週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

羽田空港 二度目にて

2013年02月24日 | 写真

 2月23日土曜日 従妹の結婚式の為、東京都国立市まで飛んでいく。従妹と言っても年が離れているので、殆ど叔父さん扱いである。実際、私の結婚前には親子に間違われたことも。最近のはやりであろうか、人前結婚式とレストランでの披露宴を終えた後は、立川市で一泊。
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 日曜日は帰るだけなので、また羽田空港で撮影タイムを取る予定。途中、山手線で先頭車両に乗ったので、前方にレンズを向ける。
 結構面白いシーンが見られたのだが、思いつきで撮ったので、いろいろ目障りなものが入り込んでしまう。次に機会があったら、場所取りから考えていかなくては。
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 羽田空港到着。秋と異なり今回は第二ターミナル。真っ先に展望台に上がる。
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 ポケモン柄登場!
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 スカイツリーに重ねて撮りたかったが、風が強いせいか早くに飛び上がってしまい、スカイツリーと重ねることができない。展望台の端まで移動してやっと何とか撮れた画。
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 ビルの間に降りて来るように見えるJAL機。
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 今回は結婚式のスナップ写真の為、持ってきたカメラはD5000。空港撮影の為、300mmズームを持ってきていたおかげで、いいシーンを撮ることができた。
 飛行機写真としての出来はまだまだなので、もっと研究しなくては。3月に又来ることになるので、その時にはもう一段ステップアップしていたい。

201302241423_291  最後の写真は、飛行機の窓から。 翼付近の席だったので、隅にエンジンが入りこんだのが、ポイント?

 結婚式のおかげで、普段見られないシーンに出会えた。いいシーンに出会える度、もっとうまく撮りたい、もっと印象に残るものにしたいという思いが強くなる。もっと感性と技術を磨いて、一期一会のチャンスを大切にしたい。

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林道復活 高瀑祭り? その2

2013年02月19日 | 自然写真 滝

 2月17日 高瀑行のつづきです。

201302171104_029  高瀑到着は ほぼ11時。ザックを下ろし、D300sを取り出して、撮影開始。今日は28-300mmとMACRO可能な17-70mmを持ってきているが、高瀑では広角が有効なので、17-70mmを付けてまず滝下へ。
 この時はまだ青空が見えていた。滝上空に見える雲が、その様子を変えていくのが面白くて、設定を変えながら何度もシャッターを切る。

 おいわさん達が左岸側を登って行くのが見える。私は先に右岸側を登る。こちらの方が青空が映えて見えると思ったのだが、少しづつ雲が増えてきて、青空を隠してしまった。下を見ると、既においわさんは下りており、陽が当たるまで食事タイムという声が聞こえる。私も食事にしようと下に下りる。
 今日の昼食はカップめ麺とおにぎり一個。お湯を沸かす固形ストーブも持ってきているが、朝ポットに入れたお湯がまだ熱い。先週の伊吹山で覚えた、山で温かい食事をする贅沢を、ここでも実践。

 食事を終えて、本格的に撮影開始。
 滝前から今度は左岸へ登る。
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 下りてきたまっすーさんが、左岸の崖は滑りやすいところがあると警告してくれた。実際途中まで登ってみて、まっすーさん達が滑ったらしい場所を見て、そこから先に登るのを断念。適当な高さで左岸の風景を楽しんでから、再び滝直下へ。
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 一度溶けて下で固まった氷の上から雪が降り積もったのだろう、滝の直下には舞台のような氷の台が出来ている。その台に登り、氷壁に張り付くようにして、滝を見上げて撮ってみる。以前なかちゃんのマネをしてみるのだが、あの時とは氷壁の様子が異なるので、同じような画にはならない。それでも、それなりに面白い画になった。青空が見えればもっと映えただろう。
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 気がつくと、滝の前には多くの訪瀑者たちがいた。takahama奥さんが教えてくれた方たちの中に、「おじょもさん」と「ゆーちゃん」がいる。ともにエントツ山さんの掲示板などで有名な方たちだそうで、おじょもさんは1月の倒木を報告された方でもある。さらには又、犬を連れた夫婦連れらしき方たちも。総勢20人程度になっただろうか。
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 時折風が吹いて、上方の木から雪が飛ばされて落ちてくる。それが滝のように見えるときがあって、とても美しかった。まともに撮れなかったのが残念。
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201302171217_136  再び右岸側、少し滝から離れた位置を登る。
 左の写真でも何人かが写っているが、ここに写っていない人の方が多い。皆それぞれの場所で、撮影しているのだが、改めて見渡すと、三脚と一眼を持ち込んでいるのは我々のグループだけのようだ。皆、メインは滝を訪れることであって、我々のように写真中心ではないらしい。 
 下の写真は、最初に高瀑を目にする場所まで下がって、全景を撮影。
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 滝直下に戻り、なかちゃん・Kurenaikaiさん・おじょもさんがいるのを見て。流れにそって下流側に少し下る。ほぼ正面からの高瀑全景。
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 時間は1時前。記念写真の準備を始める。滝直下に出来た舞台は、記念写真に絶好の場所である。いつもより滝に近づいて、より見上げる形で記念撮影。
 写真には、我々8人にくわえ、おじょもさんにも入ってもらった。100m以上の氷壁をバックの記念撮影はなかなか壮観である。

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 1時10分 高瀑を後にする。
 いつものように、高瀑下の無名滝での撮影タイム。少し溶けかかっているが、やはりいい風情である。
 ここでの滞在時間は10分程。三脚を展開はしたが、撮ったのは数枚。急いで装備を片づけ、丸渕へを下る。

 丸渕での小休止の際、今回は誰もデジイチを出さず、本当に小休止で丸渕を後にする。

 続いてはのぞきの滝。登山道から見下ろす綺麗な滝だが、滝前まで降りる人は稀だろう。我々おいわさん組は、ほぼ毎回降りているので特に新鮮味はないが、冬期の氷はいろいろな形を見せてくれて面白い。

 下の写真は滝下のアイスオブジェを熱心に撮影するKENさん。
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 高瀑を後にした時には、おじょもさんやゆーちゃんの組は我々より後にいたのだが、のぞきの滝などをよっている間に、追い抜かれてしまった。
 登山口まで戻ったのは3時15分。残っていたのは我々の車3台と、もう一台香川ナンバーのレガシー。おじょもさんが香川県の方であると初めて知った。
 雪が融け始め、ぬかるんだ林道をKENさんの車を先頭に下りていく。最低地上高の低いKENさんの車では、こういう悪路はきつそうだ。
 諏訪神社まで戻ったのは4時10分。ここで本日のハプニング。
 最後尾を走っていたおじょもさんの車が、我々の横を通り過ぎた際、後部に異物がついているのに気付き、Kurenaikaiさんが、車の窓をたたいて知らせる。林道に落ちていた木の枝が、後部バンバーを貫いて後ろに突き出ている。私が持ってきたノコギリで枝を切断し、バンバーから抜き取る。倒木処理の為に準備したノコギリの、本日唯一の出番であった。

 4時20分、再開を約して解散。後はひたすら来た道を戻る。高速バス亭でまっすーさんと別れ、帰宅したのは6時過ぎ。

271km 10,899歩 恒例の高瀑氷瀑ツアーは、予想外の完全氷結で今年も大満足。
だが、昨年のことを思うと、皆無事に帰還できたことが、本日一番の成果かもしれないと思った。

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林道復活 高瀑祭り?

