週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

目標未達 那賀町滝巡り その2

2011年08月29日 | 自然写真 滝

8月28日 那賀町滝巡りのつづきです。

今日の坂州木頭川は水量が少ない。途中の大用地谷付近の滝もほとんど落ちていなかった。その支流である沢谷川も当然少ない。大轟の滝は水量が少なくても美しい滝であるが、これでは他の滝は期待できない。とりあえず上流に向けて走り出す。県道16号の分岐に見える北浦の滝(仮称)が落ちているのにちょっと驚いた。わずかな水量とはいえ流れているのと見るのは久しぶりだった。

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そのまま沢沿いに進むと、川に流れ込むいくつかの滝はしっかり落ちている。この時期は木々に覆われ隠れてしまうことが多いのだが、今年はなぜか滝前がすっきりしているような・・・。

これは小剣の滝。この川沿いには無名の滝も多いのだが、この滝は仮称ながら名を持つ滝である。小剣神社の正面にあるからこの名がついたらしい。

ここから少しで大釜の滝だが、今回の目的地は、国道からそれた林道の奥。未舗装路に約500m程入り込むと、作業道立入禁止のゲート前に駐車。とりあえずここで昼食。

食事しながら、目的である滝の資料(桂さんのHPより)を読んでいると、滝の場所を勘違いしていたことに気付く。短時間で到達できる場所ではなさそうだ。大轟の滝で時間を使いすぎたようだ。「山の神の滝」は次回にお預け。

国道に戻って少し行くと大釜の滝。「百選」に選ばれている滝だけれど、車を停めにくいこともあってスルーしがちなのだが、今日は久しぶりに立ち寄ってみる。

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先に来ていた香川ナンバーのプリウスの男性が、遊歩道に三脚を据えている脇を通り、下に降りる。後から来た家族連れも降りてくる。水量が少ないので沢遊びにはもってこいの様だ。

滝前の岩場・遊歩道(階段)途中・滝見台と一通り撮影していたら、30分経過していた。いつの間には他の2台はいなくなっている。私も大釜の滝を後にする。

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土須峠の雲早トンネルを抜け神山町へ出てすぐ、道路わきに落ちる雲早トンネル手前の滝(仮称)。

ここは車を停められないし、木々に隠れてほとんで見えないのでいつもはスルーするのだが、木々の間に上段が見えたので、路肩いっぱいに車を寄せて停める。三脚を据えて構えるが、車が通るたびに退避。それでもこの滝を初めてまともに見る事が出来た。

四段で高さは30m以上。木々に邪魔されるうえに、離れたポジションをとることができないので、撮影には難しい滝だが、なんとかおさめる事に成功。右の写真には一段目と三段目が写っている。

竹野さんのHPではこの滝の上段に登るべきではないとされている。危険を伴うこともあるが、がれきを道に落とさないためでもある。登れそうに見えるのだが、車を停めておけないこともあり、断念。

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そのまま国道を下っていくと出遭うのが東谷の滝。国道から見えるのは最下段で、この最上段に大滝と呼ばれるもっとも大きな滝があるとのことだが、まだ訪れてはいない。

行ってみようかと思ったが、時間は2時前。帰りを考えると猶予時間は1時間。それで行けるかと自問して、無理との判断を下し、東谷を後にする。出来るならこの秋のうちに大滝まで挑戦してみたい。

雲早山越えの県道が再びR193にかわってまもなくの場所にあるのが七日淵。前回訪れたのは2008年3月。小さいが形の良い滝だった記憶があり、ちょっとした寄り道にちょうど良いと思って寄ることにする。

滝までの道は整備されているが、一部荒れたところもあり、気をつけないと谷底に滑り落ちてしまう。取水ホースを踏まないよう、沢の奥に進むと、暗がりに浮かび上がるような小さな滝。記憶していた通りの姿を見せる七日淵。

Photo

さらにもう一枚20110828_206_5

雰囲気にのまれて撮ったものだが、結構面白いものになった。

後はまっすぐ帰路につく。

走行距離258km 6,200歩。本来の目的は果たせなかったけど、やはり那賀町滝巡りは見ごたえたっぷりである。

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目標未達 那賀町滝巡り

2011年08月28日 | 自然写真 滝

今日は久しぶりに徳島方面へ。記録を見ると5月22日以来である。

いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達して、出発したのは6時。徳島市・阿南市を経由してR195で那賀川沿いに那賀町へ。途中、道の駅わじきで10分ほど仮眠。

