週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

色付き始めた滝の風景

2012年10月28日 | 自然写真 季節の花

 紅葉も、秘境滝も訪れるには今ひとつ時期と天候が良くない。目的を明確に決めないまま、取り敢えず大豊方面へ。
 雨上の水量を期待して、本山町・平家の滝へ。白髪山登山口への道をそれ、悪路をすすむ。昨年以上に道は荒れ、CROSSROADでの藪漕ぎで約2km。これ以上車では進めないところまで進み、徒歩で数百mほど進んでみたが、それらしい滝はなし。引き返す途中、昨年撮影した奥平野の滝を覗き込むが、水量わずか。これでは平家の滝は出現していなかったかもしれない。
 林道まで戻ると、離合できない林道にもかかわらず快適な道に思えてしまう。途中のおるいの滝はやはり落ちておらず、そのまま通過して樽の滝へ。
 ほぼ一年ぶりだが、今回は紅葉目当てなので対岸から遠望するつもり。しかし、水量が少なくて、滝が木々に隠れてしまう。滝前まで進んで、色付き始めた木々を撮影。
Ds3_4743

 20分ほどで樽の滝を後にし、向かったのは大豊町・奥太田渓谷。ここは地形のせいか、他の場所より色付くのが少し早い。雨上がりなので音女の滝を見られるかと期待する。
 国宝・薬師堂へ続く道から途中分岐して山道を進む。前回ここへ来たのは、はじめてJJJさん達のオフ会に参加した時だった。当時工事中だった道は綺麗に整備されているが、車を停められるスペースは殆どない。滝展望所の脇に車を停めると、正面に音女の滝。
 残念ながらここも水量が少ない。木々も色付き始めたばかりで、やはりまだ早かった。
Ds3_4759a
 少し下ったところから、木々の間を透かして音女の滝を撮ってみる。
Ds3_4756

 天候が良ければもう少し映えるのだろうが、さすがにこの地区では紅葉にはまだ早かったようだ。来週からは、御来光・白猪谷と続くので、こちらには来られない。来年はこちら方面で予定を組んでみたい。
 帰りながら、奥太田渓谷の入り口と思われる付近から一枚
Ds3_4772

 中途半端な遠征で、消化不良だが、この時期では仕方ないかも。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河川敷散歩

2012年10月21日 | 自然写真 季節の花

 家の用事があるので、今日は遠征中止。休みだからといってゆっくり寝ていると調子を崩すので、散歩がてら近所の河川敷を、カメラを持って歩く。
 河川敷では既にサッカーや野球の少年たちが集まりつつあり、付き添いの親御さんの車が駐車していく。それを横目に川沿いの道を下り、少し下流の沈下橋から対岸に渡り、川沿いを散策。

201210210808_084
201210210811_094
201210210815_098

 この河川敷には目立った花もなく、野鳥でも撮れればと思っていたのだが、心魅かれる風景がいたるところにある。
201210210818_108
201210210820_112
201210210835_130

 今日は、28-300mmのレンズと50mmマクロを持って出て来た。最近の歩き方だと、マクロレンズは必携になる。
201210210837_133
201210210840_139

 約1時間、7,184歩の御近所散歩は予想外(?)の収穫。
 こうやって何気なく歩くたびに思うのは、写真に撮りたい題材は、身の回りにたくさんあるということ。こういう機会も大切にしなくては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めてのダルマ夕日は 一敗目

2012年10月20日 | 風景写真

 晴天の土曜日、仕事を切り上げても支障がなさそうなので、ダルマ夕日への初挑戦。
tomi3さんから今日は乃生岬がポイントと聞いていたので、海岸沿いを走って瀬戸大橋の見えるポイントへ。時間は4時。馬返のバス停の手前のスペースに車を停める。停まっていた車は一台だけで、海側でカメラをセットしていたので、「今日のポイントはこのへんですか」と尋ねてみる。「多分この辺り」との返事をもらったので、日没まで周辺散策と思って、カーブを回り込んでびっくり。こちら側には既に20人くらいのカメラマンが、カメラをセットしている。道沿いは車で一杯である。慌てて車に戻り、装備を取り出す。
 カメラマンが多くいるのは、海沿いから斜面を登って行く細い道の上。私も空いた場所に三脚を据えさせてもらう。そうしてから、先日教わったtomi3さんの携帯にダイヤル。この天候だから、来ているだろうと思ったのだが、正解。携帯でお互いの場所を確認していると、私のすぐ上あたりで携帯話中の方が。tomi3さんとお会いするのは初めてである。メールのやり取りはもう一年半になり、いろいろ情報を頂いていたが、やっとお会いできた。tomi3さんのアドバイスで、三脚を少し上に移動する。
 日没まではまだ40分以上あるが、周辺にはかなりのカメラマンが集まって来ていた。車を停めるのに苦労するだろうな。みんなの装備を見ていると、皆ものすごい望遠レンズを使っている。120-400mmのレンズを忘れたことを後悔した。
Ds3_4565
 実際に見た目とは少し違うが、印象的な金色の海が撮れた。この時間帯に夕日を撮ると、刻々と設定が変わって行く。同じシーンを露出補正をかけながら何枚も撮影。隣で構えていた人はCanonの連射音を響かせている。おそらく露出補正をかけたブランケット連射だろう。こちらも、同様にブランケット連射に切り替える。
 太陽が高度を下げていく。瀬戸大橋に掛ったところで、一気に連射。
Ds3_4587

