真展

2015年03月23日 | 写真

3月21日、寒峰登山の翌日はさすがに体がきつくて遠征はお休み。しかし、庵治から朝日が臨める時期なので、早起きして5時に出発。庵治竹井観音岬の北側のいつもの場所に着いたものの、水辺線付近はかすんでいて日の出は見られそうもない。取りあえず堤防を越えて海岸に下りてみると、先行者が一人。三脚にD700と望遠レンズ。雰囲気から見て常連さんかと思って話しかけると、19日から3連続で通っているが連敗中とのこと。今日もダメそうだと話しながら、お互いの情報交換をする。私が滝中心だと話すと、昔は九十九轟の滝を撮りに行ったこともあるとか。今日訪れる予定の風景写真展も見に行かれたそうなので、長く風景写真を撮っている方のようだ。名前を聞いておけばよかったと思ったが、またどこかでお会いできるだろう。

予想通りだるま朝日は見られなかったが、いい位置に漁船がいるので、昇りきった太陽と一枚。

一度帰宅して仮眠をとった後、なじみのGSでタイヤをスタッドレスからノーマルタイヤに交換。そして香川県文化会館に向かう。日本風景写真家協会香川支部の写真展が今日までなので、前から訪れる予定にしていた。

会場に入ってすぐ、植村さんを見つける。先日セゾンでお会いしたばかりだが、私のことを覚えていてくださった。ご自分の作品をはじめ、それぞれの写真の解説をしていただき、写真に秘められた物語について、思いを巡らせることができた。展示された作品の多くは私も撮ったことのあるシーンで、時期や時間・場所について意見を交わすうち、自分でもイメージがわいてきた。これからの撮影に活かしていきたい。

植村さんの話につられて、長居してしまった。昼時間なので礼を言って退去する。今になって考えると、会場には植村さん以外にも協会員の方がおられたようなので、その方達とも縁を持つべきだったと後悔している。少なくとも、飯間裕司さんらしき方はわかったので、挨拶くらいしておくべきだった。

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寒峰の福寿草

2015年03月22日 | 自然写真 季節の花

予報では連休は晴れ。かねてより考えていた寒峰登山を実行する。2月の高瀑訪瀑の際、takahamaさんの話を聞いてから是非とも訪問したいと思い続けてきたので、この時期に晴れてくれるのはありがたい。

6時に出発して祖谷を目指す。国道からの分岐点はすぐに分かったのだが、登山口となる住吉神社が分からない。案内書のコピーを見直しながら周辺をうろうろ走り回った後、勘違いに気づきやっと住吉神社に到着。到着したのは8時33分。すでに3台の車が停まっていたが、隣に停められていた高知ナンバーの二人組は準備中。やはり自生の福寿草が目的だそうで、よかったら同行しますかとお誘いいただいたので、喜んで同行させてもらう。お二人は先に出発したのですぐに追いつきますと声をかけ、準備を進める。実は今日はストックを忘れてきている。風はないようなので、ウィンドブレーカーを羽織って出発。神社脇の登山口から登り始めると、何度か分岐にでくわす。マーカーを探して進むのだが、そのうち明瞭な道と交差する部分でマーカーを見失う。ふと見上げた上方にマーカーを見つけて斜面を這い登った。そのままマーカーを追いかけていくと小さな沢に出る。これは二人に追いつけないかもと思いつつ、沢沿いに見えるマーカーを頼りに沢を登っていくと、車道らしきものが見えてきた。あれが上の登り口だろうと思ってさらに斜面を登っていくと後ろから声がかかった。先ほどのお二人である。どうやらこちらがショートカットして追い抜いてしまったらしい。9時32分、上の登山口を通過。上の登山口周辺には10台以上の車が停まっている。

 同行するお二人は野川さんと佐藤さん。話を聞いていると野川さんはJJJさんの友人だそうで、こういう予期せぬ出会いは楽しいものだ。登山口から約20分で福寿草の自生地に到着。お二人も写真メインなので、さっそく撮影タイム。