2013年02月18日 | 自然写真 滝

 話は1月中旬に遡る。エントツ山さんHPの掲示板にて、成人の日に降った大雪によって、高瀑登山道への林道が、倒木で通行不能になったとの情報がもたらされた。翌週20日、白猪の滝に皆揃ったおりに、Kurenaikaiさんがチェーンソーを持っているので、それで道を拓きましょうということになった。その後、何組かが林道の途中で引き返したのとの報告があった。
 そして2月15日、エントツ山さんの掲示板にて、おいわさんが「チェーンソーを持参しますので、皆さん、我々より後からおいで下さい」という旨の書き込みを行った。

 2月17日 日曜日 5時40分出発。コンビニで朝食を調達し、高速道路のバス停でまっすーさんを乗せる。まっすーさんが大荷物だと思ったら、チェーンソーだった。これで2台のチェーンソーが使えることになる。順調に走って、待ち合わせ場所の諏訪神社に着いたのは7時30分。先に待っていたのはKurenaikaiさん。まもなくなかちゃん、takahamaさん御夫妻と到着し、そしておいわさんとKENさんが到着。総勢8名、高瀑ツアーおいわさん組フルメンバーとなった。スタッドレスを履いた3台(Kurenaikaiさん、KENさん、私)に分乗し、林道へと乗り入れる。
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 諏訪神社まで、道路上には雪を見なかったが、林道に入るとさすがに積雪が多くなる。新雪の為、フワフワした雪は滑りやすい。注意しながら、どこで道が塞がれるかと期待(?)しながら、林道を進む。途中、明らかに切断された倒木をいくつか目にするが、何とか通過。そろそろかと思っていたが、結局塞がれることなく登山口まで到達。轍が登山口先のゲートより先に進んでいることから見て、林業関係者によって倒木が処理されたようだ。
 我々のすぐ後に高知ナンバーの車が到着。
車から茶色のワンちゃんが下りてきたのには驚いた。屋内で飼われるような、足の短い種類のワンちゃんである。
201302171011_016  8時53分、皆装備を整えて出発。昨冬の高瀑も新雪で、簡易アイゼンでは苦労したのだが、新調した靴はさすがに雪道に強い。昨年あれほど苦労した新雪の道を、滑ることなく歩を進められる。途中、KENさんの勧めで、takahamaさん夫妻となかちゃんはアイゼン装着。まっすーさんはスパイク付長靴、おいわさんとKuenaikaiさんはまだアイゼンを付けない。私もまだ必要を感じなかったので、アイゼンを付けずにいた。このあと、何故か先行する3人(おいわさん、Kurenaikaiさん、まっすーさん)と、後続の4人(なかちゃん、takahama夫妻、KENさん)との距離が開き始める。私はその間をつなぐつもりでいたが、いつの間にか前後無人状態で一人歩いていた。いつものようにのぞきの滝の一休みしている間に、皆揃ったが、すぐに出発。

 丸渕到着は10時3分。降り積もった雪と氷で出来たトンネルを抜けるように、滝の水が落ちている。運が良ければ滝の向こうに陽が差し込むのが見えて、「御来光の丸渕」になるのだが、今日は見られなかった。
 下の写真はこの丸渕で恒例となったアイスオブジェ。まっすーさんも熱心に撮影していた。
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 おいわさん・Kurenaikaiさんともにここでアイゼンを装着してしていたので、私も6本爪アイゼンを装着。12本爪を車に積んできてはいたが、荷物になるので、ザックに入れたのは6本爪。
今の靴なら大丈夫だろうと思っている。丸渕脇の急斜面をよじ登る際も、不安は感じなかった。
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 再び沢に出て、高瀑を遠望できる場所に出る。右の写真はコンデジで撮影したものだが、枝に着いた氷に日が当たって輝いている彼方に高瀑の上部が見える。今回結構お気に入りの一枚である。
 ここで後から来た一行に追い付かれた。見ると、ワンちゃんがザックから顔を出している。ここまでの道は、ワンちゃんにはきつかろう。

 更に進むと、高瀑下無名滝が見えてくる。見事に青く染まった氷瀑は、いつきても無名なのがもったいないと思ってしまう。
 下の写真は、無名滝と、天狗の子育て岩に育った氷柱。
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201302171057_262_2  天狗の子育て岩を過ぎて、最後の急斜面を登り、木々の間を抜けると、開けた空間に高瀑がその雄大な姿を現す。いつ来ても感動を覚える瞬間である。

 つづきます。

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初めての冬山 瓶ケ森から子持権現

2013年02月13日 | 風景写真

 2月10日 伊吹山のつづきです。

 2月11日 午前2時30分。スマホのアラーム音で目を覚ます。KENさんも同時に起き出して準備を始める。寒さの見当がつかないので、持ってきた衣類を全て重ね着する。ノースリーブのシャツにハイネックセーターとダウンベスト、これにシェルジャケットを羽織れば高瀑訪瀑時の装備。今日はフリース2枚に紙製のウィンドブレーカーを内側に着こむ。これは学生時代、バイクに乗っていた頃使っていたものだが、これ一枚でかなりの効果がある。KENさんはあちこちに桐灰カイロを仕込んでいる。オーバーパンツをはき、、登山靴をはいて、スパッツを付ける。ザックを背負って出発したのは3時35分頃。
201302110513_374_2  まずは林道(車道)を瓶ケ森に向かって歩く。アスファルトの上には所々残った雪。黒く濡れたように見えるところは氷であり、足をのせると滑る。乾いた路面戸雪の上を、汗をかかないようにゆっくり目に歩く。
 カメラはザックの中なので、途中の写真はコンデジでの撮影。左の写真の中の白い点は、夜空に舞う雪。降ってきたのか、木々に着いた雪が飛ばされたのか。
 林道は稜線の風下側にあるので穏やかだが、稜線の上ではかなり強い風が吹いているようだ。
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 子持権現登山口のところでアイゼンをつけ、林道をショートカット。林道に戻って少し歩くともう瓶ケ森への登山口。
 右の写真、白くかすんでいるのはガス。周辺はガスに覆われ、視界が悪い。防寒の為、マスクをかぶっていたので、息をするたび眼鏡が曇るのだが、それでなくても周りは白い闇。
 KENさんの勘違いで、瓶ケ森男山への登り口を通り過ぎてしまい、気付いて引き返したため、少し時間をロスしてしまう。男山への登山道は、時折稜線の上を歩く。風に流されぬよう、しっかり足場を確保しながら歩かないと、一歩間違えば崖を転げ落ちることになる。明るいライトとダブルストック、しっかりした登山靴と12本爪アイゼン。この装備がとても心強い。山登りの装具は少し値が張るが、それだけの価値はある。
201302110745_387  男山頂上に着いたのは7時20分。本来なら日の出を過ぎた時間だが、ガスに覆われ何も見えない。昨日は、一時間程して突然ガスが晴れたと聞いていたので、しばらく待つことにする。
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 頂上の東・南側は崖なので、むやみに動かないようにしていたが、そうすると段々寒さを実感するようになる。KENさんは指先が冷たいと言っていたが、私のフリース手袋は薄いように見えてかなり暖かい。今回は一応インナー(といっても百均で帰るタクシー運転手のするような薄い手袋)をしていることもあるが、この手袋の有用性は今までの高瀑で実証済み。
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 一時間ほど待ってみたが、ガスは晴れそうにないので、KENさんは朝食の為のお湯を沸かし始める。昨日同様、お湯を貰って山食用炒飯にお湯を注ぎこむ。このパックは出来上がるまで15分かかるので、その間狭い頂上のスペースでウロウロ。カップ麺のKENさんは既に甘酒に取り掛かっている。炒飯を食べ終わると、私も甘酒をもらって体を温める。

