週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

稲荷山公園

2011年11月20日 | 自然写真 季節の花

11月20日 この時期、母親の誕生日プレゼントを兼ねた紅葉狩り。今回は大洲市の稲荷山公園を訪れた。今年は冷え込みがないので、各地の紅葉は色づきが悪い上に、色付く前に散ってしまうようだ。写真では真っ赤に色付いたもみじが頭上を覆っていたのだが、今年はどうだろう。
情報では、19日時点で色付き始めとのことだった。

201111200935_105 7時過ぎに出発し、稲荷山公園に着いたのは9時過ぎ。遠目に見ても、色付いた木は少ない。駐車料を払って、車を停める。降りてすぐ目につくのは、公園への入り口にある、色付き始めた木。これが目立つくらい、色付きは進んでいないということである。撮ってみたが、、曇り空ということもあって、さえない様子である。

Jpg もみじまつりということで、幾つかの露店が並ぶ。まだ、訪れる客は少ない。通路を抜け、奥に進むと神社がある。

稲荷山だけあって迎えてくれるのは、狐の像。よく見ると咥えているものが違う。

神社にお参りした後、広場へ向かう。緩やかな斜面一帯はに、もみじで空が覆われているよう。時折見える青空のタイミングを計りながら、魅かれるシーンを探しては撮影してみる。

02

03

遠目には鮮やかに見えても、近づくと既に黒ずんでいたり散ってしまった葉が目立つ。

露店で聞いてみると、今年は色付くのが遅く、見頃はまだ先のようだとのことだが、この様子では、今年は期待できないかも。

露店の前から、陽が射した瞬間を狙った一枚と、少し先の第三駐車場脇で色付いた木を撮影。04_2

ここでもっと過ごすはずだったが、もう見るところもないようなので、一時間半ほどで切り上げ、次の場所に向かう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライトアップ 大轟の滝

2011年11月19日 | 自然写真 滝

那賀町のHPで大轟のライトアップを知った。私にとって、滝にはまったきっかけの滝でもあり、最も好きな滝でもあるので、これを見逃すわけにはいかない。日程的に今日しかないので、仕事を午前で切り上げ、一路那賀町へ。

Ds3_6287
R193の山道を往復するのは、ちょっと厳しいので、行きは高速を使い、板野から神山町に入り、そこから雲早山を越える。峠を越える少し手前、岳人の森を過ぎたところにある、雲早トンネル手前の滝(仮称)に看板があった。「氷生ケ滝(ひしょうがたき)」。8月に来た時にはなかった筈なので、最近取り付けたものだろう。もともとあった名前なのか、最近着けた名前なのか、ともかく正式な名前を知ることができた。

天気予報では夕方には雨がやむとのことだった。峠道を登る途中で青空がのぞいたのだが、少し登るとガスの中に突中。氷生ケ滝は道沿いにあるにもかかわらずガスの中である。

峠のトンネルを抜けると、ガスも晴れ、青空ものぞく。雨上がりで路面には落ち葉が敷き詰めたように落ちている。道沿いの小さな沢が滝と化し、流麗な容姿で誘う。しかし、立ち止まっていては、目的の場所に間に合わない。釜ケ谷の滝・北浦の滝 など、停まりたくなるのとこらえて先に進む。

停まって撮影したのは、小剣神社の滝と、大釜の滝のみ。(下の写真)

20111119_01
なんとかまだ明るいうちに着けたと思ったが、すでに5時を回っている。カメラをセットしているうちに、すでにライトが付いていることに気がついた。撮影しているうちにどんどん暗くなり、対照的に大轟の滝がライトの中に浮かび上がる。紅葉はここでも外れで、滝前に掛る紅葉が色づく前に葉を落としてしまっている。そのせいか、見に来ている人は誰もいない。途中、マイクロバスが数分停まっていたのと、通りかかった車がしばし見とれているくらい。おかげで何にも邪魔されることなく撮影を続けられた。