今日は遠望用にD5200に16-300mmをつけてストラップにつるし、D800に105mmマクロをつけてザックの中。ここではD800を出して撮影する。群生地といっても、今年は開花が遅いようで、あちこちに開きかけの花を見つける。注意しないと、開花前の福寿草を踏み潰してしまいそうだ。

白く見えるのは実は野川さんが運んできた雪。所々残る雪の周辺には開花状態の花を見つけられず、やむなく雪を運んできている。後からCheckしてみて、マクロ撮影の奥深さを知った。できるだけ解放して背景をぼかそうとしていたのだが、花が不明瞭になるケースが多く、構図や設定をもっと工夫しなくては、思い通りのものは撮れないようだ。

50分近く撮影していたので、一緒にいたパーティは皆いなくなっている。群生地はもう一か所あるらしいので、そちらを目指して我々も出発。

ここからはかなりの急斜面。足が重くなって遅れ気味になってしまう。時折休憩をとってくれたのでなんとか昇りきって少し平坦な場所に出る。

高度があがるとかなり雪が残っている。

開けた場所に出ると、そこは雪原のようだ。前方に見えるのが寒峰。

寒峰に近づくと、遠望が開ける。遠くに見える雪に覆われた稜線が美しい。

先に入ったパーティが下りてくるのとすれ違いながら、頂上を目指す。頂上に着いたのは12時45分頃、頂上では10名ほどがいたので、今日の寒峰には30名程度が訪れていたようだ。

少し開けた場所で昼食を取る。佐藤さんがコンロを出してお湯を沸かしている。途中、野川さんから何度かお菓子をいただいた。お二人とも写真メインではあっても、写真機材は私ほど多くないので、いろいろ持ってきているようだ。結構きつい登山だったので甘酒やキャンディを持ってきた方がよかったと後悔。

食事を終えた頃、頂上には誰もいなくなっていたので、佐藤さんのカメラで記念撮影。普段記念撮影は私の役目なので、撮ってもらうのは少し不思議な気がする。

1時30分過ぎから下山を開始するが、急な斜面は雪とぬかるんだ泥で歩きにくい。佐藤さんがストックを貸してくれたおかげで助かったが、なければ何度か転倒してドロドロになったことだろう。

野川さんはスキー時のけがで靭帯や半月板を欠いているらしい。登りでは気付かなかったが、下りはかなり注意深く降りている。

3時、福寿草の群生地に戻る。上にあるもう一か所の群生地は雪の下だったのだろうか、結局わからないままだった。

開花が少し進んでいるようなので再び撮影タイム。

またしても野川さんの好意で雪の中の福寿草。

 昼食時に、FBに今日の件をUPしていたのだが、思った通りJJJさんからコメントが入っていた。こういう縁があると、世間は広いようで狭いものだと感じてしまう。

今回の撮影タイムは20分程。後はまっすぐ下山したのだが、最後のところで分岐を間違え、神社脇ではなく少し離れた民家の脇に出てしまった。その民家の庭には福寿草の群生。開花したものもあったので、ここでも少しばかり撮影タイムをとった。

 ご一緒した二人が写真メインだったので、こちらも気兼ねなく撮影に集中できた。それは野川さん・佐藤さんにとっても同様だったようで、お互い楽しい登山ができた。実はお二人が皿ケ峰に登った際においわさんに案内してもらったことがあるそうで、本当に縁を感じてしまった。野川さんは携帯でJJJさんに電話して今日の顛末を説明していたが、おかげでお二人とは昔からの付き合いであるかのように思ってしまった。またどこかでご一緒することを約して、解散。お二人は温泉に寄られるとかで途中で別れ、帰宅したのは7時。予想していたよりずっと厳しい登山だったが、同行者に恵まれ、充実した寒峰登山だった。

本日ご一緒した佐藤さんのブログはこちら



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満開の河津桜 サンライズ糸山

2015年03月17日 | 自然写真 季節の花

来島大橋が見えるサンライズ糸山に到着したのは2時前。何かイベントがあるようで、道脇の駐車スペースが制限されている。案内に従って海際の臨時駐車場に車を停め、河津桜の咲く斜面を這い登る。青空が見えなくても霧があるかもと期待していたのだが、少しかすんだ程度で、少し期待はずれ。

河津桜は満開。メジロの姿は見えないが、ヒヨドリたちが木から木へと飛び回っている。

雨がやみ、かなりの人が訪れている。この天候なので、大きなカメラを持った人は少ない。

今まで訪れた中では最もいい開花状況なので、橋がいい感じに入るよう場所を探しながら撮影。青空か雨中か、もっと光の具合が面白ければと思うが、自然相手では仕方ない。

約30分の滞在でサンライズ糸山を後にする。例年ならこの後は新居浜の明正寺を訪れるのだが、今日は時間切れ。七折梅園を2周したせいだが、これも仕方ない。

道の駅ゆのうらでお気に入りのスイーツを買い、高速にのる。またしても眠くなったため、上分PAで30分ほど仮眠して、帰宅したのは5時。

久々の遠征で疲れたが、家でゆっくりしているより、一日が充実して感じられる。やはり私にはこんな時間が必要だ。

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孝子桜から七折梅園へ

2015年03月16日 | 自然写真 季節の花

3月15日 最近は雨の日曜日が続く。今週も予報は雨で、土曜日に高知に出張した疲れが残っているが、今回は出かけると決めている。

6時過ぎ、弱い雨の中を出発。途中眠くてSAで仮眠したため、目的地の内子・高昌寺に着いたのは9時過ぎ。後で知ったことだが、KAWAさんが少し前に訪れていたようだ。お会いできたかも思うと残念。

この寺を訪れた目的は、孝子桜という早咲きの桜。前回訪れたのは曇り空の下で散り始めの時期だった。今回の雨模様が濃い紅の花には合うかもと期待していたのだが、きょうは「ねはん祭り」ということで、大勢の人が集まっている。ゆっくり写真を撮るどころではなく、早々に退散する。

雨は小降りだが、時折ガスがかかって見える。思い付きのように七折の梅園を訪れる。梅まつりも終わって、盛りを過ぎているはずだが、先日松本さん達がガスのかかった梅園を訪れていたのを見て、雰囲気を味わいたいと思った。

盛りを過ぎて花が少ないかと思っていたが、近づいてみて驚いた。まだ蕾が多く、満開前であったようだ。三年前に訪れたときも、祭りが終わった後で満開を迎えていたのだが、今年もまだ見頃はこれからのようだ。とはいえ、通路を外れて梅園の中に入り込むわけにはいかず、花をアップにするには望遠レンズの方がいい。

一通り回って車まで戻ってくると、梅園と反対側の山肌にガスがかかってきた。雨が少し強くなってきたようだ。傘を持って再度梅園へ。

梅園の方にガスがかかることはなく、思った絵にはならなかったが、雨の中のしっとりした感じが撮れればと思い、いろいろ試してみるが思った雰囲気は出ない。先日の松本さんの写真を手本にもっと勉強しなくては。

梅園にいた約2時間の間、出会ったのは3組6人のみ。祭りが終わった後の雨のせいだろうが、貸し切り気分である。飛び回る鳥の声が雨音に吸い込まれ、静かな雰囲気を堪能した。

菜の花もまじえていろいろ撮ってみて、面白い絵も結構撮れたが、もっと梅園の雰囲気をとらえらえるようになりたい。

時間は12時を回っている。国道まで出て、コンビニ弁当の昼食の後、次の目的地に向かう。三島神社の寒緋桜を見に行くつもりだったが、これから松山市内に入ると時間が足りない。高速を使って今治・サンライズ糸山へ。

続きます。

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