11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。
昼食を終えると、おいわさんはザックを背負い、目の前の小滝を越えて夫婦滝正面へと廻っていく。なかちゃんとまっすーさんは小滝を入れながら撮影を開始。私も今日初めてD300sをザックから取り出し、三脚をセットする。今日のレンズは16-85mm、PLフィルターも忘れていない。
最初に見えるのは水量の多い雄滝、それから少し右に回りこむと水量の少ない雌滝が見えてくる。後で失敗したと思ったのは、この場所から両滝が一緒に写った絵を撮らなかった事。角度的に可能だったはずなのに、その時は考え付かなかった。
なかちゃん・まっすーさんはカメラをバックにしまいこむと、おいわさんの後を追って小滝を越えていく。海道さん・KUWA氏・TAKAHAMAご夫妻は、やっと昼食を終えたくらい。私も数枚写すとカメラと三脚だけを持って移動する。
なかちゃんは、靴を脱いで裸足で小滝を渡ったようだが、私は靴を濡らしながらも何とか越える。近づいて正面から見る雄滝は、まっすぐ落ちる綺麗な滝。
これに対し雌滝はでぼここの斜面を伝い落ちる優美な滝。水量が乏しいのが残念だが、好みの滝である。
雌滝の脇から、両方の滝が写るアングルで一枚。もう一枚は、小滝を越えるところから一枚。
雄滝の正面は、急ながらも登ることのできる斜面で、皆それぞれの位置で撮影している。海道さんをはじめ、他のみんなも小滝を越えて滝前にやってきた。裸足のなかちゃんが、足が痛いと言いながら、斜面の端にいいポイントがあると教えてくれた。さっそく移動して撮影。最初は手持ちだったが、再度三脚をセットして撮影。いい絵のときは手を抜いてはいけない。
上から見下ろすと、皆いろんなところでカメラを構えている。どんな絵が見えるのだろう。それぞれレポートをアップするはずなので、楽しみだ。
この頃時間は1時半を廻っている。後のことを考えるとそろそろ引き上げ時かと考えていたら、おいわさんは小滝を戻って降りていく。私も斜面を降りていきながら、それでも名残惜しくいくつかのポイントでカメラを構える。
最初の昼食場所に戻り、記念撮影の準備を始める。おいわさんがいつものように「もう記念写真?」と聞いてくるが、時間的にそろそろだとおいわさんも思っていたようだ。
だんだんと皆が帰ってきて記念撮影。帰ってから確認すると、滝は上手く入ったのだが、人物にピントが合っていない。ご愛嬌と許してください。
さて、ここで気づくだろか?
記念写真には9人写っている。メンバーは8人のはずでは?
これは決して心霊写真ではない。先に来ていたKurenaikaiさんも一緒に入ってもらったのである。駐車場に先にあったのはKurenaikaiさんの車だったわけで、冗談で「あれはKurenaikaiさんの車かな」といっていたのが本当になった。
Kurenaikaiさんとお会いするのは、1月の白猪の滝氷瀑以来。恥ずかしながら顔を覚えていなかったのだが、おいわさんやなかちゃんのおかげですんなり会話できた。
会話中でわかった驚きの事実。メンバー中最高齢は海道さん68歳、最年少はKurenaikaiさん34歳。滝好きに年齢は関係ない!
ここからKurenaikaiさんも一緒に行動することになり、メンバー9人で貝の口滝を目指す。
と言っても元来た道を戻るのである。(つづきます。