 9時を回ってもガスは晴れないので下山することに。当初の予定では、ここから女山へ向かうのだが、これでは何も見えないので、元来た道を戻る。
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 下山しながら、ガスが晴れないかと時折泊まって様子をうかがうが、今日は全く晴れそうにない。時折部分的に青空がのぞくので、ガスの上は青空だと思うのだが。
 右の写真は、瓶ケ森から石鎚を臨む定番ポイント。立木の向こうに石鎚が見えるはずなのだが・・・・。
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 瓶ケ森登山口までおりてアイゼンを外す。暗闇の中歩いてきた道を、明るくなってから歩くと全く感じが異なる。少しガスが晴れてきたようで、時折青空が見え始める。この雰囲気で見ると、子持権現が荘厳さを増しているような。
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 行きの勘違いを確かめるためということで、KENさんは子持権現を通過する登山道に足を進める。事前情報では、雪の吹き溜まりができて通過困難とのことだったが。
 子持権現頂上へは鎖を伝って登るのだが、その登り口からの風景。本日最高の絶景。
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 鎖を登ることなく、少し進むと問題の吹き溜まり。急斜面に綺麗に積もった雪の所為で、道が全く消えている。もし滑ったら50m下の林道までまっすぐ滑り落ちそうな・・・ということでここで引き返すかと思いきや、KENさんは斜面のトラバースを開始。2本のストックを雪面に突き立て、足場を造りながら三点支持で進んで行く。留まるわけにもいかず、私も三点支持を守りながら、慎重にトラバース。10mほどの距離を10分以上かけて渡るとほっと一息。この時の写真を撮っておかなかったことを後悔。
 瓶ケ森や石鎚の頂上はまだ雲の中だが、ここまで降りてくると陽が当たって、厚着しているのがたまらなくなる。陽当たりのいい斜面で脱いで、身を軽くしてから登山道歩きを再開。幾つかのピークを越えて、山荘しらさまで戻ってきたのは12時40分。今夜は予約がないので、マネージャーは山荘を閉めて下りてしまったようだ。山荘の下にある避難小屋に入り、昼食の準備をしていると、二組・7人の登山者が避難小屋に。今日誰にも会わなかったのに、ここでいきなり多人数と遭遇。
 ここで初めて持参した道具でお湯を沸かしながら、情報交換。昨夜山荘に泊まったこと、予約すれば山荘を開けてくれることなどを話した。昨日から会う人ごとに宣伝していますよ、Kマネージャー!
 13時50分、避難小屋を後にし、白猪谷を下る。春にはアケボノツツジやキツツジを撮影しながらだったので時間がかかったが、今日はまっすぐ降りたので1時間ほどで車まで戻る。
振り返ると、晴天の下子持権現が見おろしていた。
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 来週の高瀑、KENさんも参加予定なので、又来週と挨拶して、白猪谷を後にする。
 寺川神社・長沢ダム・寒風山・いよ西条ICと、ノンストップで走り、帰宅したのは17時半。

