週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

再び船窪ツツジ園へ

2013年05月27日 | 自然写真 季節の花

 ツツジ園から高越寺を目指して歩く人は結構多い。この季節、この天候は絶好の山歩き日和といえるだろう。
 40分弱でツツジ園まで戻ったのは、正午過ぎ。ツツジ園のあちこちでお弁当を広げている人がいる。陽が当たり、明るくなったツツジ園は、少し鮮やかさを増したようで、朝よりもいい感じに見える。

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 朝方は灰色のバックだったが、少し青が入るだけでずいぶん違う。再び戻ってきて正解だった。盛りを過ぎたとはいえ、ツツジ園をそれなりに楽しめた。高越寺に行かずに帰っていれば、不満だけが残っただろう。

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 お弁当を抱えた人たちが、ツツジ園に上がってくる。この天気なら、こちらも絶好のハイキング日和だろう。

 上がってくる人とすれ違いながら、駐車場に戻ったのは1時前。まだ駐車場に入ってくる車が多いので、来た道を戻るのは離合が大変そうだ。あらかじめ予定した通り、駐車場から南側へ抜けるルートをとる。この道沿いにあるのは、母衣暮露の滝。

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 水量微量だが、逆光と緑が結構いい感じで撮れた。

 あとはまっすぐ帰路につく。眠気覚ましに途中でソフトクリームを買うのが最近の習慣になってしまった。帰宅したのは15時前。

 138km 16,300歩の遠征は、あきらめずに最初の計画通りに実行したおかげで、満足のいくものになった。

 

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船窪ツツジ園から 高越山へ

2013年05月26日 | 自然写真 季節の花

 20日時点で、船窪ツツジ園が七分咲きとのことだったので、この週末は見頃を迎えるかと思って訪れることに。一昨年訪れた際は霧の中だったが、予報では晴れなので、青空の下のツツジ園が見えるかと期待する。今回は、そのまま高越山まで歩く予定。

20130526_01  準備に手間取ったせいで出発は7時。吉野川市のR193から県道にに入って間もなく、前がつかえてしまい、駐車場まで11km走るうちに、8台が連なって走ることになってしまった。駐車場に着いたのは8時40分頃。この頃頭上は怪しげな雲に覆われ、雨が降りそうな気配。少し迷ったが、とりあえず登山靴に履き替え、簡易雨具のウィンドブレーカーを入れたザックを背負い、ツツジ園に向かう。

20130526_02  ツツジ園の周囲には金網のフェンスが張り巡らされている。警備員に聞くと、鹿の被害から守るためらしい。フェンスには入り口が設けられ、入ることはできるようだ。
 フェンス越しに見たオンツツジの群生は、あまりパッとしない。遠目にも盛りを過ぎているのがわかる。途中の掲示板には満開とあったが、もうかなりの数が散ってしまっているようだ。
 オンツツジは期待はずれだったし、天候が不安定なので高越山に向かうのも、あまり気が乗らない。迷いながら、群生地を一回りしてみる。
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20130526_05  訪れる人増えてきて、私とは反対周りに公園を巡っていく人もいる。挨拶をかわしながら、進んでいくうち、「下にある白い花は何でしょうね」と問われる。おいわさんやtakahamaさんが一緒ならすぐ答えられるのだろうが、あいにく私は何度聞いても、野草の名前は覚えられない。
 帰って調べると、宝鐸草(ホウチャクソウ)のようだ。