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川口ダム湖畔。道の駅もみじで休憩中の一枚。前景になる枝ぶりが今一つだが、朝日の写り込みが面白く、魅かれて撮ってしまった。ちなみに、ダム湖の名はあじさい湖というらしい。初めて知った。

9時過ぎ、大轟の滝に到着。いつもなら滝を斜めに見下ろすポイントに三脚を据えるのだが、今日の目的は別。長靴をはいて、D300sに28-300mm、予備バッテリーやメモリー、交換レンズ1本をスリングバックにいれ、遊歩道を滝見台(滝の右岸上方にあるのだが、滝は見えない)に向かう。

バイクで来ていた二人組が遊歩道を引き返してきていた。何のための滝見台かと思ったことだろう。

私の目的は滝見台の脇から滝の上側に出る事。少し踏み跡もあるので行く人もいるのだろう。滑りやすい岩場だが降りられないことはない。ここから奥を見ると奥にも滝が見えてくる。昨年12月に見つけた「大轟奥の滝(仮」である。

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他にも気付いている人はいるだろうが、記事を見たことはない。撮影しようとしてフィルターのサイズを間違えたことに気付く。再び車に戻り、フィルターケースごとバックに入れ、今度は三脚も持ち出し、再び大轟の滝奥へ。

滝を見つけた際、いい位置を探して左岸へ渡ろうとした。水量が少ない時期だったので、靴を脱いで渡河したのだが、12月にやるべきではなかった。帰るために再び渡るのが恐怖であったのを覚えている。

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今回は長靴なので浅い部分を渡って左岸へ。三脚をセットして、じっくり撮ったのだが、出来が今ひとつ。滝そのものは見栄えがしないし、水量が少ないので、周りの雰囲気を出したかったのだが・・・。

大轟の滝を上から見てみようと思ったが、こちらも無理だった。

ここは今日の主目的ではなかったのだが、2時間近く費やしてしまった。以下は、奥の滝で見た逆光のもみじ・遊歩道途中から見下ろした滝の下段・目についた蝶。そしていつのもポイントからの一枚。相変わらず滝壺は砂に埋もれている。以前の様な美しい滝壺に戻るのはいつのことだろう。

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雨上がりの庭花

2011年08月21日 | 自然写真 季節の花

今日はもともと雨予想。出かける気分にならなかったので、一日撮りためたビデオを見て過ごしていたが、雨上がりの庭花に雨滴が付いているのに魅かれてD5000を持ち出した。

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自分の写真は、風景中心それもどちらかといえば全景を写すのが中心で、だからボケなどあまり意識したことはなかった。昨年あたりから、花のUPも撮るようになって、ボケの重要性を意識し始めたが、雑誌等で勉強してもやはり実際に撮ってみないとわからない部分が多い。

今回、思いつきで撮ってしまったが、三脚を据えて、設定を変えながら撮影すべきだったと反省した。

写真技術の上達は、一枚一枚意識しながら撮っていく事が大事なわけで、これから姿勢を改めなくてはと思った今日の撮影だった。

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オフ会 高瀑行 その3

2011年08月17日 | 自然写真 滝

8月5日オフ会 高瀑行 第三部です。

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高瀑下の滝はいつもスルーしていたので、三脚を据えてまともに撮影したのは初めてだった。無名なのが本当に残念に思えるほど、美しい滝であることを実感した。

登山道を戻り、いつものように丸渕で休憩。往路でたっぶり撮影したので、今度は三脚を出さず、おいわさん風に岩の上にカメラを乗せて、リモコンでシャッターを切る。さすがに遊び気分だったせいで、いい絵は撮れなかった。

撮影中のおいわさんと私を、まっすーさんが撮ってくれており、写真を送ってくれた。手前が私だが、すっかりおっさんである。

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小休止の後、次の目標であるのぞきの滝へ。スルーする時もあるが、今回は初参加のまっすーさんの為に、斜面を下る。とはいえ、前回訪問時にはまともな絵が撮れていないので、今回は私も少々気合が入る。個人的な感想としては、、この滝は上から見下ろすほうが大きく見えて好きなのだが、美しく撮ろうと思ったら滝前に降りなきゃ駄目である。

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のぞきの滝を堪能したら、後は帰るだけ。なのだが、登山口入口(出口?)手前にある「赤のべら」にちょっと寄り道。いつもより水の色が美しく感じる。

車まで戻ったのは16時半。昨年訪問の際は、15時前に帰りついていたので、いかにゆっくりしていたかわかる。

ザックをおろして車に積み込む際に、新たな発見。まっすーさんのザックも私と同じハクバのGodwin NEOだった。三脚をセンターにセットするタイプだったので似ているとは思っていたが、色違いで全く同じ型だった。 

帰り道、おいわさんがかって道が崩壊していた場所をまっすーさんに説明している。私も崩壊場所は写真でしか知らないのだが、2004年の豪雨はあちこちに爪痕を残している。

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途中寄り道したのは「御来迎の滝」。こちらは完全に名前負けの滝である。この滝のすぐ下流、「御来迎橋」の下にも滝があるのだが、こちらのほうがずっと迫力があるにもかかわらず、名前はないらしい。

諏訪神社に戻ったのは17時35分。

おいわさんとはここでお別れだが、秋の計画もよろしくとお願いしておく。御来光の滝への訪瀑は、おいわさんと一緒でなければ、無理と決めている。

帰りの車中、まっすーさんに今日の感想を聞くと、即座に楽しかったとの答え。おいわさんのガイドは初訪瀑でも楽しめると思っていたが、再確認できた。

お互いの装備や、今日の撮影での考え方を情報交換していると、帰路はあっという間だった。

朝とは反対側のバス停でまっすーさんとお別れ。帰宅したのは19時25分。高瀑訪瀑としては最も遅い帰宅だった。

走行距離271km 12,738歩。天候には恵まれなかったが、同行者には恵まれ、今日も楽しい訪瀑だった。

<おまけ>

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この時期、高瀑を訪問する理由の一つがこの黄色い花。他の場所ではこの花を見るためのツアーもあると聞くが、この場所を訪れる人は少ない。荒れた林道と、ハードな登山道のおかげである。おいわさんがこの花の名と咲く場所を意図的にあいまいにしているようなので、私もそれに倣うことにする。

今年は対象を絞り切れなかったりして、絵としては不満足。ゆえに来年の再訪を期してもいるのである。

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オフ会 高瀑行 その2

2011年08月16日 | 自然写真 滝

8月15日高瀑オフ会のつづきです。

今日はD5000に17-70mmのレンズ。交換用に28-300mmを持ってきている。今日の撮影にはバリアングルモニターが向いていると思ったからだが、設定の切替にはインフォメーションメニューに戻る必要があるなど、操作性ではD300sにかなわない。これが今日の撮影で失敗を招いてしまった。

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高瀑に着いたのは10時30分頃。水量は思ったより少ない。天候が良ければ逆光の飛沫が楽しめるのだが、今日は無理の様だ。それでも風が吹くたび向きを変える流れが面白くて、同じシーンばかり撮影してしまう。

D5000のライブビューモードではフォーカスが遅いので、三脚にセットした後一度ピントを合わせ、AFを解除してライブビューモードにしてから、リモコンでシャッターを切る。同じ設定でも切るたびに流れが変わるし、シャッタースピードやホワイトバランスを変えて何枚も撮影する。

場所を変えて撮影する際、AFを解除したままなのを忘れてファインダーをのぞき、ピントが合わないので慌てる事数知れず、まだまだ撮影スタイルが身に付いていないようだ。

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早めの昼食を終えて、そろそろ引き上げようかと思ったとき、わずかな雲の隙間から青空と太陽の光。飛沫が光をはじいてきらめく。あわててカメラを向けるが、設定がレリースモードの為シャッターが切れない。インフォーメーションメニューに戻ってシャッターモードに切り替えているうちに陽は翳ってしまった。後で聞くと、まっすーさんはNDフィルター装着したままだったため撮影できなかったそうで、撮影できたのはおいわさんだけだったようだ。

雲の流れが速いので、もう一度陽が射すかと思い、しばらく粘ったが駄目だった。
記念撮影をして、高瀑を後にする。時間は13時をまわっており、2時間半をここで過ごしたことになる。今日はこの天候だから、短時間で切り上げようといいながら、やはり高瀑は魅力ある滝である。

後で確認してみると、高瀑の全景を写したのはこの記念写真のみ。特に意識したわけではないが、今回は部分の切り取りにこだわっていたようだ。

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登山道を10分ほど戻ると、高瀑の下の滝前にでる。往路で悲しい無名滝と記した滝である。高さ10m足らずとはいえ、美しい流身で、凍りついた時の姿も見事な滝だが、高瀑の下にあるために名もない悲しい滝である。

こんなにじっくり撮影したのは、四度目の訪問にして初めてだった。じっくり見ると、緑の中で優美な姿が本当に美しい。

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