Ds3_6308Ds3_6365_2

Ds3_6369_2Ds3_6370
Ds3_6375

Ds3_6382
気がつくと6時を回っている。すでに真っ暗である。

名残惜しいが、ここで切りあげ、大轟の滝を後にする。

後は山道を帰るだけ。

11月に入って3度目の夜間山道走行だが、この道は数え切れないほど走って慣れた道である。対向車が来るのがわかるのでむしろ走りやすい。

家についたのは8時25分 走行距離205km。

例年、紅葉時期にもこの滝を訪れるのだが、今年の紅葉の状況では、ライトアップを見に来て正解だった。日中では落胆したであろう状態である。なにはともあれ、大好きな滝の、また新しい表情を知ることができた。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦滝オフ会 その3  貝の口滝から夜間トレック

2011年11月16日 | 自然写真 滝

11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。

記念写真撮影を終え、夫婦滝を後にしたのは午後2時18分。元来た道をもどり、貝の口滝への分岐まで戻る。
201111131444_155 この間、Kurenaikaiさんのすぐ後ろについたのだが、その身軽さに驚いた。確かに若いのだが、私より重い荷物を背負って(偶然にも、ザックは同じメーカーの同じタイプ)、ストックも突かずバランスよく歩いていく。四つんばいになるような梯子を降りる際も、軽快に降りていく。
右の写真に写る梯子を、私は梯子の方を向いて降りていたのだが、上からKUWA氏の「危ない!」の声。と同時に梯子の上を滑るように落ちていく石。梯子の上端にあった石が、梯子が動いたことによって落ちてきたらしい。幸い脚を掠めただけで怪我もなかったが、ぐらついた石のある場合には注意が必要だと、実感させられた一瞬だった。
 分岐までもどり、小休止の後、岩場を降りていく。矢印はあるが道はない!。最後にわずかな踏み跡と不安定な梯子を伝って貝の口の滝へ。01

この滝は、高知の釜ケ谷の滝・徳島のフイゴ滝とならんで四国の三奇瀑と呼ばれているらしい。これで私もやっと三奇瀑制覇できた。

水流が岩を抉りながら方向を変えるため、上段と下段を一緒に見ることが難しい。上左が上段、右が下段である。

02

201111131534_193 下段の滝壺の水の色が美しい。左の岩壁を登れば上段が見えるのだが、その時には下段が隠れてしまう。右の写真は少しでも上から撮ろうと岸壁をよじ登るまっすーさん。

この滝を覗き込むと、異世界を見るような感覚である。綺麗に削られた岩が、ここだけの世界を造っているような・・・。

午後3時45分、貝の口滝を後にして分岐点まで戻る。ここを更に上流に登ると、別の滝があるとKurenaikaiさんが確認したそうだが、時間的に難しそうなので、断念し、そのまま帰路に着く。

夫婦滝まで後1kmの標識を通過したのは午後4時35分、既に薄暗くなっている。5時を過ぎると道が見えなくなってきた。ここで皆ヘッドランプを装着するか懐中電灯を取り出す。しかしながら私は持ってきていない。以前は必ずザックに入れてきていたのに、最近明るいうちに戻ることが多かったので、油断していた。大失態である。私以外で持っていないのは海道さん。海道さんも今日に限って入れていなかったことを大後悔。

201111131752_205 なかちゃんとTAKAHAMA奥さんの間に入って、足元を照らしてもらいながら、ひたすら進む。

滑りやすい場所、梯子の下りる場所、渡渉する際には、みんなで足元を照らし、助け合って進む。このとき、先頭を行くのは当然おいわさん、そして経験者のKurenaikaiさん、最後尾をベテランのKUWA氏が務めてくれる。

201111131813_207 暗闇のなか、もっと不安になるかと思ったが、誰も不安を口にすることもなく、ひたすら前を行く灯りに続いて歩を進める。このときの状況について、おいわさんが分析しているが、全員が御来光の滝訪瀑経験者であることがもっと大きいかもしれない。秘境の滝訪瀑に伴う困難を十分理解しているからであろう。

さすがにノントラブルというわけには行かず、転倒したり滑ったりした人はいたが、全員無事車まで戻ってきた。おいわさんも滑った際に引っ掛けてズボンに穴が開いたと嘆いていたが、私も帰ってみるとズボンに鍵裂きがあった。

ともかくも6時40分、全員無事戻れたことを喜び合い、懲りずに次も宜しくと挨拶を交わし、別れる。おいわさん・海道さん・なかちゃん・まっすーさんを乗せて、りんりんパークまで戻ったのは7時15分。ここでおいわさんたちと別れ、まっすーさんとひたすら高速を香川に向いて走る。丸亀でまっすーさんと別れ、帰り着いたのは午後8時45分。体力的に余裕があるかと思ったが、車を降りるとどっと疲れが出てきてしまった。

 初めて女性を交えたパーティでの訪瀑、夜間トレッキングなど、初体験の多い、そして思い出も多い、すばらしいオフ会でした。皆さん、お疲れ様でした。

今日の走行距離268km 13,762歩

参加したみなさんのレポートはこちら

おいわさん: 出たがり家族のお出かけ日記
なかちゃん:四国の滝めぐり
海道さん:滝の思い出
まっすーさん:ますどこbyフォーサーズ
Kurenaikaiさん:紅会写真  

追記:最初に書いたおいわさんのサプライズ

12月10日より松山市内の喫茶店で個人写真展を開催! 詳細は追って連絡いただけるとのことなので、何とか都合をつけて行きたいものである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦滝オフ会 その2  滝前にて

2011年11月15日 | 自然写真 滝

11月13日 夫婦滝オフ会の続きです。

昼食を終えると、おいわさんはザックを背負い、目の前の小滝を越えて夫婦滝正面へと廻っていく。なかちゃんとまっすーさんは小滝を入れながら撮影を開始。私も今日初めてD300sをザックから取り出し、三脚をセットする。今日のレンズは16-85mm、PLフィルターも忘れていない。

最初に見えるのは水量の多い雄滝、それから少し右に回りこむと水量の少ない雌滝が見えてくる。後で失敗したと思ったのは、この場所から両滝が一緒に写った絵を撮らなかった事。角度的に可能だったはずなのに、その時は考え付かなかった。
01
なかちゃん・まっすーさんはカメラをバックにしまいこむと、おいわさんの後を追って小滝を越えていく。海道さん・KUWA氏・TAKAHAMAご夫妻は、やっと昼食を終えたくらい。私も数枚写すとカメラと三脚だけを持って移動する。
なかちゃんは、靴を脱いで裸足で小滝を渡ったようだが、私は靴を濡らしながらも何とか越える。近づいて正面から見る雄滝は、まっすぐ落ちる綺麗な滝。__3

これに対し雌滝はでぼここの斜面を伝い落ちる優美な滝。水量が乏しいのが残念だが、好みの滝である。

__2

雌滝の脇から、両方の滝が写るアングルで一枚。もう一枚は、小滝を越えるところから一枚。

_02

201111131341_125_2 雄滝の正面は、急ながらも登ることのできる斜面で、皆それぞれの位置で撮影している。海道さんをはじめ、他のみんなも小滝を越えて滝前にやってきた。裸足のなかちゃんが、足が痛いと言いながら、斜面の端にいいポイントがあると教えてくれた。さっそく移動して撮影。最初は手持ちだったが、再度三脚をセットして撮影。いい絵のときは手を抜いてはいけない。

上から見下ろすと、皆いろんなところでカメラを構えている。どんな絵が見えるのだろう。それぞれレポートをアップするはずなので、楽しみだ。

この頃時間は1時半を廻っている。後のことを考えるとそろそろ引き上げ時かと考えていたら、おいわさんは小滝を戻って降りていく。私も斜面を降りていきながら、それでも名残惜しくいくつかのポイントでカメラを構える。

最初の昼食場所に戻り、記念撮影の準備を始める。おいわさんがいつものように「もう記念写真?」と聞いてくるが、時間的にそろそろだとおいわさんも思っていたようだ。

201111131418_154_2 だんだんと皆が帰ってきて記念撮影。帰ってから確認すると、滝は上手く入ったのだが、人物にピントが合っていない。ご愛嬌と許してください。

さて、ここで気づくだろか? 

記念写真には9人写っている。メンバーは8人のはずでは?

これは決して心霊写真ではない。先に来ていたKurenaikaiさんも一緒に入ってもらったのである。駐車場に先にあったのはKurenaikaiさんの車だったわけで、冗談で「あれはKurenaikaiさんの車かな」といっていたのが本当になった。

Kurenaikaiさんとお会いするのは、1月の白猪の滝氷瀑以来。恥ずかしながら顔を覚えていなかったのだが、おいわさんやなかちゃんのおかげですんなり会話できた。

会話中でわかった驚きの事実。メンバー中最高齢は海道さん68歳、最年少はKurenaikaiさん34歳。滝好きに年齢は関係ない!

ここからKurenaikaiさんも一緒に行動することになり、メンバー9人で貝の口滝を目指す。

と言っても元来た道を戻るのである。(つづきます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦滝オフ会 その1  到着まで

2011年11月14日 | 自然写真 滝

11月13日 おいわさん主催のオフ会 夫婦滝訪瀑である。当初の予定では、御来光・高瀑・夫婦と石鎚三秘瀑と三連続のハズだったが、天候やその他の事情で高瀑は中止になった。今回の夫婦滝は初めての訪問。以前からおいわさんに、連れて行ってほしいとお願いしていた滝である。

6時に出発。高速丸亀バス停でまっすーさんを乗せ、集合場所のりんりんパークヘ。到着は7時15分、少し早く着いたので、開いていた売店でトイレを借りようと中に入ると、すでになかちゃんがいた。

しばらくして、おいわさんが海道さんを乗せて到着。皆装備を私の車に積み替える。この時に見慣れぬ光景が・・・。おいわさんが三脚を担いでいる。おいわさんがここまで写真にこだわる理由は・・・。行きの車中でおいわさんが話してくれたのだが、その内容は最後に述べる。

りんりんパークを出て、国道11号から県道153号を丹原町鞍瀬へと向かい、保井野バス停回転場の奥に車を停める。当初の参加予定はこの5名だったのだが、先日の御来光の滝にご一緒したKUWA氏が話をきいて参加を希望され、さらに昨日になって、TAKAHAMAさんご夫妻が参加されることになり、計8名の大所帯である。夫婦滝を訪れた経験者はおいわさんとなかちゃんの二人だけ。後の6人は初訪瀑である。後の3人は現地集合、ということで保井野バス停で合流したのだが、このとき我々以外の車が一台停められている。この車の持主も後でわかる。

201111130816_001
8時16分出発。今回の夫婦滝は、石鎚三秘瀑の中では最も楽ということなので、皆気負いもなく、和やかな雰囲気の中での出発となった。

最初は平たんだった道が、崩れやすい斜面をトラバースしたり、ガレ場を越えたり・・・。おいわさんが意識的にゆっくりめのペースを作ってくれているようで、少し余裕を持ってついていける。201111130855_009
このまますんなりいけるかと思ったが、一度渡渉してしばらく山道(けもの道?)を歩き、沢沿いに戻ってきたとき、道が藪の中に消えている。目印になるはずの赤いテープを探すが見当たらない。なかちゃんが沢に降り、対岸に渡って道を探す。少し行くと先に道があるというので、藪の薄い部分をかき分けていく。藪を抜けるとはっきりした道が現れ、同時に標識がみつかる。(写真は対岸で道を探すなかちゃん)

なかちゃんが戻ってきたところで小休止。あとはひたすら山道を進む。途中、傾いた梯子を登ったり滑りやすい丸太の橋をわたったり・・・。道の困難さは御来光の滝以上に思える。これは訪れる人が少ないために、道が荒れていくのだろう。01

02_3
足元に注意するばかりで、あまり風景を楽しむ余裕がないのだが、それでも時にはひかれる風景も。03

201111131204_048
貝の口滝への分岐を越えて約30分、綺麗な小滝が見えてくる。このすぐ上が夫婦滝である。出発してから4時間弱、やっとたどり着いた。

綺麗な滝だが、ここではコンデジでの撮影のみ。帰りに一眼でゆっくり撮影するつもりだったのだが・・・。

12時を回っているので、滝前で昼食にするため、小滝の上で渡渉し、最後の岩場を越える。

そして見えてくる夫婦滝。

ここでは時間確認の為コンデジ撮影し、まずは昼食。

201111131216_054_2

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする