週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

メジロがいない! 今年の明正桜

2012年03月29日 | 自然写真 季節の花

3月25日七折梅園より続きです。(最終回)

 森の交流センターを出て、向かったのは川内インター手前の見奈良地区。菜の花の名所で、綺麗な写真を見せてもらっているので、一度この目で見てみようと思っていた。
 見当をつけた場所が違っていたらしく、川内ICまで出てしまった。雲天なので、引き返すほどの執着もなく、R11にのって東へ。
 次に寄ったのは西条市の實報寺。ここの一樹桜は昨年見逃した桜のひとつである。まだ未開花だと思ったが、場所確認に。案の定、まだ固いつぼみだった。
 そして最後の目的地、新居浜の明正寺。ここは三年連続である。

201203251555_216  善通寺の涅槃桜の元樹と聞いて興味を引かれ、訪ねたのが最初だが、お気に入りの桜である。
 海に近く、一歩出れば港という場所にあって、静かなたたずまいと、美しい桜。もっと訪れる人があっていいと思うのだが、ここで桜目当てのカメラマンにあったことはない。
 時間は16時頃で、既に陽はかげり、バックに青空もなく、絵としてはさえないが、訪れたときの雰囲気はとてもいいものである。ここにも今年はメジロがいない。昨年は群れがいたのだが。調べていると、あちこちで野鳥の訪れがないことに対する、驚き或いは危惧のコメントが出ている。今年に限ったことであればよいのだが。
201203251605_323

 明正寺を後に、帰路につく。
 帰宅したのは17時20分。362km 6,785歩の幸運あふれた遠征だった。

 

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お気に入りに追加 森の交流センター

2012年03月28日 | 自然写真 季節の花

3月25日 七折梅園よりのつづきです。

 御幸町の十六日桜を後にして、向かった先は愛媛県森の交流センター。なかちゃんが毎年ここのしだれ梅を写しているので、見てみたかった。到着した頃には小雨が降っていたが、車が十台ほどとめられており、訪問客も結構いるようだ。
 香川県園芸センターと同様の施設かと思っていたが、少し趣向が異なるようで、林を模したように大きな樹も多い。最初に目を引くのは寒緋桜。濃い紅の花が目立つ樹を通り過ぎると、椿やサンシュユが曇り空の下でも鮮やかな色彩で迎えてくれる。そしてその先にあるのが梅園。
201203251326_269_3   
 白・ピンク・紅の梅が鮮やかな中、お目当ての枝垂れ梅は・・・?。確かに綺麗なのだが、昨日、まんのう町の枝垂れ梅を見た後では見劣りがしてしまう。全景を写すと今一つなので、花のUPを中心に。
 写真は、白梅・・・と思ったらアンズ。私には全く区別がつかない。木にかけられた札に名前が書いてある。
 この梅園では、写真より観て楽しんでいたように思う。
201203251330_202  梅園の北側にある小川で見た野鳥。300mmで撮って、かなりトリミングしてある。
 種類は・・・? 最初ウグイスかと思っていたのだが、帰ってから調べてみると全く違うようだ。図鑑で調べても、今のところ不明なまま。
 写真仲間には、野草や野鳥に詳しい人がいる。同行した際に教えてもらうのだが、どうしても覚えていられない。マクロレンズで野草を、ズームレンズで野鳥を、出会う度に楽しいし、名を覚えたいと思うのだけど・・・。

 小川を渡った先にあるシナミザクラ。繊細な感じのする桜で、花弁を陽に透かすと美しいだろうなと思う。

Photo

 

別ルートで駐車場に戻る際、通った林で見かけた野鳥。これは「シジュウカラ」「コゲラ」だと思う。
20120325_01

 ここにはいろいろな樹がある。シーズンごとに違う花が見られそうなので、違うシーズンに訪れてみるのも面白うそうだ。野鳥もいろいろ来るらしいので、そちらも楽しみたい。
 森の交流センターがどんな場所か知りたくて寄ったのだが、今後の楽しみを含めてきた甲斐があった。目的を果たしたので、次の目的地に向かう。

 
 

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早咲き桜の季節 十六日桜

2012年03月27日 | 自然写真 季節の花

3月25日 七折梅園よりつづきです。

201203251130_153_3  七折梅園を後にして向かった先は、松山市御幸町。ここにある龍穏寺にあった十六日桜は第二次大戦中に失われ、その面影を残しているのが、先日訪れた高昌寺の孝子桜だと言われている。別の説ではあるが、この町内に二ケ所ある十六日桜も、龍穏寺の十六日桜の子だと言われている。
 先に訪れたのは、松山大の弓道場のすぐ下、住宅地の一角にある桜。盛りを過ぎたあたりの、見頃なのだが、曇り空の下、今一つさえない。
201203251142_165_2