Ds3_4601

 いい感じで島の間に落ちると思ったのだが、下が欠け始めた。見えなかったが雲があるらしい。これではダルマにならない。
Ds3_4602

 秋の夕暮れはつるべ落とし。太陽はあっという間に沈んでいく。
Ds3_4607

 残念。近くで撮っていた方が、ダルマの撮影を勝敗で数えて、「二勝四敗」といっていた。私にとっては一敗目ということになる。太陽が沈みきったところで隣のCanonの方が、苦笑しながら「残念でした、でも自然相手じゃ仕方ないですね」と話しかけてくれた。お互い目的を果たせなかった親近感だろうか。みな一斉に装備を片づけ、「残念でした」と声を掛け合い。撤収していく。私もtomi3さんに挨拶して撤収。

 初めて挑んだだるま夕日は、見事に敗北。しかしこれはいい経験になった。tomi3さんとお会いできたのも今日の収穫。また別の機会でお会いできること期待している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅海原のコスモス畑

2012年10月14日 | 自然写真 季節の花

 北条・浅海原のコスモス畑にはいつか訪れたいと思っていたが、KAWAさんの情報で今週末に見頃を迎えそうということで、今回の目的地に決めた。
 ついでではないが、以前見かけて気になっていた、内子町・小田川河川敷のコスモス畑を見ることにした。
 給油の為、朝6時半出発。桜三里で休憩しただけで、9時前に内子町に到着。ICを下りてから、河川敷まではすぐなのだが、以前見たような壮観さがない。川沿いの道を少し進んでから、
やっとコスモスの群生を見つけたが、これは完全に期待外れ。中四国の花の名所を紹介した本にも載っていた場所だが、昨年の野良時計と同様、必ず見られるものでもないようだ。
201210140902_015
 付近を少し歩きまわって、何枚か写しただけで、小田川河川敷を発つ。滞在時間は20分くらいか。国道に戻って、本来の目的地・北条を目指す。高速を使わず、松山市を通過するので結構時間がかって、浅海原に着いたのは11時前。
 想像していたほど広くはなかったが、周辺にはまだ刈られていない稲田があり、結構画になる。KAWAさん情報では、付近を列車が通るはずなので、その位置を確認していたら、いきなり踏切の警報が聞こえて来た。音の方向を探すと、本当にすぐ近くを列車が通過していく。全く撮れなかった。
 次に列車が通るまでは間があるだろうからと、畑の周辺を歩きまわっていると、地元の人が声をかけてくれた。話によれば、満開になるのは来週末になるだろうと。今年は種をまいた後にゲリラ豪雨で種が散らばってしまい、思ったより花がバラケてしまったとか。また、来年は今の畑が使えないのでどうしようか思案中とか。高松から来たと言ったら、どうやって知ったか不思議そうだった。たしかになかちゃん・KAWAさんと知り合ってなかったら知らない場所である。

201210141121_094

201210141119_079

 何台かの車が訪れてくるが、すべて愛媛ナンバーばかり。夫婦連れの一組いがいは、皆すぐに帰ってしまう。確かに家族連れで楽しむには、先日の越智町の方がいいだろうが、写真としてはこちらの方が楽しい。
 途中飛んできた鷺と、蝶が停まった花を撮ってみた。
 201210141130_121
201210141152_136

 列車が通ったら決まるポジションを決めた後、あぜ道に座り込んで昼食。風にたなびくコスモスを見ながらの食事は、結構いいものだった。
 踏切の音が聞こえてきたので、慌ててカメラを構える。撮った画を見てがっくり。コスモスにピントを合わせて、露出開放だったため、列車がほとんど分からない。その後すぐ通過した1両だけの列車で設定を修正したあと、再び待つ。10分ほどしてまた列車が通過したので、もう一度撮影。考えていた程決まってはいないが、雰囲気はいいかなと思っている。
 Ds3_4531

