6月24日 新宮あじさいの里 よりつづきです。
あじさいの里駐車場から、下に降りることなくそのまま進み、山道をしばらく進むと、新宮小中学校の手前で国道に合流。新宮ダム横を通過して、四国中央市瀬戸内海側へ出ると国道192号をしばらく東進してから山越え。五郷ダムの脇を抜けて、到着したのは豊念池。
こちらも雨が降っていた。昨日は放水していなかった石積ダムも今日は自然放水中。昨年ほどではないが、弧を描いて飛びだす水飛沫は豪快である。
昨年、正面から撮った際、28mmでは十分撮り切れなかったので、今回は17mmを使用。これで青空だったらと思うが、その機会は難しいだろう。
先客は一台。傘を持って出たものの、傘を持ってカメラを構えるのは難しい。濡れるのも構わず、傘を放り出してカメラを向けると、レンズに水滴が・・・。歯がゆい思いをしながら、撮影を続けた。
ダム横の小道を登ってダム上に出ようかと思ったが、見るべきものもないだろうと思って止めた。雨の中、これ以上うろうろしていると風邪をひいてしまう。
昨年訪れた際、ツツジの彩りを加えた景色を撮るべきだったと後悔したのだが、今年は少し時期が遅かったようで、やはり彩りを添えることはできなかった。
車に戻ってカメラに着いた水滴を拭う。D300sは防水・防塵に優れた機体だが、濡れたままはよくないし、ズームレンズに着いた水滴は中々乾かない。一通りふき取ってから出発。
ここに来た主目的は豊念池ではなく、つい最近ローマさんから聞いたまぼろしの滝。ダムから100mほど下流側にあると聞いていたので、走りながら対岸に目を凝らすが分からない。車を下り、歩いて対岸を探すと、やっと見つけた。
大雨の後にだけ現れる滝らしく、今日程度の雨ではわずかな水量でしかないが、綺麗な滝である。形としてはとても好みである。これだけ木々があると滝に近づく術はないように思えるが、ローマさんは冬に再訪して道を探すらしい。
冬に大雨の降る週末があったら、来てみようか。
11時前に帰宅。163km 5,759歩の遠征は、雨の為予定変更があったが、早起きした価値はあった。来年もまた、早起きしてあじさいの里を訪れたいと思った。