週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

ライトアップ 大轟の滝

2011年11月19日 | 自然写真 滝

那賀町のHPで大轟のライトアップを知った。私にとって、滝にはまったきっかけの滝でもあり、最も好きな滝でもあるので、これを見逃すわけにはいかない。日程的に今日しかないので、仕事を午前で切り上げ、一路那賀町へ。

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R193の山道を往復するのは、ちょっと厳しいので、行きは高速を使い、板野から神山町に入り、そこから雲早山を越える。峠を越える少し手前、岳人の森を過ぎたところにある、雲早トンネル手前の滝(仮称)に看板があった。「氷生ケ滝(ひしょうがたき)」。8月に来た時にはなかった筈なので、最近取り付けたものだろう。もともとあった名前なのか、最近着けた名前なのか、ともかく正式な名前を知ることができた。

天気予報では夕方には雨がやむとのことだった。峠道を登る途中で青空がのぞいたのだが、少し登るとガスの中に突中。氷生ケ滝は道沿いにあるにもかかわらずガスの中である。

峠のトンネルを抜けると、ガスも晴れ、青空ものぞく。雨上がりで路面には落ち葉が敷き詰めたように落ちている。道沿いの小さな沢が滝と化し、流麗な容姿で誘う。しかし、立ち止まっていては、目的の場所に間に合わない。釜ケ谷の滝・北浦の滝 など、停まりたくなるのとこらえて先に進む。

停まって撮影したのは、小剣神社の滝と、大釜の滝のみ。(下の写真)

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なんとかまだ明るいうちに着けたと思ったが、すでに5時を回っている。カメラをセットしているうちに、すでにライトが付いていることに気がついた。撮影しているうちにどんどん暗くなり、対照的に大轟の滝がライトの中に浮かび上がる。紅葉はここでも外れで、滝前に掛る紅葉が色づく前に葉を落としてしまっている。そのせいか、見に来ている人は誰もいない。途中、マイクロバスが数分停まっていたのと、通りかかった車がしばし見とれているくらい。おかげで何にも邪魔されることなく撮影を続けられた。

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気がつくと6時を回っている。すでに真っ暗である。

名残惜しいが、ここで切りあげ、大轟の滝を後にする。

後は山道を帰るだけ。

11月に入って3度目の夜間山道走行だが、この道は数え切れないほど走って慣れた道である。対向車が来るのがわかるのでむしろ走りやすい。

家についたのは8時25分 走行距離205km。

例年、紅葉時期にもこの滝を訪れるのだが、今年の紅葉の状況では、ライトアップを見に来て正解だった。日中では落胆したであろう状態である。なにはともあれ、大好きな滝の、また新しい表情を知ることができた。

コメント (8)
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