  時間はまだ昼過ぎだが、他に行くあてもない。このエリアの滝についての情報も持ってきていないので、引き上げることにする。今治経由で小松から高速に。
 帰宅したのは3時前。 413km 3,346歩の遠征は、計画不十分で無駄が多かったが、浅海原のコスモス畑を見ることができたのは、収穫だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大樽の滝から 日本の滝百選

2012年10月10日 | 自然写真 滝

 話が前後しました。10月7日コスモス祭りのつづきです。

 コスモス祭りの行われている宮の前公園から、5分もかからない距離に大樽の滝はある。アプローチの道は離合不可能な細い道、その先には数台が駐車可能なエリアと、標識だけ。この滝に来るのは四度目だろうか、駐車場から見えるはずの隠れ滝は今日は見えない。
201210071022_146a_2
 遊歩道を歩き始めてすぐ、前方に見える防砂堤に光が差し込んでいい感じに見えている。
 「青の旅人」さんが、先日までこの防砂堤をHPの表紙に使っていたのを思い出した。ただの防砂堤なのだが、こうやって見ると印象的である。最初は手持ちで撮影していたが、やはり三脚を据えて撮り直した。

 遊歩道入口から大樽の滝までは500m。10分とかからない距離である。日本の滝百選に選ばれているだけに、遊歩道は綺麗に整備されているように見えるのだが、滝を目前にしたところにある休憩所やバンガロー風の建物は、来るたびに荒れていくように思える。訪れる人は、あまり多くないのかもしれない。

 休憩所を過ぎると道は二つに分かれる。上への道は滝見の橋へ、下への道は渓流に降りる道。
 私はいつも先に下の道を行く。渓流から滝を見上げるのが、この滝の一番画になる姿だと、この滝を訪れるたびに思うのだが、思うように撮れたためしがない。小さな流れを岩伝いに渡り、滑りやすい石の上に三脚を据える。
201210071043_164  ワイコン付き18-55mmにレンズを交換し、橋の下から滝を臨む画。
 時間帯によっては、陽の光が差し込んで変化が出るのだが、この時間帯だと、単調な画になってしまう。以前は橋が赤っぽく見えていた記憶もあるのだが。

 元来た道を戻り、今度は上へ。橋の上からと橋を渡った右岸からの大樽の滝。
 日本の滝百選を巡っている人のHPを見ると、この滝がなぜ百選なのか疑問とのコメントもある。確かに直瀑の見本のような、まっすぐな滝。何の変哲もない滝に見えるが、私としては、素直なほどにまっすぐな滝と、滝つぼの前で岩肌に流れ落ちる姿は、見事な造形だと思うし、流麗といった言葉が似合いそうに思う。


Photo

 右岸の壁を登ると上方から滝を見おろすことができるのだが、この時期では木々に邪魔されそうなので、今日は登らない。今日は誰にも会うことなく、大樽の滝を後にした。

201210071202_207_2  国道に戻らず、坂折川を遡る。桐見ダムを横目にさらに奥に進むと、「龍王公園」と書かれた小さな公園の奥に、見事な滝。
 初めて大樽の滝を訪れた後、峠越えで仁淀川町に出ようとして見つけた滝で、あとから龍王の滝の名を知った。今日の目的の一つである。前の時は雨の為十分に撮れなかったので、今回はゆっくり撮影。

 細い山道をずっと走って仁淀川町で国道439号に合流。今度はそのまま大豊方面に向かう。
 国道439号には、途中大型車が通行困難なほど細い山道のような場所があり、迂回する道路は工事中で止まっていたのだが、久しぶりに通ると、工事はかなり完成しており、もうすぐ快適に通過できそうだ。

 町境の長いトンネルをいの町側に出て、旧道側に降りる。ここも今日の目的地の一つ。
 以前から通りかかる度に探しているのだが、どうも場所を勘違いしていたようで、ようやく場所の目処がついた。いつも通り過ぎるヘアピンカーブの脇車を停め、振り返って見ると、カーブの頂点に木でできた標識と踏み跡があった。
 踏み跡を進み、分岐したところで渓流に下りる。整地された畑の縁をいくと、「中山の滝」と「柱状節理」が見えてくた。
201210071341_236

 大きくはないが、雰囲気のいい滝である。これほど簡単に訪れることができるのに、今まで場所を勘違いしていたのが残念。

 中山の滝を後にして、まっすぐ帰路につく。この勢いで本山町・田井の轟滝に挑もうかと思ったが、今日は欲張らないことにした。

 帰宅したのは16時。411km 7,917歩。
早朝からの出発だったのでさすがに疲れたが、いいドライブ日和でもあり、目的の滝も撮れたので満足の一日だった。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする