週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

春まだ遠く 県園芸総合センター

2013年01月28日 | 自然写真 季節の花

 1月27日 松山城お堀端ウォッチングのつづきです。

松山からの帰り。石鎚SAでお土産を買う。先週寄った際に、なにかバリィさんにちなんだものを買いたいと思っていたので、石鎚SA登り限定の「バリィさん ジャコ玉スープ」をお土産に。

 高松まで帰って来て、向かう先は、香川県園芸総合センター。ロウバイが見頃を迎えるこの季節。他に早咲きの梅がないかと思ってきたのだが・・・。まだどれも固いつぼみが、開花はまだ先のようだ。ロウバイは木によってはほぼ満開状態で、立ち並ぶあたりは独特の香りが漂っている。
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 まだマクロレンズを使いこなせていない。ピントが甘いのを何とか克服しなくては。

 ここまで来たので少し足を延ばして空港南側エリアへ。目的は今話題のあの機体。
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 駐機したままの787.。撮った時は思わなかったが、飛ぶ予定の立たない機体は活力が感じられない。
 少しすると 全日空機が降りて来たので望遠レンズを向ける。何も考えていなかった割にはいいシーンかも。何台もカメラを据えて待ち構えていたカメラマン達はどんなふうに撮っているのだろう。
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 時間はまだ早いが、今日はこれで終了。
 帰宅時間は15時15分、391km 8,340歩の遠征は、今日も実り多いものだった。

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松山城お堀端 野鳥ウォッチング

2013年01月27日 | 自然写真 野鳥

 目覚めると、空には星が輝いている。これは期待できるかと思い、庵治・鎌野港へ向かう。西に沈みかけた月がとても印象的に見える。近づくにつれ、水平線付近に雲があるように見えたり、水平線付近は空いているように見えたり・・・。鎌野港に着いた時、朝日が昇る辺りはやはり雲が厚く、今日はだるまを臨めそうもない。取りあえず堤防脇に車を停めると、今日もtomi3さんが待機中。こちらも横に三脚を並べる。傍にもう一台三脚が据えてあり、そこに戻ってきたのは女性だった。常連さんの話では、この一週間で3回だるまが見られたとか。平日動ける人がうらやましいが、これは仕方ない。
201301270713_007  時間が来ても太陽は顔を出さないので、tomi3さんは早々に退去。私は傍らの女性と話しながら、雲の上から太陽が顔を出すのを待つ。
 女性は志度の方で、定年を迎えて時間が自由になったと言っていたが、それでも機会をつかむのは難しいとか。帰り際の様子では、ご主人らしき方は釣竿を抱えていた。
 陽が登りきったのを見て、私も鎌野港を後にする。先週同様、今日もこのまま松山へ向かう。
 今日は中央ICまで戻り、高速に。当初の予定では、10時にフジグラン松山でなかちゃんと待ち合わせだったが、なかちゃんに急遽予定が入ったため、単独行動に。先に松山城お堀を回ることにする。

201301270950_010_2  市役所地下駐車場から出ると東堀端。堀を覗き込みながら、東入口へ。中に入って、お堀の内側から目的の鳥を探す。予めなかちゃんから良く見られるポイントを聞いていたので、見られそうな場所をじっくり探すが、なかなか見つからない。三脚を置いてカメラのプレビューを覗き込んでいた方に挨拶すると、「キクイタダキ」が撮れたと嬉しそうに話してくれた。日本最小の野鳥だそうだ。201301270953_012 他にも多くの野鳥が見られるようで、今日見た鳥の話をいろいろ教えてくれて、今日の目的を話すと、「頑張ってください!」と励まされた。

 持って出てきたのはD300sに120-400mmの望遠レンズのみ。PLフィルターを忘れたことに気付いたが、そのままお堀の内側を歩き、目についたシーンを撮っていく。

201301270959_016  南堀端の入り口をすぎ、西堀端へと回る。少し歩きたかったのと、このエリアを一通り見ておきたかったから。

 多くの野鳥がお堀の上を渡っていく。400mm望遠でも中々うまくとらえることはできない。その中で、何とか撮れたのが下の写真。

 コイカルだと思っていたが、takahamaさんより、シメではないかのご指摘。調べてみると、やはりシメのようだ。

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 西堀端でみたカワウ?