 

 一通り写した後、坂道を下って天徳寺へ。
幼稚園を併設したこの寺の入り口と奥に十六日桜がある。入口の桜はまだ小さい。門をくぐると幼稚園のバスなどの駐車場になっているが、何となく車を停めづらい雰囲気があるので、今日は車を置いて歩いてきた。
 奥の墓地脇をぬけたところにある桜。目的の十六日桜は、下の白い方。この寺の十六日桜も、昨年に続いて二度目だが、物足りない印象が残ってしまう。
201203251146_168_2

 

 天徳寺を出て、別の坂道を登って車に戻る。途中にある不退寺の桜も見事である。

 丁度昼時なので、車の中で昼食。今一つ映えなくても、桜を見ながらの食事もいいものだ。

 そうしていると、晴れ間が見えてきた。わずかであるが、桜に陽があたる。急いでカメラを持って飛び出した。

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201203251219_188_2  少しの間ではあるが、十六日桜の表情が変わって、美しい姿を見せてくれる。

七折梅園に続いて、ここでもラッキー!

 最後は陽に透かした花弁で一枚。こちらは割とうまく撮れた。

 気分よく、次の目的に向かう。

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祭りが終わったら 七折梅園 その②

2012年03月26日 | 自然写真 季節の花

  案内板より梅園内の周遊路は多い。適当に歩いて行くと、梅園からはずれてしまいそう。展望台を目指して方向を修正して行く。
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 展望台について周囲を見渡すと、梅林は薄紅色の雲のようだ。展望台から奥の峰にも梅園は続いている。すべて回れば一日がかりになりそうだ。
 梅園をまわりながら、遠景がうまく撮れないと思っていたのだが、帰って確認してみると、結構好みの絵がとれている。それなりに構図に注意したつもりだったが、少し自信になった。更に腕を磨く意欲が湧いてくる。
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 今回マクロレンズを持ってきていたので、花のUPを多く撮ってみた。最近お気に入りの、花弁を陽に透かしたものを多く狙ったのだが、D5000にマクロレンズを付けて手持ち撮影では、ピントがずれてしまう。遠景撮影とは反対に、今回は気に入ったものがほとんどない。やはりマクロ撮影は難しい。

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 展望台から降りてくると、陽が昇ってきたために、光の加減が変わって、また違う風景が見えてくる。

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 なかちゃんもHPで気にしていたが、今年はほとんどメジロなどの野鳥を見ていない。この七折梅園でも、ウグイスの声は聞こえるが、野鳥の姿を見ることはなかった。

 車に戻ったのは10時40分。約2時間を過ごしたことになる。天候に恵まれて、楽しい時間を過ごせた。この状況でも、訪問者は車で10台程度。祭りが終わったせいだろうが、ラッキーだった。

 次の目的地は 、松山大学御幸キャンパス近くの十六日桜。

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祭りが終わったら 七折梅園 その①

2012年03月26日 | 自然写真 季節の花

 高知城では、ソメイヨシノの開花宣言がでて、これから桜巡りが始まる筈・・・なのだが、昨日のまんのう町・枝垂れ梅の様に、まだまだ梅が見ごろの様。

砥部町の七折梅園が、20日に満開だったとの報告があったので、訪れてみる。昨日、なかちゃんが訪れており、見頃だったとのレポートもあり、期待できそうだ。

 6時40分出発、いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達して、高速を松山方面へ。今日も風が強い。七折梅園についたのは8時25分。18日まで行われていた梅祭りが終わり、駐車場は無料。D300sに28-300mm D5000に17-70mmを付け、ウエストバックにマクロレンズと、バッテリーとメモリーの予備、フィルターをいれて出発。

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 最初に駐車場脇の見える梅林。一部に陽が当たっていい感じである。梅園は斜面を登って行くのだが、最初に見に行ったのは、道沿いに見えた民家にある枝垂れ梅。枝垂れ梅、サンシュユ、菜の花のコントラストが好みである。

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 駐車場脇から斜面を登り始める。西側斜面なので、陽が当たるのは一部だったが、登っていくにつれ、紅・桃色・白が陽に映えて、見事な風景を見せてくれる。

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 案内図によると、上まで登るれば展望台があるようなので、そこまで行くことにする。

登りながら見ていくと、向かいの山の斜面も梅園の様だ。かなり上のほうまで梅の淡い色が続いている。

201203250911_039

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 展望台が見えてくる。上のほうに濃い色が多いようで、さらに楽しみが増してくる。

つづきます。

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