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 ツツジ園を一回りしても時間はまだ10時前。しばらく迷ったが、高越寺まで一時間位らしいので、雨に降られてもいい覚悟で歩き始めた。
20130526_08  ツツジ園の脇を抜けて車道がある。高越寺駐車場まで1.7kmの距離を約30分かかって歩き、そこからは車の入れない山道を1km少しで高越寺である。 
 山道といっても 綺麗に整備された道で、滝を訪れる杣道とは比較にならない。とはいえ、よそ見をしながら歩いていると道を踏み外すので、気を抜かずに先を目指し、20分弱で高越寺に到着、
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20130526_12  下から登山道をあがってくる人もいて、寺を訪れる人の格好は、軽装の人もいれば、トレッキング装備の人もいる。こんな場所にあっても、人の訪れの多いこの寺は綺麗に整備されている。山の頂上付近にあるので、天候が良ければもっと違う印象になっただろう。
 寺の奥に進み、山の頂上を目指す。道がよく分からないので、とりあえず上への道を探して、鎖を登ったりしながら頂上に到着。
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20130526_13_2  時間は11時、少し時間は早いが、風景を眺めながら昼食。場所的には寺のすぐ上あたりになるようだが、静かな場所である。
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20130526_15  私が登ってきたのと反対方向から、人が登ってくる。挨拶を交わしてから、入れ替わるように、頂上を後にする。三角点を通過すると、すぐ下に社が見えてくる。こちらは高越神社らしい。らしいというのも、社の前の看板からは説明書きが撤去されていたからで、もう利用されていないのだろうか。

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20130526_16 社から降りる階段の脇にあった古木。
すでに上のほうは失われてしまったようだが、歴史を感じさせる、荘厳な感じの古木である。

そのまま降りていくと、高越寺の脇にでる。
青空ではないが、太陽が顔を出したようで、陽の光が気持ちいい。これならツツジ園もまた違った表情を見せてくれるだろうと思い、もと来た道を、ツツジ園へと引き返す。

 つづきます。

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フラワーパーク浦島

2013年05月12日 | 自然写真 季節の花

 GW中にハードな訪瀑をつづけた疲労がまだ抜けていないようで、昨日整体に行った際にも脹脛の張りを指摘された。今週はお休みしようと思ったが、天気がよさそうなので、近場で気になる場所にお出かけ。

130512_00  普段と同じ時間に起きて、ゆっくり朝食をとってから出発。途中給油して、高速を経由したら、一時間ほどで到着。庄内半島を少し入ったところにあるフラワーパーク浦島である。

シーズンを問わずこのエリアはよく通過するが、今までこの場所を意識したことはなかった。ある本に紹介されたこともあり、また四国新聞にも記事が載ったので、一度くらい訪れてみようと思った。
 到着した時には、「あれ、こんなもの?」という感じだが、この畑の趣旨を考えるとそれがいいのだろう。なかを歩いてみると、素朴な感じがほっとしていい。
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 休耕田を利用した花畑。それは付近の小学生の体験学習として植えられたものらしい。
マーガレットやキンセンカの向こうに海が見える。

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130512_19  実際に写真に撮って映える構図は少ない。単色の花だけというのもあるが、周辺には写し込みたくない邪魔なものも多い。さらに、 快晴とはいえ、春の空はすっきりした青空ではなく、視界も今一つ悪くて、向こうの島がくっきりとは映らない。しかし、視点を変えるとハッとするケ景色が見えてくるし、、海をバックにした花畑は、美しいというより、心和む風景である。

 わずかなエリアだというのに約30分を過ごして、引き上げる。

 

 昨年くらいから、県内の美しい風景を追いかけるようにしている。滝に関しては香川県はあまり期待できないが、花や海といった美しい自然の風景はまだまだあるはず。県外遠征ばかりでなく、県内の風景を大事にしたい、その思いを強くした今日の撮影だった。



 
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2013年春 高瀑行 その2

2013年05月08日 | 自然写真 滝

5月6日 高瀑行のつづきです。

201305061136_134 日の光が徐々に滝に当たりはじめ、飛沫がキラキラと輝くのがわかる。風に巻き上げられた飛沫が、光を弾く霧となって舞う。

 食事にしてそれから右岸に上ろうと思い、左岸の崖をゆっくり降りはじめる。その時ふわりと白い布が舞うかのように、飛沫の霧が右方向に流れていく。なかちゃんがいい位置にいるなと思いながらも、こちらは動くことができない。