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 西堀端で道路側にでて、今度はお堀の外側を歩く。目的の鳥は見つからぬまま、東堀端まで戻って来てしまった。あともう少しと思い、もう一度堀の内側に。いそうなポイントを順次探している内に・・・見つけた。

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 今日の主目的、カワセミである。

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 10分以上、同じ場所から動かない。その間数十枚を撮って、引き上げることにする。満足したわけではないが、最初の遭遇としては十分だろう。外に出て、道側から見た時には、既にカワセミは移動していた。

 少し移動して、フジグラン松山へ。MAKさんが参加する「くもの会」写真展を訪れる。受付にいたのはMAKさん。今回はすぐに見分けることができた。昨年のこの会は、石鎚周辺の写真が殆どだったが、今年は半数以上が石鎚以外、海外のものもあった。驚いたのはMAKさんの霧氷の写真。これは昨秋、御来光の滝を訪れたのと同じ日のものだという。あの時、KENさんが前日から狙って見られなかったと言っていたが、当日の朝に見られたらしい。自然というのは不思議である。

 「くもの会」は雲に由来するらしいと、MAKさんが言っていた。言われてみると皆雲の取り入れ方が見事である。しっかり堪能させてもらい、12時前に辞去する。この後、滑川渓谷か白糸の滝を訪れようと思っていたが、凍結があまり期待できないかもと思い、気になっていた別の場所を訪れることにして、高松への帰路につく。

 つづきます。

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みんな揃った 白猪の滝寒稽古

2013年01月21日 | 自然写真 滝

 1月20日 日曜日 庵治の港からだるま朝日が期待できる時期である。曇り模様であるが、とりあえず庵治の鎌野港へ。ここでの撮影は初めてなので、手頃な場所に車を停めて、港内を探索。堤防脇のエリアに車が2台。朝日狙いか? 片方の車はもしかしたらtomi3さんかも、と思いながら、車に戻る。しばらくすると、車が一台増え、カメラを準備し始めたので、こちらも堤防脇へ移動する。
201301200708_014  カメラと三脚を持ち出して、先ほどの人たちに近づいて挨拶すると、やはり一人はtomi3さんだった。先日の大神子海岸でのだるま朝日について感想を頂いたりしながら、日の出を待つ。

 やはり雲が厚くて、水平線に薄ぼんやりとオレンジ色の光が見えただけ。tomi3さんは早々に撤収したので、こちらもすぐ撤収。これから東温市に向かうのである。
 志度ICから高速に乗る。眠気覚ましに途中PAで休憩しながら、川内ICまで。そこからR11を少し戻り、R494で山中に。時折残る雪を見て、少しは期待が出来るかと思いながら、白猪滝駐車場へ。
 駐車場に入ろうとすると、見覚えのある顔が手を振っている。おいわさんである。お嬢さんのアッシーがあると聞いていたので、今日は来られないかと思っていたが、時間がとれたらしい。長靴を履き、ザックを背負っておいわさんと一緒に出発。
 東温アルプスガイドのことや、最近の野草のことなどを話しながら、遊歩道を進む。有料駐車場を過ぎてしばらく行くと、遊歩道は凍りついて滑り始めるので、滑り止めを付ける。おいわさんはまだそのまま歩いて行く。いくら登山靴とはいえ、相変わらずのバランス感覚である。
201301201007_022_2  白猪の滝が見える直前の歌碑の前で、おいわさんがアイゼンを装着している。私もそこで滑り止めを、簡易アイゼンに付け替える。

 滝は半分くらいの凍結具合だろうか。水流が落ちているのが見える。一昨年は完全凍結だったが、そうそう都合よくはいかない。
 滝見台への遊歩道を歩いていると滑る。足元を見ると簡易アイゼンがはずれている。締め直してみるが、少し歩くと又外れてしまう。滝直下まで辿りついた時、片方のアイゼンはなくなってしまっていた。仕方なく滑り止めをつけ直す。ほんの数ミリしか鋲の出ていない滑り止めでは今ひとつ不安だが、無いよりはずっとマシ。

 滝前には既にKurenaikaiさんが、撮影中。声をかけると、そばにはなかちゃんもいた。今日ここで会えるとは思っていたが、こうも揃うと運命的?それとも物好きの集まりか?
 今日は正道会空手の寒稽古がある。おいわさんからその情報をもらったので来たのだが、皆同じだろう。さすがに今日はカメラマンが多い。寒稽古がはじまるまでの間、皆それぞれ撮影していく。
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 水が流れているので、氷は既に融け始めている。融け始めた氷柱は透明で、ガラス細工のような美しさがある。
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201301201112_070  なかちゃんが、壁面に張り付くようにして撮っていたので、私も同じ場所で撮ってみる。
 青空を期待していたのだが、残念ながらバックは曇り空である。

 11時を過ぎ、寒稽古のメンバーが上がってくる。滝壷は凍りついているとはいえ、溶け崩れて下の流れが見えるところもある。寒稽古が出来る場所は限られてくるので、撮影の為のいい場所を探して陣取る。
 おいわさんも滝前に戻ってきて、「桑さん(KENさん)が来たよ」という。ここまでいつものメンバーがそろううとは。

 寒稽古のメンバーが滝前に揃う。皆の並びを見て、自分の場所が今ひとつであることに気付くが、もう遅い。
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 寒稽古が始まる。メンバーよりカメラマンの方が多い。滝見台の方から撮影している人もいる。
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 稽古風景を撮影。場所の関係でUPがいまひとつなので、少し広角気味に滝を入れて撮影。
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201301201207_150  そろそろ終わろうかという頃、滝の下部3m程の氷の塊が、轟音と共に崩れ落ちた。誰も怪我することがなかったのが幸いである。右の写真は帰り際に撮った全景。氷壁が一部崩れ落ちているのがわかる。
 稽古が終了すると、おいわさんがさっさと降りて行くので、私も続く。なかちゃんたちはまだ上に残っているのにと思ったが、おいわさんには急ぐ理由があったのだ。
 おいわさんが、白猪屋のおでん食べますかというので、是非とお願いする。以前から食べてみたいと思っていたが、一人では寄りにくかったのである。
 車に装備をおいて、すぐ下の白猪屋へ。おいわさんと同じようにコンニャクを注文したが、これが絶品。この店手作りと聞いたので、お土産のコンニャクも買ってしまった。

 時間は12時半過ぎ。車に戻るとなかちゃんが降りてきていた。これから愛媛新聞・読者の写真の展示場に寄るといったら、なかちゃんも行く予定なので、会えるかもという。ほぼ、同時に出発した所為か、松山市内に入るまでなかちゃんの車とはほぼ並走していた。
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201301201401_155  愛媛新聞社の一階フロアで、昨年の読者の写真表彰作品が展示されている。3年前に年間大賞をとったなかちゃんは、昨年の年間優秀賞を始め、何点も展示されていた。
 御来光や高瀑といった一緒に行った時の作品もあったが、それ以外もいいシーンをとらえたなかちゃんらしい作品の数々だった。
 それ以外にも常連さん達の写真には学ぶべきものも多く、ここまで見に来たかいがあった。

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201301201444_156_3  松山市内に来たもう一つの目的、おいわさんに教えてもらった「石鎚の表情 福島勲写真展」。フジグラン5階で今日まで開催されている。来週にはMAKさん達の「くもの会」の写真展がある。
 福島さんの写真は、石鎚にかかわるものばかりだが、見事な一瞬をとらえたものばかりで、すっかり魅入られてしまう。受付の横で写真集を販売していたので、衝動買いしてしまった。


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 三時過ぎ、松山を後にする。早起きしたので運転中眠くなる。石鎚SAで眠気覚ましの休憩をとった後、帰宅したのは5時10分。

走行距離 387km 10,464歩。あちこちで顔見知りに会えて、楽しさ満点の一日であった。

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灌頂ケ滝 初めての視点で

2013年01月15日 | 自然写真 滝

 月ケ谷温泉で十月桜を見た後、対岸に渡り、美愁湖(正木ダム湖)の南岸を走る。竹野さんのHPでみた湖南の滝を探して、それらしい滝を見つけるが、落石の為まったく姿が変わっているようだ。水量も少なくて滝らしい写真が撮れなかった。そのまま南岸を走り続けると、対岸にむき出しになった岩肌を見つける。大雨の後にだけ現れるまぼろしの滝かもしれないと思い、場所を覚えておくことにする。
 正木ダムを過ぎ、上勝小前を通過して山道へ。慈眼寺に向かうこの道では、メジャーな滝を見ることができる。

 山道に入って間もなく、不思議なオブジェが見えてくる。いつ頃からあるのだろうか、初めてこのルートを走った時にはなかったようにも思うのだが。この「淵神の塔」が「雄淵・雌淵」入口の目印となり、道の下を覗きこめば「雌淵」、遊歩道を少し行けば「雄淵」にでる。写真は淵神の塔と雄淵。
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 私のすぐ後に、若いカップルが滝を訪れていたが、すぐに去ってしまった。この雄淵を訪れるのは初めてだが、思ったより立派な滝で驚いた。
 さらに道を登ると、正面の岩壁に落差のある滝が見えてくる。曇り空の下、水量が少ないのでスルーしようかと思ったが、久しぶりなので車を停めて撮影。
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 いつもは遠望ばかりで、滝直下に続く階段を登ったことはなかったが、今日は登ってみる気になった。
 直下から見上げた滝は、別物だった。以前、西条市の大樽の滝で同じ感想を抱いたことがある。やはり滝はいろいろな角度で見てみるべきだと、改めて感じさせられた。
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 車に戻った時にはまだ12時前だが、帰ってからこなすべき用があるのでこれで引き上げることにする。慈眼寺を通過し、風力発電の巨大な風車が回る大川原高原をぬけて、板野ICから高速へ。
 初めてまともに撮影できただるま朝日と、直下から見上げた灌頂ケ滝、そして十月桜。これだけでも十分だが、そのほかの滝も楽しめるものだった。

 今日の走行距離269km 7,555歩

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鳴滝・立川渓谷から月ケ谷へ

2013年01月14日 | 自然写真 滝

1月13日 大神子海岸よりつづきです。

大神子海岸より勝浦川沿いに走っていくと、徳島市から勝浦町に入る手前に「鳴滝」の大きな標識がある。以前、標識に誘われて入り込んだ時は、か細い一本の滝というイメージしかなかったのだが、今はどう見えるかと思い、久しぶりの訪問。
 県道はいえ通行量の多い道路から少しそれただけだが、静かな雰囲気の中、小さなその滝はある。まっすぐ落ちる一筋の流れ、どこかほっとさせる雰囲気がある。
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 以前滝口から出ていた取水ホースがなくなっている。それだけで滝の表情がとても好ましく感じられた。以前来たのは秋だったので、滝手前の紅葉が彩りを添えていた。この滝の見頃はその時期だけだと思っていたが、今見るとこの滝もそれなりの風情を感じられる。
 滝のそばには名勝の案内板がある。これも以前にはなかったものだ。ただ面白いのは、「鳴滝」の紹介として落差35mとある。それほどの落差はないと思っていたら、滝の写真横の説明には20mとあった。

201301130855_085  次の目的地は、勝浦川に流れ込む沢にあるという鎧滝だが、当りをつけた谷は水が枯れているように見えたので、今回は見送りとした。そのまま道沿いに進み立川渓谷に入ると見えてきたのが仮称・立川ダムの滝。
 取水ダムの下、岩壁を落ちる滝は、結構見事な滝で、渕も綺麗な色をしている。
 竹野さんのHPにある写真ではもう一段小滝があるのだが、その上に大きな岩が落ちてきており、流れは岩の下にある。

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201301130903_090  そのまま立川渓谷を進むと、恐竜の像が見えてきた。案内板を読むとイグアノドンの歯の化石が見つかった場所とかで、[恐竜の里」とされているらしい。

 地図を見るとこの先は山道に入って行くだけのようなので引き返すことにする。後で勝浦町のHPを見るとこの先に夫婦渕があったらしい。町のつくるHPをもっと利用しなくては・・・。

次に向かったのは先週も訪れた月ケ谷温泉。先週帰り路に寄った道の駅で、「十月桜」というものがあるのを知り、少し時期がずれたかとお見ながら、一度見てみようと思った。
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 場所は、月ケ谷キャンプ場の脇。道路沿いにあるので、知っていれば気付いていたはずの木である。
 既に散りかけており、曇り空でもあって見ごたえのある写真は撮れなかったが、いいものを見られたという気分はある。

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 四季桜・百日桜・ヒマラヤザクラと春以外に咲く桜を見てきたが、ここでまた一つ、心温まる冬の桜を見つけることができた。
 ある意味、今日の目的を果たしたので、後は帰路沿いの滝を見て回ることにする。

 つづきます。

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