 2日間で 31,108歩 320kmの走行距離。主目的の夕日・朝日は残念だったが、初めての冬山小屋泊まりは貴重な経験だった。来年出来ればリベンジしたいな。

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初めての冬山 伊吹山

2013年02月12日 | 風景写真

 昨冬、高瀑をご一緒した後、KENさんから冬の瓶ケ森のお誘いがあった。その時は行ければいいな位の気持ちだったが、春に下見とアケボノツツジ撮影で白猪谷を登ってから、プランは実行に向けて進み始める。
201302100803_003_2  2月10日 6時出発。いつものようにコンビニで朝食を調達して、高速を西に進む。いよ西条ICで下りて、R194を南下、寒風山トンネルを通過してから、長沢ダム方向へ向かう。ダム湖に朝霧が立ち上るのが綺麗だったので、車を停めて撮影していると、その間に抜いて行く白い車があった。
 KENさんとの待合場所が近づいたところで、先行した車に追いついたが、寺川神社前から、林道に入っていく。私たちと同じ方向なので、同じ目的地なのかと思ったのだが…。
 待ち合わせより30分近く早めに着いたが、間もなくKENさんも到着したので、一緒に奥に車を進める。白猪谷バンガロー脇を通過して、吉野川源流登山口の付近で、先ほどの白い車が停まっていた。脇を抜けていると、車から降りた女性が手を振っている。takahamaさんである。takahamaさん夫婦とは、秋の白猪谷をご一緒する予定だったが、雨で流れてしまった。今回日程を合わせたわけではないが、偶然同じ日に登ることになった。
201302101050_010  林道終点には既に10台近い車が停められていた。並べるように停めて準備を始める。間もなくtakahamaさん夫婦も到着。チェーンを付けるのに停まっていたらしい。私もKENさんもスタッドレスなので、ここまで来るのに苦労はしなかった。
 準備を整えて、登り始めたのは9時40分。冬山とはいえ、最近の暖かさの為、雪は少ない。
 KENさんはゆっくり目のペースで登っていく。聞けば、汗をかかないようにとのこと。こちらも無駄な動きをしないように、ペースを合わせていく。
201302101134_014  11時 山荘しらさ到着。取りあえず荷物を置かせてもらうために中に入ると、昨夜泊まった方が、これから降りるとかで休憩中。山荘のマネージャーにコーヒーをふるまってもらって、昨夜からの状況を聞く。1月の中旬には1mの積雪があったそうだが、今はかなり溶けてしまっているとのこと。
 一休みを終え、山荘からすぐの伊吹山へ向かう。冬期通行止めの林道(車道)には、時折30cmの雪が積もっていたり、まったくなかったり。風のせいだろうが、これだけ極端なのは冬山ならではなのだろう。
201302101140_021  見事な青空の下、真っ白な雪道を歩くのは、とても気持ちがいい。
 木々が雪をまとっている。待機中の水分が風で木々に吹き付けられ、そのまま凍りつくのが霧氷。降った雪が木々に降り積もるのとは少し違うようで、この高度でこの氷の付き方は、霧氷なのだろう。霧氷を目近に見るのは初めてである。
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 木々の間から、石鎚や瓶ケ森を臨むシーンになると、集中的に撮っていく。中々イメージ通りにならないので、枚数が増えていく。
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201302101200_096_3    車道からそれて、伊吹山頂上へ。ここで昼食。KENさんがお湯を沸かしてくれたので、カップラーメンにお湯を注ぐ。こちらも湯を沸かす道具を持ってきてはいるが、KENさんは風覆いも持参しており、火力も強いので湧くのも早い。
 右の写真は食事前、頂上付近からのもので、遠くに西条の市街地が見えている。

201302101208_125_2  食事の準備中に、一人登ってきた。この方とは、白猪谷を登ってくる途中で会っている、車道ではなく、登山道を撮影しながら登ってこられたとのこと。今日は日帰りで、この伊吹山頂上が目的地だそうで、食事を終えると元来た道を下りて行かれた。
 食事の後、お湯でとかす甘酒をKENさんか出してれた。雪の中で甘酒、いい気持である。滝前での食事は、コンビニおむすびでも感動ものだが、もっと食事を工夫してもいいかなと思った。

 食事を終えると、よさこい峠方向へと降りる。
左の写真に見える白い点は、枝に着いた雪が風で飛ばされたもの。

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 反対側からtakahamaさん夫妻が登ってきた、我々とは逆のルートで伊吹山を巡っているようだ。お二人は日帰りなので、頂上まで登ったら帰るそうだが、来週高瀑で合えるかな。

 枝に着いた氷が融けてキラキラ光る。撮ってみるが、全く雰囲気が出ない。右の写真は焦点を変えて撮ってみたところ。これが一番雰囲気が出たかな。
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 4時過ぎに山荘に戻る。日没を撮るのが今回も目的のひとつ。
 石鎚頂上付近に雲がかかり、またこの時期では太陽の沈む位置も今一つだが、それもまた思い出。

 山荘の宿泊客は我々二人だけ。山荘は冬季営業はしていないのだが、予約すれば開けてくれる。準備してくれた夕食は、地鶏の鍋。KENさんが、マネージャーも一緒に一杯やろうと誘って、食事にお酒を楽しむ。酒を飲めない私だが、会話は楽しく、いつの間にか時間は9時を回っていた。
201302102150_372  夜中に出発するので早めに休むことに、明日に備え、持ってきた衣類を出し、ザックを詰め直している間、KENさんは、星を撮影していた。見せてもらった写真があまりに綺麗だったので、山荘から出て、三脚を据え夜空にレンズを向ける。寒さの為、短時間だったが、見事な星空に魅了された。右の写真、オリオンが写っているのがわかるだろうか。

 10時過ぎ、就寝。寝具が借りられるのでありがたいが、室内でも気温は低く、顔までもぐり込む。寝返りをうつのも寒いくらいの気温。やはり冬山は厳しい。

 つづきます。 

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