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 昼食を終えて、羽織っていたウィンドブレーカーを脱ぐ。滝前に着いた時、日陰なのと飛沫のせいで寒かったので、ザックからウィンドブレーカーを出して着ていた。おいわさんも「寒いね」と言っていたので、やはりこの場所だけ温度は低かったのだろう。

 今度は右岸側の斜面を登る。こちらは左岸よりずっと上りやすいが、足の痛みを考えて、無理せずゆっくり上っていく。待っているだけで、光と風のおかげで滝のいろいろな表情が見える。
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 同じような写真だが、見ていると飽きないので、何度もシャッターを切ってしまう。
久しぶりに露出補正をかけたブランケット五連写のおかげで、今日一日で300枚以上撮影してしまった。後で整理するのが大変だ。
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 滝前に降りてからも、表情を変える高瀑が楽しめる。

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201305061248_298  いつものように記念写真を撮ったのは1時前。早く着いたのと、条件が良かったせいでみなしっかり堪能できた。とくにおいわさんは、アケボノツツジを前景にした絵が撮れたことで、大満足のようである。

 いつもなら、高瀑下の滝やのぞきの滝に寄るのだが、今日はおいわさんの事情でまっすぐ帰ることに。何度も撮っている場所でもあるし、今のシーズンどうしても寄りたいという気持ちはないので、了解して帰路に就く。
 帰りはう回路のほうを通過。往路で旧ルートを通ったため、う回路がかなり大回りに感じるが、それだけ以前は急斜面を渡っていたわけだ。
 途中何度も、おいわさんがしゃがみこんで野草を撮影。なかちゃんも続くのだが、私のコンデジではうまく撮れないのでスルーすることが多い。実は下りのほうが足には堪えるので、その間小休止させてもらっていたのである。

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 丸渕でもほんの小休止だったので、かなり早いペースで登山口まで戻ってきた。
 右の写真は、登山口まであと少しというところで目にする赤ノベラ。キラキラと綺麗だったのだが、コンデジではこの程度。

 2時過ぎに登山口まで戻ってきて、すぐ車で林道を戻る。諏訪神社に戻ったのは2時46分。すぐに荷物を積み替え、おいわさんは挨拶もそこそこに、去っていく。山歩きを楽しむには、家庭の理解が必要だから、用があるときにはしっかり応えておかなくてはならないだろう。

 私もなかちゃんに別れを告げ、帰路につく。今日は明るいうちに帰宅できそうだが、林道を走ったおかげで泥だらけになったCROSSROADを洗車してから家に戻る。
 GW最後の日は、好条件の高瀑行。十分にリフレッシュして、仕事に戻る気力も回復できた。
 280km 10,773歩は、歩数以上の充実感。

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2013年春 高瀑行

2013年05月07日 | 自然写真 滝

 おいわさんからGWの滝めぐりの案内をいただいたのは24日。御来光の滝・高瀑がセットだったが、直前の案内だったため、みな都合つかなかったようで、御来光の滝はキャンセル、高瀑行も、おいわさん・なかちゃん・私の三名のみとなった。このメンバーでの訪瀑は久しぶりである。
 一昨日の那賀町秘境滝訪問から、まだ筋肉痛は収まっておらず、朝階段を降りるのにも少し苦労した。しかしじっとしているよりも、動かしているほうがいいようだ。

 6時出発。いつも早く着きすぎるので、途中休憩を入れたりしてのんびりしていると、到着時間はギリギリ。すでにおいわさんとなかちゃんが、待ってくれている。みな私の車に荷物を積み替えて出発。登山口までの30分、松山城お堀端のカワセミの話題で盛り上がりながら林道を進むが、2月以降さらに倒木があったようで、ハイルーフの車では通行が難しそうだ。

 8時31分登山口到着。登山靴に履き替え、ストレッチ体操を行う。いつもは出発まで余裕がなくて行う暇がないのだが、今回は足に不安を抱えているので、しっかり伸ばしておく。ちなみに、ずっと使っていた登山靴は前回の訪瀑で壊れてしまったので、今日の登山靴は冬山登山前に新調した上等の靴である。

201305060852_004  8時42分登山道を歩き始める。この時期の山歩きでは野草を楽しめる。右の写真はイチリンソウだが、裏から見ると紅色に見えるので「ウラベニイチゲ」ともいうらしい。おいわさんが一緒でなければ興味を持つこともなかっただろう。

 沢を流れる水が少ないので渡渉が楽だ。天気は快晴、この時期の山歩きは最高の気分だが、登りがきつくなるとどうしても遅れがちとなる。今日は、同行がなかちゃんと私なので、おいわさんもゆっくり目のペースを作ってくれている。また、野草を見ると立ち止まって撮影しているので、さほど遅れることなくついていけた。

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 時折目にするアケボノツツジ。デジイチでじっくり撮りたいところだが、皆コンデジでの撮影にとどめている。行程記録用のIXYでは、うまくピントが合わせられない。アケボノツツジは何ケ所かで枚数を撮ったが、まともなものはほとんど無かった。

 今回、なかちゃんの希望で旧ルートを通った。一昨年の事故現場で手を合わしたいという思いからである。本来なら避けるべきであるし、実際途中の梯子は撤去されていたりしたが、いろいろな意味で、通ってよかったと思う。
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 9時35分丸渕到着。いつもはデジイチを取り出して撮影するのだが、今回は足を休ませるために、数枚撮っただけであとは休憩。逆にいつもはコンデジだけのおいわさんが、60Dを出して撮影していた。

 スリングバックだけという軽装の方が単独で我々を追い抜いて行った。目的は滝だというが、あの装備だと何が目的なのかと思ってしまう。我々のようにカメラ重装備のパーティーも珍しいかもしれないが。

201305060959_027  丸渕わきの急斜面を上ると、西の冠岳が見えるポイント、そこにアケボノツツジがあるのだが、やはりIXYではこの程度にしか撮れない。

 氷瀑の時期だと、遠望ポイントからの絵も素晴らしいのだが、この時期水量が少ないせいもあって、高瀑がかすかに見えることに気づかない人も多いだろう。

 水量の少ない下の滝を通過し、天狗の子育て岩を過ぎると登りは終わり、開けた場所に出ると、高瀑がその姿を現す。

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 先に来ていた単独行の方は帰っていく。高瀑は、日が当たり始めるこれからが楽しいと思うのだが、まあ人それぞれである。

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 風で向きを変え続ける滝の流れも面白いので、まずは正面真下から撮影。今日のレンズは18-200mmだが、広角用にワイコン付きの18-55mmを持ってきており、時折レンズを変えながら、広角で全景を、ズームで滝口を撮っていく。

 まだ時間も早いので、左岸を少し登ってみる。おいわさんが面白いポイントを見つけたといって左岸の崖をどんどん登っていくのを見ながら、行けるところまで行こうとゆっくり上ってみた。

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 おいわさんは、アケボノツツジが咲いているのを見て、それを前景に滝を撮ろうとしている。先に右岸に上っていたなかちゃんがこちらに登ってきて、おいわさんに続こうとしていたが、ちょっと危険だよとおいわさんが言っている。私はそれ以上登るのをあきらめ、体を落ち着けやすい場所で少し腰を据える。

11時を回って、滝口に日が当たり始めた。

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201305061132_112   右の絵は、写真としては失敗だろうが、光の加減で枝が雪をまとっているように見える。

 今日は光の加減が難しい。どうしてもオーバー気味になってしまうのだが、無理やりアンダーにしようとすると、真っ暗になってしまう。後でなかちゃんやおいわさんも、露出に苦労したといっていたが、私の今の技術では、この光具合には十分に対処できない。

 日の光が滝に当たり始め、飛沫がキラキラと輝き始める。これからが滝撮影の本番である。

つづきます。

 

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