週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

オフ会 御来光の滝②

2011年11月05日 | 自然写真 滝

11月3日 オフ会 御来光の滝の続きです。

03 滝直下に立つと、上部が隠れてしまう。またこの位置で撮ると落差が感じられないのが残念だが、逆にこの滝を目の前に出来る喜びにもなる。

広角側があまり使えないので、今ひとついい絵にならないのと、脚を休ませたいこともあって、今日はあまり動けない。又左岸側に渡るにも、濡れた一枚岩を超えるのは危険だし、それを回り込む根性が今日はない。おいわさんは早々に、左岸の上の方まで登っていき、しばらくしてKUWA氏も、登っていく。さらにこんどはまっすーさんも三脚を抱えて登っていく。行きたい気持ちより、今日はじっとしていたい気持ちが強く、殆ど滝正面に陣取っていた。

28-300mmのズームでいろいろ構図を変えながら、同じような絵を何枚も取る。このときは三脚を荷物とともに置いたままなのであまりスローシャッターを使っていない。水量が多いので早いシャッタースピードで撮影していたが、後で見てみるとやはりスローももっと撮っておくべきだったと後悔した。

201111031249_184 下流側を見ると、色づいた木々が見える。晴れていればもっと鮮やかに見えたであろうが、この景色の中では結構派手である。この位置からだと、出発した長尾根が見える。結構な距離を歩いてきたんだなと実感し、再び滝に向かい合う。

一度荷物のところに戻り、三脚をとって来る。記念写真を撮る為だが、その前に構図とリモコンの動作を確認してみたかった。

04 リモコンを使って自分の記念写真を撮ってみる。上手く動作することが確認できたので、スローシャッターを使った絵を何枚か。

201111031331_204 そうしているうちにまっすーさんも降りてきたので記念撮影をして切り上げることにする。

おいわさんが小さく見えるのは、後ろに立った私が見えるようにしゃがんでくれた為である。私の右手がなかちゃんのかたにかかっているように見えるのは、リモコンを持っている為。

滝を出発したのは13時36分。2時間以上過ごしたことになる。

前回は、犬吠え出会いの滝や魚止めの滝に寄る余裕があったが、今回は時間的に難しいので、小休止をはさみながら、まっすぐ帰る。

このパーティだと、先頭がおいわさん、最後尾をひろっさんかKUWA氏がつとめてくれる。おかげで前についていくことに集中していれば、安心して歩ける。もっとも崖沿いの細い道、滑りやすい岩など、注意を怠ってはいけない。

ふくらはぎに痛みは感じるが、今度は痙攣することもなく、何とかついていき、七釜までもどって休憩。

201111031508_220 2年前、同様に帰り道での七釜には、一部陽が差し込んでいたのだが、今日はあいにく陽の光はない。それでもこの七釜は好きなポイントのひとつである。

脚を休めながら、それでもお気に入りのポイントに移動していると、アクシデント発生。

201111031449_039_2 ガシャンという音に振り向くと、まっすーさんのカメラが落ちている。三脚にカメラを固定する際、すばやく出来るようにクイックシューを使っていたのだが、これが十分に入っていなかったらしい。私も同じものを使っているので、何度かその危険を感じたことはあるが、この場で起きるとは不運である。幸いレンズは割れていなかったようだが、撮影は出来ない。マウント部に異常が発生した様である。これなら修理が可能かもしれない。なにより、終わり間近での出来事でよかった。

右の写真は渡河中のひとコマ。長靴で流れをわたるまっすーさんと、足場を探すひろっさん。場所によってはなかちゃんやKUWA氏が決定的瞬間を狙ってカメラを構えていたりする。

堰堤まで戻り、ここで最後の休憩。後は地獄の登り返しである。

201111031558_040_2 一同気合をいれ、登り始める。私は遅れるのがわかっているので最後尾をついていく。時間は15時59分。

斜面を登るのはいいのだが、時折ある段差で足が上がらない。全身を使って這い上がるように段差を越え、そのたびに息を整えるので、どんどん遅れていく。前回は途中座り込んでしまったが、今回は息を整えるだけで、ゆっくりながら登り続ける。先行するみんなの姿はまったく見えない。

30分ほど経過した頃、上からなかちゃんが呼びかけてくれた。一人登っていくのは、気持ちが折れそうになるのだが、その声を聞いて気力が奮い立つ。返事を返した後、やはりゆっくりながら確実に急斜面を登っていく。

車道まで到達したのは16時58分。何とか1時間をきった!自慢できるものではないが、前回より少し進歩した自分をほめてやろう。

駐車場まで戻るとみな着替えて待っていてくれた。待たせてしまい、迷惑を掛けたのだが、待っていてくれた心遣いは本当に嬉しい。

201111031707_222_2  全員の無事を確認し、それぞれ帰路につく。私も急いで着替えていると、ひろっさんが石鎚の方を指している。見るとと少しのぞいた青空と、山頂に掛かる雲。中々いい絵である。ひろっさんは既にカメラを構えているので、私も急いでザックから取り出し撮影。わずかな時間ではあったが、いいものを見られた。

そばで女性2人が「御来光の滝の看板はあるのに滝はどこ?」といっていたので、教えてあげる。とはいっても、このとき御来光の滝の部分だけガスの塊があって見えなかったのだが・・・。お二人は残念そうに去っていかれた。

最後までいたひろっさんとまっすーさんが帰った後、着替えを終えた私も帰路につく。17時22分。飲み物がつきていたので、土小屋の自動販売機でアルカリ飲料を買って、林道を東に向かって走る。既に陽が落ち、暗くなっていた上にガスが立ち込める場所があったりして、走りづらい。さすがにこの時間、他に走る車がいないのが救いである。

旧寒風山トンネルを通過したのは18時22分。いよ西条IC通過は19時13分。そして20時13分帰宅。今日の走行距離241km 歩数計は10,726歩? (これはおかしいだろう)

既にすさまじい筋肉痛が始まっていた。明日になればもっと痛くなるだろう。それでもまたあの滝に行きたくなる。滝屋の悲しい性であるが、やはり御来光の滝はすばらしい。

コメント (4)
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